のんびりほのぼの。
疲れたときに読みやすい漫画です。
私はもう30も近いですが、
「ほのぼの〜」とした気持ちになれる漫画だと思います。
内容は薄いけど、あったかいとおもう。
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草の上 星の下 (クイーンズコミックス) コミック – 2008/6/19
谷川 史子
(著)
結婚してスイスで暮らしていた姉が、突然の帰国。久しぶりに会った姉の笑顔に、心の隅に片付けたはずの“ある気持ち”がよみがえり――姉妹の繊細な心の揺れを描いた表題作ほか、心打つ長編読切り3編を収録。
【収録作品】サルビア/プリズム/春が来たなら/告白物語
【収録作品】サルビア/プリズム/春が来たなら/告白物語
- 本の長さ200ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2008/6/19
- ISBN-104088654838
- ISBN-13978-4088654836
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (2008/6/19)
- 発売日 : 2008/6/19
- 言語 : 日本語
- コミック : 200ページ
- ISBN-10 : 4088654838
- ISBN-13 : 978-4088654836
- Amazon 売れ筋ランキング: - 396,398位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2008年6月24日に日本でレビュー済み
少女漫画家、谷川史子の短編集。
僕は谷川史子の作品は、本作以外には『くらしのいずみ』しか知らない俄かですが、本作もグッと、キュンと、ブワッと来ます。
内容は4話からなる短編で、梗概は以下。
1.草の上 星の下
姉妹の物語。
容姿端麗、周囲(家族)に愛され御姫様あつかいの姉にコムプレックスを持つ妹が主人公。妹は24歳で、立派な社会人。大学時代から付き合っている彼氏も居て、順風満帆。
しかし、結婚して旦那の転勤(スイス)に付いて行った姉が、突然実家へ帰宅。
帰宅の理由も話さず、しかし、父も母も姉の突然の帰宅をただ喜びます。
妹からすれば、仕事もせずに家にいて持て囃される姉が面白くない。
挙句、自分の彼氏までが「きれいな人だなあ」との発言。
堪りかねた妹は――。
2.サルビア
夫婦の物語。
旦那の所持する本に挟まっていた、旦那と女性の2ショット写真を見つける。
写真の相手を旦那に問い詰める主人公。
その写真の女性は――。
3.プリズム
教師と生徒の物語。
担任に惚れた女生徒。積極的に接しても全く相手にされず、ついに自宅にまで押しかけるも、その教師宅には女性が居た――。
4.春が来たなら
親子(父と娘)物語。
作家の父親と、その担当編集が彼氏の女性。母が早くに亡くなって父と娘の2人暮らしが続いていた。
そこへ、担当編集である彼氏がプロポーズをしてきた。父を置いて出て行くのか、彼を置いて父と過ごすのか、娘の選択は──。
女性向けの作品故に、葛藤する女性(主役)に対して、男性は1歩先を行っています、精神的に。
しかし、その男性達が、御都合主義の万能キャラではなく、主人公(女性)よりも1歩先を行っているのは、女性への想いや覚悟がある故に滲み出た行動なのだ、と男女偏りなく丁寧に自然に描かれています。
主人公である女性陣の愛らしさに加え、男の僕からみても格好いい男性達。
正直なところ、僕はどちらかと云うと男性達に胸を打たれましたw
谷川史子は、随分と藝暦が長い作家なのですが、僕は先日発売された『くらしのいずみ』で知りました。
『くらしのいずみ』で惚れ込み、今は過去作を漁りつつ、今回の新作を読みました。
僕の周りには谷川史子の既読者がおらず、語り合える戦友(とも)がなく寂しい限りです。
グッと、キュンと、ブワッと来る谷川史子作品。
男女不問、誰にも彼にも、とにかく推奨。
僕は谷川史子の作品は、本作以外には『くらしのいずみ』しか知らない俄かですが、本作もグッと、キュンと、ブワッと来ます。
内容は4話からなる短編で、梗概は以下。
1.草の上 星の下
姉妹の物語。
容姿端麗、周囲(家族)に愛され御姫様あつかいの姉にコムプレックスを持つ妹が主人公。妹は24歳で、立派な社会人。大学時代から付き合っている彼氏も居て、順風満帆。
しかし、結婚して旦那の転勤(スイス)に付いて行った姉が、突然実家へ帰宅。
帰宅の理由も話さず、しかし、父も母も姉の突然の帰宅をただ喜びます。
妹からすれば、仕事もせずに家にいて持て囃される姉が面白くない。
挙句、自分の彼氏までが「きれいな人だなあ」との発言。
堪りかねた妹は――。
2.サルビア
夫婦の物語。
旦那の所持する本に挟まっていた、旦那と女性の2ショット写真を見つける。
写真の相手を旦那に問い詰める主人公。
その写真の女性は――。
3.プリズム
教師と生徒の物語。
担任に惚れた女生徒。積極的に接しても全く相手にされず、ついに自宅にまで押しかけるも、その教師宅には女性が居た――。
4.春が来たなら
親子(父と娘)物語。
作家の父親と、その担当編集が彼氏の女性。母が早くに亡くなって父と娘の2人暮らしが続いていた。
そこへ、担当編集である彼氏がプロポーズをしてきた。父を置いて出て行くのか、彼を置いて父と過ごすのか、娘の選択は──。
女性向けの作品故に、葛藤する女性(主役)に対して、男性は1歩先を行っています、精神的に。
しかし、その男性達が、御都合主義の万能キャラではなく、主人公(女性)よりも1歩先を行っているのは、女性への想いや覚悟がある故に滲み出た行動なのだ、と男女偏りなく丁寧に自然に描かれています。
主人公である女性陣の愛らしさに加え、男の僕からみても格好いい男性達。
正直なところ、僕はどちらかと云うと男性達に胸を打たれましたw
谷川史子は、随分と藝暦が長い作家なのですが、僕は先日発売された『くらしのいずみ』で知りました。
『くらしのいずみ』で惚れ込み、今は過去作を漁りつつ、今回の新作を読みました。
僕の周りには谷川史子の既読者がおらず、語り合える戦友(とも)がなく寂しい限りです。
グッと、キュンと、ブワッと来る谷川史子作品。
男女不問、誰にも彼にも、とにかく推奨。
2009年8月23日に日本でレビュー済み
谷川さんの作品はりぼん時代から大好きだったのですが
最近の作品はりぼんの頃よりさらに素晴らしいと思います。
谷川さんの作品には丁寧に心の動きを描かれてあって、
そして1作品に必ず1つはグッと心をつかまれる言葉が入っている。
何度も読み返して、毎回同じ部分で涙してしまいます。
この短編集の中で一番つかまれたのは
表題作「草の上、星の下」の主人公の彼のセリフ。
姉に対するもやもやとした気持ちが鬱屈して
卑屈になってしまった主人公に対して、
彼は厳しく、しかし愛の溢れる言葉で叱るのです。
キザに決めすぎたセリフじゃなくて、
ちょっと滑稽なくらいの言葉が逆にストレートに心に響きます。
3作目の「プリズム」はストーリーとしては切ない話のはずなんだけど
なんとも読後感がよいです。
ラストで主人公に初めて一人の男の人として向き合う先生の瞳に、
何かが宿っていることに気づく主人公。
キラキラ輝いたその感覚を『プリズム』というタイトルで表現したことに
心からため息が出ました。
4作目の「春が来たなら」も心あたたまるお話です。
絵本というアイテムを通して親子の心がそっと寄り添っている事を表現している。
あのくまの絵本、私も読みたくなりました。
全編通してそうなんだけど、谷川さんの書く男の人は、とてもカッコいい。
そしてとても可愛い。
等身大であったかくて人間臭くて少しドジだったりして、
でも誰かを大切にすることをちゃんと知っている人たち。
現代版の理想の王子様だと思います。
最近の作品はりぼんの頃よりさらに素晴らしいと思います。
谷川さんの作品には丁寧に心の動きを描かれてあって、
そして1作品に必ず1つはグッと心をつかまれる言葉が入っている。
何度も読み返して、毎回同じ部分で涙してしまいます。
この短編集の中で一番つかまれたのは
表題作「草の上、星の下」の主人公の彼のセリフ。
姉に対するもやもやとした気持ちが鬱屈して
卑屈になってしまった主人公に対して、
彼は厳しく、しかし愛の溢れる言葉で叱るのです。
キザに決めすぎたセリフじゃなくて、
ちょっと滑稽なくらいの言葉が逆にストレートに心に響きます。
3作目の「プリズム」はストーリーとしては切ない話のはずなんだけど
なんとも読後感がよいです。
ラストで主人公に初めて一人の男の人として向き合う先生の瞳に、
何かが宿っていることに気づく主人公。
キラキラ輝いたその感覚を『プリズム』というタイトルで表現したことに
心からため息が出ました。
4作目の「春が来たなら」も心あたたまるお話です。
絵本というアイテムを通して親子の心がそっと寄り添っている事を表現している。
あのくまの絵本、私も読みたくなりました。
全編通してそうなんだけど、谷川さんの書く男の人は、とてもカッコいい。
そしてとても可愛い。
等身大であったかくて人間臭くて少しドジだったりして、
でも誰かを大切にすることをちゃんと知っている人たち。
現代版の理想の王子様だと思います。
2020年10月31日に日本でレビュー済み
ものっそい存在感、そしてものっそい見易い。
下手に細い線が巧いと背景とかと同化してしまって
ものっそい見づらくなるもんなのだけれども。
あと、この人の描くショートの子がいちいちものっそいツボ。
下手に細い線が巧いと背景とかと同化してしまって
ものっそい見づらくなるもんなのだけれども。
あと、この人の描くショートの子がいちいちものっそいツボ。
2013年6月9日に日本でレビュー済み
2008年初版。読み切り集。
草の上、星の下: 美しく優しく気が利いて秀才の姉にコンプレックスをもつ朝子。その姉が突然実家に帰ってくる。
サルビア: 12歳年上の夫を持つ棗。昔の彼女とのツーショット写真を大切にしている夫にやきもきする中、元彼から会えないかと連絡が。
プリズム: 無口で無愛想な物理教師に恋する高校生・柚寿子。先生の秘密をつかみ、脱・その他大勢を目指す。
春が来たなら: 母が早くに亡くなり、父一人娘一人の家庭で育った智。プロポーズをしてくれる彼も、父も、どちらも大切で。
告白物語:あとがき漫画2P
現状への小さな不満・不安・コンプレックスはあるけれども、自分のいる場所を振り返り、納得してまたあゆみ始める…とか、過去のほろ苦い思い出も、振り返れば自分を形作り支える大切な時間だったと気が付く…というストーリーは、繰り返し描かれているようです。
誰も彼も純粋で、一生懸命で、優しい。暖かな読後感です。
草の上、星の下: 美しく優しく気が利いて秀才の姉にコンプレックスをもつ朝子。その姉が突然実家に帰ってくる。
サルビア: 12歳年上の夫を持つ棗。昔の彼女とのツーショット写真を大切にしている夫にやきもきする中、元彼から会えないかと連絡が。
プリズム: 無口で無愛想な物理教師に恋する高校生・柚寿子。先生の秘密をつかみ、脱・その他大勢を目指す。
春が来たなら: 母が早くに亡くなり、父一人娘一人の家庭で育った智。プロポーズをしてくれる彼も、父も、どちらも大切で。
告白物語:あとがき漫画2P
現状への小さな不満・不安・コンプレックスはあるけれども、自分のいる場所を振り返り、納得してまたあゆみ始める…とか、過去のほろ苦い思い出も、振り返れば自分を形作り支える大切な時間だったと気が付く…というストーリーは、繰り返し描かれているようです。
誰も彼も純粋で、一生懸命で、優しい。暖かな読後感です。
2008年10月23日に日本でレビュー済み
久しぶりに読んで泣いちゃいました一冊でした。
すっごいほんわか〜なタッチで描かれてますが、
どの作品の女の子も、最後はとっても大切なものを手に入れます。
そのためにものすっごい葛藤があったり、苦しんだり、時には大切なものを見失っちゃったり。
誰にでもあるよね、そういう事。だからこそ作品に説得力がありますね。
一番近くにあるからこそ見えなくなっちゃうものが、見えてくる作品でした。
パートナーもすっごい魅力的でした。
ちょっと何か抜けてたり、ちょっと空気読んでなかったり。
そういうのがまた可愛くって(笑)
でも、その人の一言一言に想いが入ってて、それが心地いいくらい胸に響くものでした。
だからこそそれに甘えて酷い事言っちゃったり、拒絶しちゃったりして、
一度は離れちゃうような気持ちを、しっかり引き止めてくれるパートナーの魅力。
読もうとして構えて読む作品じゃなくって、自然に溶けるようにして入っていける作品でした。
思わず友達に話したくなっちゃいますような作品。久しぶりにこういうのに出会いました。
すっごいほんわか〜なタッチで描かれてますが、
どの作品の女の子も、最後はとっても大切なものを手に入れます。
そのためにものすっごい葛藤があったり、苦しんだり、時には大切なものを見失っちゃったり。
誰にでもあるよね、そういう事。だからこそ作品に説得力がありますね。
一番近くにあるからこそ見えなくなっちゃうものが、見えてくる作品でした。
パートナーもすっごい魅力的でした。
ちょっと何か抜けてたり、ちょっと空気読んでなかったり。
そういうのがまた可愛くって(笑)
でも、その人の一言一言に想いが入ってて、それが心地いいくらい胸に響くものでした。
だからこそそれに甘えて酷い事言っちゃったり、拒絶しちゃったりして、
一度は離れちゃうような気持ちを、しっかり引き止めてくれるパートナーの魅力。
読もうとして構えて読む作品じゃなくって、自然に溶けるようにして入っていける作品でした。
思わず友達に話したくなっちゃいますような作品。久しぶりにこういうのに出会いました。
2008年6月20日に日本でレビュー済み
谷川さんの作風が好きなわたしにはたまりません。
メインは恋愛なのですが、姉妹愛・親子愛なども盛り込まれていて、人を大切に思う気持ちがヒシヒシと伝わり、心地よい涙が流れます。
読後感はほんわか。
パートナーが大切だと再認識できる作品ばかりでした。
メインは恋愛なのですが、姉妹愛・親子愛なども盛り込まれていて、人を大切に思う気持ちがヒシヒシと伝わり、心地よい涙が流れます。
読後感はほんわか。
パートナーが大切だと再認識できる作品ばかりでした。
2008年11月6日に日本でレビュー済み
表題作「草の上星の下」で、姉妹が川の土手で並んで、たい焼きを食べる場面や、「サルビア」の花の脇で夫婦が語らう姿、「プリズム」で、卒業して巣立っていく女学生、ページをめくったそのときに、まるでこちらへ風が吹いてくるようでした。
冬の冷たい風ではありませんが、春先のまだ冷気を含んだ風や、初秋の、半そででは少し肌寒い夜の感じです。
だからこそ、人は寄り添うことで、ぬくもりを覚えるのでしょう。
そんな大気までつまった作品集です。
冬の冷たい風ではありませんが、春先のまだ冷気を含んだ風や、初秋の、半そででは少し肌寒い夜の感じです。
だからこそ、人は寄り添うことで、ぬくもりを覚えるのでしょう。
そんな大気までつまった作品集です。