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屍鬼 11 (ジャンプコミックス) コミック – 2011/7/4

4.7 5つ星のうち4.7 93個の評価

199X年猛暑の夏から始まった凄惨な事件…。外場村で起こった人と屍鬼による争いは、遂に終わりの時を告げようとしていた。『生』と『死』に囚われ続けた両者に、果たして安住の地はあるのか…。今、その答えが出る……。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 集英社 (2011/7/4)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2011/7/4
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • コミック ‏ : ‎ 204ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4088702670
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4088702674
  • カスタマーレビュー:
    4.7 5つ星のうち4.7 93個の評価

著者について

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小野 不由美
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大分県中津生れ。大谷大学在学中に京都大学推理小説研究会に在籍。「東亰異聞」が1993(平成5)年、日本ファンタジーノベル大賞の最終候補作となり、話題を呼ぶ(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 黒祠の島 (ISBN-13: 978-4396331641)』が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中4.7つ
5つのうち4.7つ
93グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2011年7月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
長く陰鬱な(失礼)物語も、ようやく幕を閉じる時が来ました。
重苦しいテーマでも、藤崎先生の絵柄もあってこそ漫画版の支持層も
広がったのだと思います。

これまでの話では、屍鬼との生き残りをかけた戦いで人間性を失っていく
村の人達が描かれていきました。対する屍鬼は、過去の人間性を見せながらも
駆逐されていきます。つまり、物語の序盤とは逆転現象が起き、人間は殺人鬼に変貌し、
屍鬼は元の人間的な存在へと回帰してしまったのです。

また、漫画版ではアニメーション版とは異なり、かなり悲惨な描写も逃げずに
表現されているのが特徴です。半ば殺人鬼と化した大川の腕を切り落とす静信や、
脳が露出した佳枝の特攻爆死攻撃、人間を襲う人間など…これが実写だったらと思うと
とても正視に堪えないものになったでしょう。

最終的には、村の存在自体が消えてなくなります。
残された人と屍鬼、決着は付かないまま、それぞれの思いを胸に離れ離れになって
行きます。スッキリしないといえばそうですが、解放感と安堵感が込み上げてくるのは
流石だと思います。

藤崎オリジナル版の続編があっても良いのではないでしょうか。
17人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年7月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
藤崎さんにはお疲れさまと感謝の言葉を言いたくなりました。
終始、作品やキャラクタアへの愛情が感じられてよかった。

コミックス、アニメ、原作の順番で入ったのですが、
原作を読むにあたり、非常に長く、陰惨でもあるので、
「これ全部読めるのか?」
「これ漫画化できるのか?」
と思ったものでしたが、
アニメを含め、相乗効果を出し合って、
屍鬼は、より面白く深い作品に育っていると感じました。

最終巻の展開としては、夏野に関してはアニメに近いですね。
ほかは巧みに原作のストーリイを噛み砕いてコミカライズしている。
元々好きだったのもありますが、コミカライズが藤崎さんで
本当によかったと思わずにはおれない出来です。

欲を言うと、拗れ、離れてしまった敏夫と静信の関係に、
もう少し触れてくれていたらよかったかな。でも、
原作の世界観を崩さぬためには、これでよかったのでしょう。
25人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年11月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
フジリュー先生の漫画は原作という素材のよさを生かしつつ、自己なりにアレンジ利かせて料理するのがすごく上手い
この漫画もその一つ
あれだけの長編をまとめあげかつ、笑いの部分を作り読者を疲れさせない退屈させない作りにしている
その笑いと悲劇がちゃんと噛み合っていて絶妙な味を出している
またフジリュー先生の料理を食べたいものです
オリジナルでももちろんいいです
20人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年1月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なにやらラストに賛否両論あるようですが、個人的には十分面白かったです。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年7月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まず、小野さんが暗い物語が多いので、そこで読者が減る(カッコをつければ、読者を選ぶ。)
藤崎さんは明るいものが多いですが、短編集などを読めば解りますが、本人は暗いと言うか、考え込むタイプ。
そういう意味では相性がいいかもしれません。

個人的には2人とも好きなので最高なのですが、ラストはスカッとは終わりません。

炎が燃え上がって消えた後の煙まで描いた感じ 笑。

上手く言えないですが、スーッと終わります。

それがイヤな人もいると思います。

全体を通して、小野作品の良さ(暗さなど)を描きつつ、フジリューらしさも出したと思います。

フジリューらしさは、変な言い方ですが、『封神演義』のようなマンガらしさと短編集にみられるような個人的ならしさの両方を出せていたと思います。

たぶん、小野さんが最後に「物語を読み解く力に優れ、紡ぎ出す力に優れた方」と言ってましたが、物語を作る力は少し弱いのかもしれません(考え込んで収集がつかなくなる感じ)。

なので、オリジナルよりは原作を自由に描けると、また面白いものが読めるかな?と感じました。

個人的にはオリジナルも読みたいですが 笑。

オススメですが、暗いのが嫌い、キチンと答えが欲しいと言う方にはかなりオススメ出来ないです。

そのような意味も込めて、この星は4つにしました。
26人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年7月12日に日本でレビュー済み
まず、11巻の表紙の美しさにしばらく見入ってしまいました。
決意を持った静信の力強い顔つきに、期待を持って読み始めました。

もともとは藤崎先生の画風が苦手だったのですが、友人に1巻を薦められてから
作品の魅力に見事にハマってしまい、毎巻の発売を心待ちにしていました。
自分の中のコミックの世界観を崩したくなかったので、コミックが祭終話にて完結するまでは
原作の小説も読まず、アニメも見ませんでした。

この物語は、単純に言ってしまえば、人間と屍鬼の戦いなので、
最後はどちらかの勝利で終わってしまうと頭ではわかっていたのですが、
それでも、毎回ハラハラ・ドキドキしながら新刊を心待ちにしたものです。

1巻からは、ジワリジワリと忍び寄る恐怖を、ややスローテンポ気味のスタートでしたが、
人間の反撃が開始されるやいなや、怒涛のスピード感での展開で、息つく間もないくらいでした。

主要人物(夏野・正雄・佳枝・清水・辰巳・沙子・大川・静信)の内面部分は、この最終巻で
ほぼ描き切っておられましたが、尾崎先生の心情がほとんど無かったのが残念です。
「幼馴染み→敵対する関係」となってしまった、静信と尾崎先生の会話も何かあって欲しかったです。

絶望して死んだように生きていた静信が、あがいて生きていく事に腹をくくった時の
力強くなった変化を見ていると、
村人みんなに尊敬される立派な住職という自分を捨ててでも、逃げ隠れしながらも屍鬼として
生きていく事のほうが、静信の望んでいた生き方だったのだろうと、しみじみ思いました。

あと、死にゆく辰巳のつぶやきが良かったです。

屍鬼という「人間の敵」「悪役」を使って、実際は人間の「恐ろしさ」「醜さ」を
描き切った藤崎先生に脱帽です。
先生、お疲れさまでした。素晴らしい作品をありがとうございました。
23人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年7月5日に日本でレビュー済み
人間の欲や感情を剥き出しにした時の姿が生々しく見事に描かれています

「鬼」は果たして
どちらだったのか....

あと、夏野の最期がとても印象的でした
狂った村で妙に異質な存在だった夏野

まだ若い彼が人狼になってしまい、壊れた父を前に何を思いながら落ちて行ったのだろうか

その事を考えると
涙が出てきます

原作とはまた違った一つの作品としてとても楽しませていただきました 執筆お疲れ様でした
18人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年2月21日に日本でレビュー済み
藤崎先生の作品が好きなので、一気に読みました。

原作とは少し違う展開になりましたが
彼に関しては、原作で退場した時に喪失感がありすぎて
ラストが物足りなく感じてしまったので
違う角度からアプローチしてくれた漫画版には感謝しています。

終盤、人間側の残虐さを際立たせた原作やアニメに対して
漫画版は定文の心中をセミの鳴き声にたとえたり
暴挙の中にある人の思いを残して表現しているように思います。

最後村人たちがどうなったかは、原作と同じでほとんど書かれていませんが
そのあたり少し描いてほしかったです。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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