子供に読ませたい漫画の一つです。
夢を実現させるためには、犠牲にすることもあるという現実、
努力し続けることの難しさと、成し遂げることの尊さ。
そんなことを親が子供に言っても反抗されるだけだけど
そういうことが感じ取れる作品だと思う。
勿論、そんな御託よりも作品が面白くて大好きです。
個人的に、努力と苦労が嫌いな平丸サンは好きです。
技術はあるのに、煩悩だらけの中井(嫌いだから呼び捨て)とのやり取り
笑いまくってしまいました。
本当に平丸サンって、いい人だ〜。
続きがドンドン読みたいっ!

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バクマン。 15 (ジャンプコミックス) コミック – 2011/10/4
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購入オプションとあわせ買い
人気が急落し、焦る七峰は、起死回生を狙い最高達にある条件で勝負を挑む!! 果たして結果は…!? その勝負が終わったのも束の間、テレビから衝撃のニュースが流れてきて、亜城木夢叶に最大の危機が訪れる…。
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2011/10/4
- 寸法10.6 x 0.9 x 17.3 cm
- ISBN-104088702948
- ISBN-13978-4088702940
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (2011/10/4)
- 発売日 : 2011/10/4
- 言語 : 日本語
- コミック : 192ページ
- ISBN-10 : 4088702948
- ISBN-13 : 978-4088702940
- 寸法 : 10.6 x 0.9 x 17.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 19,534位コミック
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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223グローバルレーティング
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上位レビュー、対象国: 日本
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- 2011年10月4日に日本でレビュー済みバクマンの新刊。
今回は内容が盛りだくさん。
邪道なライバル七峰との決着
ダメ人間中井さんの最低な行動
サイコーの同窓会
PCPの模倣犯が出現
どれも好きな話だったので
かなり楽しめた。
前巻ではサイコーが
プロとしての在り方
いわば感情論で
「ネットで大勢の人にアイデアを出してもらう」
という七峰漫画の作り方を否定していたが
今巻ではシュージンが
それを方法論の面から論理的に批判している。
七峰のやりかたは
一見理にかなったものに思えるだけに
この的を得た批判はかなり重要。
主人公たちの漫画の作り方もそうだが
「感情論だけでどうにかなった」という
ある意味少年漫画らしい結末に甘えることなく
そこに必ず論理的な根拠を加えているのが
『バクマン。』の魅力である。
そして
個人的にたぶんバクマン。で一番好きな話が
サイコーが同窓会に行く話。
自分が普通の青春を送れず
周りの人たちと違うことに気付かされたサイコーが
その後シュージンと語り合う。
(今巻の表紙はその場面をモチーフにしたもの。
読んだ後だと表紙だけで泣ける。)
その際『あしたのジョー』の会話をそのまま引用しているようなのだが
それが最高にアツい。
ホントは上に挙げた全部の話に触れようと思ったけど
長くなるので割愛。
ちなみに今巻一番の名場面は
PCPの模倣犯が出て落ち込むシュージンが
「もし俺たちに子供がいて、PCPの真似したら、やっぱり嫌だよな?」
と香耶ちゃんに聞いたときの、彼女の答え。
これは少年漫画史に残る至高の一コマ。
こうして見ると
やっぱ今巻は内容濃い。
表紙もいい。
文句なしの満点。
- 2011年11月7日に日本でレビュー済みこの15巻、1巻の次に好きかもしれない。
摸倣犯のエピソードを読みながら胸がアツくなった。
「デスノート」の名をかたる犯罪(海外ですが)が一時報道された事を思い出して。
これをデスノートコンビのお二人で描いた事の意味は大きい。
渦中の作家の精神状態や周囲の対応、マスコミ、色んな要素が混沌として当事者たちを呑み込んでゆく様は寒気がする思いで読んだ。
これを踏まえて振り返ると、亜城木夢叶が作品の傾向によってアニメ化実現への壁にぶち当たる展開も、作家本人の経験してきたモロモロを表したものと考えられて、一層感慨深い。
そしてなにより素晴らしく思ったのは、これら「見えない壁」に対して作者がバシっと答えを提示している事だ。
それも実に少年マンガ誌に掲載するにふさわしい答え。
たてまえでなく、作者の熱い魂がこもった答えだと思う。
(これが嬉しくて、夜中にひとりで「よっしゃ!」とこぶしを握りしめてしまった…)
世の有象無象について、子を持つオトナとしてはできるだけ目隠ししておきたくなるキモチがある。
しかし、それでは問題は解決しなくてただ逃げているだけなのだ。
汚れ、傷つき、それを磨き上げてこそ真の知力を手に入れられる。
だから隠さない。
けれどまっとうであれと願い、信じる道はしっかりと示す。
これこそオトナがすべき事ではないかと思う。(時期は選ぶべきかと思いますが)
先日読んだ「荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論」でも、そのようなメッセージを受け取った。
ジャンプが特別であり続ける理由の一端をかいま見た気がする。
以上の考え方に依って、中井のサイテーすぎるエピソードも「アリ」だと思う。
むしろ隠しようもなく、オトナの実情を子ども達は既に知っているはず。
それに対するひとつの答えを示していて、見事だと感じる。
あんなに落ちぶれても、見捨てない。
価値がないと言って切り捨てたりしない。
中井は独りじゃない。
それだけで素晴らしい。
今回「バクマン。」を貫く魂を見せてもらい思ったこと。
亜城木夢叶の目指す「邪道な王道」
これはすでに「バクマン。」によって実現されていると思う。
誰も踏んだ事が無い地平を突き進むお二人に拍手喝采をおくりたい。
両先生、これからも熱い、理想を掲げた作品を作り続けていって下さい!
- 2011年10月6日に日本でレビュー済み同窓会に出た最高、周りの友達との違和感。
その後、遅れて来た秋人との会話が「明日のジョー」を
モチーフにして語られていました。
休むことなくマンガだけを作ってきた二人にしか
出来ない会話です。
人生でこれほどの相棒と仕事に恵まれる人間って
どれだけいるでしょうか?
後半はこの二人に思いがけない波乱が待ち伏せますが
相手を「信じる」という気持ちが、読んでいて
とても清々しかったです。
それは中学からの二人を追ってきた読者なら
共感できると思います。
中井さんの展開はベタの中のベタ、と言った
所ですが、平丸の登場に救われました(笑)
できればそろそろ亜豆ちゃんと最高の二人の展開も
期待したいところです。
次から次へと難題の降りかかる二人ですが
頑張って欲しいです。
- 2017年3月19日に日本でレビュー済み七峰との決着ついたり。
個人的には平丸さんと蒼樹さん好きなので、今回平丸さんの活躍が見れてよかった。
- 2011年10月19日に日本でレビュー済み14巻で期待を下回ったとレビューしたものです。
今巻は期待を上回りました。
七峰篇は最後まで別段面白いとは思いませんでしたが、
今後の七峰透の伸びに少し期待が持てそうなラストがよかったです。
平丸関連のおとぼけ展開も1巻に1エピソードくらいでちょうどいい感じ。
そして後半の盛り上がりはすごい!
また、1位を敢えて狙いにいったエイジの思惑が何なのか等、
次巻が今から待ち遠しい結びとなっています。
今巻に関して言えば、内容が充実していながらも
展開のスピードがもたつくこともなく、本当に丁度よかったです。
(ワンピースにもこのくらいのスピード感があれば・・・)
それと絵はなんだかだいぶ落ち着いた感じがして
見ていて一時期感じたような違和感は全くなくなりました。
見慣れただけというのもあるかもしれませんが、
小畑先生の書くコミカルタッチな絵もいい味出してます。
蒼樹紅・亜豆だけは意識的に丁寧に可愛く書いてるように
感じられるのも個人的には印象が良かったです。
1巻でこれだけ内容が詰まっていながらも、詰め込み過ぎとは
全く感じさせない展開力と画力は本当に素晴らしいと思います。
これで420円は安い買い物です。
- 2011年10月5日に日本でレビュー済み連載当初こそ、スピード感のある展開と派手さをもった面白さでしたあが、
主人公たちの歩みと同様に、この作品自体の面白さも、
着実に確実に、地の足のついたしっかりとした魅力になってきていると思います。
安心して読める、とはいえ、決してドキドキしなくなるようなことはなく、
間違いなく良作といえます。
- 2011年10月4日に日本でレビュー済み前巻は七峰透が登場し、彼の邪道な方法と亜城木夢叶の正攻法の対決で1冊丸々使い、しかもその巻では完結しないという少し残念な内容でしたが、この巻の序盤で対決は一区切りし、その後は、中井さんの転落っぷりからの更正や、普通の青春時代を送れなかった主人公達の葛藤、PCPの模倣犯との戦い?等、いろんな展開があります。
いかにも少年マンガなベタなシーンや台詞もありますがそれが素直に楽しく、飽きずに読めて充実した内容でした。
以前、デスノートを意識した事件がありましたが、作者はその経験を踏まえて今回の話を描いたのかも、とか思ってしまったり…