ジャンプ・コミックス/原作:隆慶一郎、漫画:原哲夫、脚本:麻生未央『花の慶次 ―雲のかなたに― 2』のレビュー。
本巻のサブタイトルは「大ふへん者の巻」だが、「大一物者(おおいちもつもの)の巻」でも良いかもしれない。
末森城を攻める佐々の兵に対し、「そりゃあ 俺の鉄砲をくらえーい!」と一物から水鉄砲(あえてこの表現にしました)を浴びせる慶次と助右衛門。
「戦闘時には例外なく縮こまる一物が隆々と立った!これは慶次の底なしの度胸を示すものである!」<(`^')>
それにしても、士道を重んじる慶次も、敵兵の顔には平気で“水鉄砲”をぶっかけるんだなぁ。
佐々成政が慶次に一物をつかまれて投げ飛ばされそうになったときも、水鉄砲をお見舞いしている。
前田利家が浸かる風呂に慶次がこっそり入ってきたときも、「おおわ!顔に似ぬ、なんたる一物!」と利家を驚愕させるシーンがある。
それと、後半に登場する「棒涸し」(^_^;)
ここでも四井主馬がいい味出してる。
特に、利家とのやり取りは「ぷっ」と笑ってしまう。
134ページ、利家にぶん殴ぐられての「あいとわ!!」のあたりなんか「わはは」だ(^^)
慶次に、蛍の秘技「棒涸し」は通用するのか!?
第3巻へ続く。
ドドォーン!
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花の慶次 第2巻 大ふへん者の巻: 雲のかなたに (ジャンプコミックス) コミック – 1990/11/1
天下一の傾奇者、前田慶次。前田利家の甥にあたる慶次は、隣国越中より攻め入った佐々成政軍と戦うべく出兵した。唯一無二の友、奥村助右衛門と共に、「いくさ人」として成政に立ち向かう慶次!
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日1990/11/1
- ISBN-104088714229
- ISBN-13978-4088714226
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (1990/11/1)
- 発売日 : 1990/11/1
- 言語 : 日本語
- コミック : 192ページ
- ISBN-10 : 4088714229
- ISBN-13 : 978-4088714226
- Amazon 売れ筋ランキング: - 210,497位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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2003年7月9日に日本でレビュー済み
「花の慶次」は1990年から週刊少年ジャンプに連載された、傾奇者(かぶきもの)を主人公にした歴史ロマン漫画。その最大の魅力はなんといっても主人公前田慶次の生き様。自由と風流を愛し、愛馬・松風とともに絢爛なる安土桃山時代を疾駆したその姿は時代を超えて読むものを惹き付ける魅力をもつ。原作は隆慶一郎の「一夢庵風流記」。その本巻。天下一の傾奇者、前田慶次。前田利家の甥にあたる慶次は、隣国越中より攻め入った佐々成政軍と戦うべく出兵した。唯一無二の友、奥村助右衛門と共に、「いくさ人」として成政に立ち向かう慶次。