太公望は非常事態のため周の軍隊をいったん豊邑に引き返させた。
仙界で大きな戦いが起ころうとしていたのである。もはや話し合いでの解決は不可能であった。太公望たちは人間界での数々の戦いの中で互いに信頼関係を築き上げていた。仙人界に戻った今もそれは発揮されたが、十二仙たちはそこに危うさを感じていた。そのうちのひとりである普賢真人は太公望の同期であり親友でもあった。楊ゼンに自分だけでなくその場にいる全員の命を預ける太公望の選択に、普賢には太公望の本来の冷静さが感じられなかった。普賢は太公望に他に策はあるのか聞くが、太公望の決意は固く、他にも考えられるだろう最善の策は遂に語られる事はなかった。だが楊ゼンは太公望の期待に答え、敵地への侵入は成功した。
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封神演義 13 (ジャンプコミックス) コミック – 1999/1/8
藤崎 竜
(著)
まさかの趙公明封神!! 一方、王天君らはついに聞仲を復活させる。趙公明亡き今、停戦が得策と考える太公望に対し、聞仲の目的は崑崙山の完全消滅だった! 崑崙攻略のため聞仲がとった大胆な作戦とは…!?
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日1999/1/8
- ISBN-104088726545
- ISBN-13978-4088726540
登録情報
- 出版社 : 集英社 (1999/1/8)
- 発売日 : 1999/1/8
- 言語 : 日本語
- コミック : 192ページ
- ISBN-10 : 4088726545
- ISBN-13 : 978-4088726540
- Amazon 売れ筋ランキング: - 500,692位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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2003年7月10日に日本でレビュー済み
「封神演義」は1996年から週刊少年ジャンプに連載された歴史ファンタジー漫画です。原作は安能務訳「封神演義」で安能氏の本もかなり脚色が極端なものでしたが、こちらは完全に少年漫画志向。舞台は古代中国、仙人、神、妖怪、人間が混在した時代、主人公、太公望の活躍(?)を描いてる。原作、もしくは古典を楽しんだ人は「何をふざけるな」と思うでしょうが、それはそれ。これはこれで、全くオリジナルなものとしてみれば良し。その第13巻。まさかの趙公明封神。一方、王天君らはついに聞仲を復活させる。趙公明亡き今、停戦が得策と考える太公望に対し、聞仲の目的は崑崙山の完全消滅だった! 崑崙攻略のため聞仲がとった大胆な作戦とは…