DB、幽白やスラムダンクの終了とワンピースが軌道に乗るまでの間、
ジャンプの不況期をるろうに剣心とで支えた名作。
発行部数こそ2200万部とジャンプの中では中堅であるが、
このマイナーなテーマで、あのジャンプの劣勢期に
これだけ完成度の高い作品を出せたのはすごい。
リアルタイムで読めて幸せでした。
そして今見直してもやっぱり面白くて一気読みしてしまいました。
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封神演義 23 (ジャンプコミックス) コミック – 2000/12/22
藤崎 竜
(著)
七つのスーパー宝貝を駆使し、ジョカに対する太公望ら。だが善戦むなしく、ジョカは完全体を取り戻しその強大なる力を見せつける! 暴走する道標を討つための計画が終わりを告げる時、そこに残るものとは…!?
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2000/12/22
- ISBN-104088730593
- ISBN-13978-4088730592
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (2000/12/22)
- 発売日 : 2000/12/22
- 言語 : 日本語
- コミック : 192ページ
- ISBN-10 : 4088730593
- ISBN-13 : 978-4088730592
- Amazon 売れ筋ランキング: - 184,642位コミック
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年5月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「原作と全然違う」というレビューが多いようですが、実は原典の精神からそれほど離れていない漫画だ、という評価が正しいと思います。
原典におけるパオペエの記述を素直に読んでみてください。
ミサイルかレーザーか、としか言えないような表現が一杯です。
古典と言っても高尚文学ではなく、数百年前の「SF娯楽作品」なのですから、こんな風な現代化・漫画化は、ひとつの方法でしょう。
また、原典の本筋に必ずしもつじつまの合っていないところがありますが、ダッキやジョカの大がかりな翻案など、むしろ原典を越えて、上手くまとめあげたものだ、と感心します。
原典におけるパオペエの記述を素直に読んでみてください。
ミサイルかレーザーか、としか言えないような表現が一杯です。
古典と言っても高尚文学ではなく、数百年前の「SF娯楽作品」なのですから、こんな風な現代化・漫画化は、ひとつの方法でしょう。
また、原典の本筋に必ずしもつじつまの合っていないところがありますが、ダッキやジョカの大がかりな翻案など、むしろ原典を越えて、上手くまとめあげたものだ、と感心します。
2011年5月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
僕は、ニンテンドーDSのソフトジャンプアルティメットスターズでこの漫画を知り、購入しました。
藤崎先生の独特の世界観、そして絶妙なギャグセンス、読み出したら本当にとまりません!
僕はこの漫画を読み終えたとき、深夜2時くらいでした(笑)
購入して、損はないはずです!
藤崎先生の独特の世界観、そして絶妙なギャグセンス、読み出したら本当にとまりません!
僕はこの漫画を読み終えたとき、深夜2時くらいでした(笑)
購入して、損はないはずです!
2011年6月30日に日本でレビュー済み
気付けばもう10年以上前の作品なんですね…。早いものです。
マンガ界が誇る奇才、フジリューの初にして最大の連載作品。
作品序盤は基本的に中国の古典小説「封神演義」に沿って進んでいきます。
そしてキャラクターやその他デザインはSF風になっており、非常にとっつきやすいものとなっています。(完全版のオマケで史実の人物像を見たときは…w)
同時進行する朝歌の歴史の勉強にも(ちょっとだけ)なりますね。
様々な宝貝(パオペエ)を使った様々なシチュエーションでのバトルや、知略合戦、果ては料理対決(!?)、クイズ対決(!!?)など、これまでのバトルモノとは一線を画する戦いっぷりに毎度心を躍らせたものです。
そして、(他の作品でもそうなのですが)フジリューリメイクの面白い所は、「物語」を原作通りで終わらせないこと。
中盤からストーリーは急加速&90度の方向転換を見せ、完全に一人立ちを始めます。
そしてその末に訪れる「ラスト」の伏線は、何と序盤からすでに用意されているという。(改めて最初から読んでみるとよく分かります)
本人曰く、序盤からすでにラストは決めており、その時点では意味不明な単語や言い回しを敢えて用いていたようです。
まぁ、その辺はマンガの表現としてはよくあることなんですが、その「ラスト」へ向かう「道(過程)」と、その「ラスト」がとにかく素晴らしい。
中だるみする…と思ったら突如急速に展開していく「道」に、結局は最後まで引き込まれ、付き合っておりました。
そして、その歩んできた「道」が「導(しるべ)」を失う時、物語は終焉を迎え、同時にストーリーとキャラクター達は真の自立を始めます。
ラストの「彼」のセリフと、直後のナレーションの最後の一文、これにはグッとさせられました。
打ち切り作品、中だるみする作品の多い最近のジャ○プ作品の中で、これほど大きく風呂敷を広げ、丁寧にモノを並べ、それをキレイに畳んだ「物語」はそうそう無いのではないでしょうか。
その面白さはもとより、その「道」…「テーマ」から多くのことを感じ取れる、素晴らしい作品です。
是非一度、読んでみてはいかがでしょうか。ずばり「オススメ」です。
マンガ界が誇る奇才、フジリューの初にして最大の連載作品。
作品序盤は基本的に中国の古典小説「封神演義」に沿って進んでいきます。
そしてキャラクターやその他デザインはSF風になっており、非常にとっつきやすいものとなっています。(完全版のオマケで史実の人物像を見たときは…w)
同時進行する朝歌の歴史の勉強にも(ちょっとだけ)なりますね。
様々な宝貝(パオペエ)を使った様々なシチュエーションでのバトルや、知略合戦、果ては料理対決(!?)、クイズ対決(!!?)など、これまでのバトルモノとは一線を画する戦いっぷりに毎度心を躍らせたものです。
そして、(他の作品でもそうなのですが)フジリューリメイクの面白い所は、「物語」を原作通りで終わらせないこと。
中盤からストーリーは急加速&90度の方向転換を見せ、完全に一人立ちを始めます。
そしてその末に訪れる「ラスト」の伏線は、何と序盤からすでに用意されているという。(改めて最初から読んでみるとよく分かります)
本人曰く、序盤からすでにラストは決めており、その時点では意味不明な単語や言い回しを敢えて用いていたようです。
まぁ、その辺はマンガの表現としてはよくあることなんですが、その「ラスト」へ向かう「道(過程)」と、その「ラスト」がとにかく素晴らしい。
中だるみする…と思ったら突如急速に展開していく「道」に、結局は最後まで引き込まれ、付き合っておりました。
そして、その歩んできた「道」が「導(しるべ)」を失う時、物語は終焉を迎え、同時にストーリーとキャラクター達は真の自立を始めます。
ラストの「彼」のセリフと、直後のナレーションの最後の一文、これにはグッとさせられました。
打ち切り作品、中だるみする作品の多い最近のジャ○プ作品の中で、これほど大きく風呂敷を広げ、丁寧にモノを並べ、それをキレイに畳んだ「物語」はそうそう無いのではないでしょうか。
その面白さはもとより、その「道」…「テーマ」から多くのことを感じ取れる、素晴らしい作品です。
是非一度、読んでみてはいかがでしょうか。ずばり「オススメ」です。
2009年12月24日に日本でレビュー済み
原作は言わずと知れた、『封神演義』です。中国における天下の名著。
その面白さは、『封神演義』の道教的色彩を嫌って一般には禁止しておきながら、禁止した側の支配層(=支配原理は儒教)が隠れて読んで楽しだといわれるほど。
原作は女禍の像に興奮した紂王が神殿に歌を書いたことに激怒し、妲己(漢字あってる?)らを送り込むのが発端。
しかし、本作はその背景に、神からの自立という壮大なスケールの物語を隠し持っていた。
原作の有名なシーンなど押さえどころは憎いほど押さえられていますよ◎
シリアスになりすぎず、しかし考えさせながら、気付けばその世界に呑み込まれている。
妲己の最後や、うますぎるハッピーエンド感が少し気になるとはいえ、
スケールの壮大さにも関わらず、空想の物語(=ファンタジー)というには惜しいほど、不思議な身近さや親近感のようなものを感じ、のめり込まされる。
流石の一言です◎
その面白さは、『封神演義』の道教的色彩を嫌って一般には禁止しておきながら、禁止した側の支配層(=支配原理は儒教)が隠れて読んで楽しだといわれるほど。
原作は女禍の像に興奮した紂王が神殿に歌を書いたことに激怒し、妲己(漢字あってる?)らを送り込むのが発端。
しかし、本作はその背景に、神からの自立という壮大なスケールの物語を隠し持っていた。
原作の有名なシーンなど押さえどころは憎いほど押さえられていますよ◎
シリアスになりすぎず、しかし考えさせながら、気付けばその世界に呑み込まれている。
妲己の最後や、うますぎるハッピーエンド感が少し気になるとはいえ、
スケールの壮大さにも関わらず、空想の物語(=ファンタジー)というには惜しいほど、不思議な身近さや親近感のようなものを感じ、のめり込まされる。
流石の一言です◎
2005年7月13日に日本でレビュー済み
封神演義の最終巻です。家族で読める素晴らしい漫画です。一度読み終わっても何度も読み直しました。まだ読んだこと無い人はぜひ読んでみて下さい。絶対ハマりますから。
2004年5月12日に日本でレビュー済み
藤崎竜先生は、以前出していた短編集にも見られましたが、独特の世界観と価値観を持った漫画家です。この封神演義最終巻も、賛否両論がありそうなラストですが、決して少年漫画の型にはまらない終わり方には藤崎先生の思想が表れていたと思います。これに納得できる方は多いことでしょう。
この巻を読み終えたとき、すぐにはもう一度一巻から読み直す気にはなれませんでした。とても感慨深い気持ちになります。ぜひ余韻にひたってください。
この巻を読み終えたとき、すぐにはもう一度一巻から読み直す気にはなれませんでした。とても感慨深い気持ちになります。ぜひ余韻にひたってください。
2003年7月10日に日本でレビュー済み
「封神演義」は1996年から週刊少年ジャンプに連載された歴史ファンタジー漫画です。原作は安能務訳「封神演義」で安能氏の本もかなり脚色が極端なものでしたが、こちらは完全に少年漫画志向。舞台は古代中国、仙人、神、妖怪、人間が混在した時代、主人公、太公望の活躍(?)を描いてる。原作、もしくは古典を楽しんだ人は「何をふざけるな」と思うでしょうが、それはそれ。これはこれで、全くオリジナルなものとしてみれば良し。その第23巻。七つのスーパー宝貝を駆使し、ジョカに対する太公望ら。だが善戦むなしく、ジョカは完全体を取り戻しその強大なる力を見せつける。暴走する道標を討つための計画が終わりを告げる時、そこに残るものとは…