コンビニに置いてあったのでなんとなく読み始めた今作。
こんなに沢山いる生徒達が皆それぞれ個性を持ち、最後には全員可愛く見えてしまい応援せずにはいられない。
けれど、最初からずーっと、私はこの主人公が好きになれませんでした。
自分が強い事を自負していながら、思い通りにならない事があるとすぐに暴力にうったえる。
本人も「父親からあらゆる格闘技を教え込まれた」と言っていましたが、格闘技を嗜む者が全くの素人にそれを武器として向けたとしたら?
本人もそれを自分の悪い所だと分かっているんだかいないんだか、反省してもまた暴力。
何故かその暴力も美化される。
野球の腕も、人間的にも成長していく生徒達。
相変わらずの暴力教師。
ずっと生徒達の人間的成長を描いてきた今作ですが、最後には主人公、教師の成長を描いています。
今まで周りの優しさに許され甘やかされてきた主人公が、初めて真っ向から否定され、追い詰められ、苦渋の決断を迫られます。
馬鹿だけど生徒を想う気持ちは人一倍。
愛する生徒達の為に、自分を変えようと努力する。
最後までこの作品を読んで本当に良かった。
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ROOKIES 24 (ジャンプコミックス) コミック – 2003/11/4
森田 まさのり
(著)
目黒川戦8回表、3点を追うニコガクの攻撃は、またとない好打順。野球部の運命を背負い打席に立った満身創痍の安仁屋だが…!? 監督・川藤不在の中、悪ガキ集団の夢を懸けた怒濤の一戦を待っていた衝撃の終幕とは!?
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2003/11/4
- ISBN-10408873503X
- ISBN-13978-4088735030
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (2003/11/4)
- 発売日 : 2003/11/4
- 言語 : 日本語
- コミック : 192ページ
- ISBN-10 : 408873503X
- ISBN-13 : 978-4088735030
- Amazon 売れ筋ランキング: - 222,615位コミック
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年5月3日に日本でレビュー済み
この漫画は本当に本当に素晴らしい作品だが、唯一残念なのは作者が描きたかったストーリーの全てを、病気で休載を余儀なくされた為に描ききれなかった事だ。
ジャンプは回転の早い雑誌の為、雑誌の核的な漫画ではなかったこの作品は連載再開後、強引に物語を完結せざるを得なかった。
それでも強引とはいえ、見事に物語を読者が納得いくよう完結させた作者の手腕には脱帽だ。
連載当時も今も、スラムダンクと比較されたり、または似た傾向の漫画だと言われる事の多い作品だが、自分から言わせてもらえばキャラクターに頼りきったり、行き当たりばったりで伏線を回収せず終了する事も無かったこの作品の方が、遥かに素晴らしい作品だと思う。
今まで数えきれない程の漫画を読んできたがこの作品程、作者の自己主張が嫌味でなく、読者への誠意に溢れている漫画は本当に数少ない。
完璧ではないが紛れもなくスポーツ漫画としても、教師ものでも最高峰の作品だと思う。もちろん小説、映画、ドラマ等全て含めてだ。
もし休載無く作者の意図した通りに完結していたら…、間違いなく究極の作品の一つになっていた事だろう。
連載終了から長い時間が経った今でもそれだけが本当に残念でならない。
いつか描けなかった部分を全て補完した完全版を是非とも出版して欲しいが…、無いだろうなぁ…。
ジャンプは回転の早い雑誌の為、雑誌の核的な漫画ではなかったこの作品は連載再開後、強引に物語を完結せざるを得なかった。
それでも強引とはいえ、見事に物語を読者が納得いくよう完結させた作者の手腕には脱帽だ。
連載当時も今も、スラムダンクと比較されたり、または似た傾向の漫画だと言われる事の多い作品だが、自分から言わせてもらえばキャラクターに頼りきったり、行き当たりばったりで伏線を回収せず終了する事も無かったこの作品の方が、遥かに素晴らしい作品だと思う。
今まで数えきれない程の漫画を読んできたがこの作品程、作者の自己主張が嫌味でなく、読者への誠意に溢れている漫画は本当に数少ない。
完璧ではないが紛れもなくスポーツ漫画としても、教師ものでも最高峰の作品だと思う。もちろん小説、映画、ドラマ等全て含めてだ。
もし休載無く作者の意図した通りに完結していたら…、間違いなく究極の作品の一つになっていた事だろう。
連載終了から長い時間が経った今でもそれだけが本当に残念でならない。
いつか描けなかった部分を全て補完した完全版を是非とも出版して欲しいが…、無いだろうなぁ…。
2012年2月10日に日本でレビュー済み
素晴らしいです。こんなに完成度が高い作品はなかなかありません。スラムダンクとは違う何かを見事に森田先生は表現し尽くしています。まぁあっちはバスケでこっちは野球ですけど。何よりも画力が高い。リアル。そしてストーリーとキャラの動かし方がうますぎます。 最終回は残念なとこもあれど、みんな笑ったりイキイキとして締めくくることができました。あの後どうなったのかは、皆さんのご想像でおまかせください。なんつって。笑 この作品を超えるスポーツマンガはいつか来るのだろうか? いや、きっと来ないでしょうね。
2011年8月11日に日本でレビュー済み
とある熱血教師が野球部を立ち上げるたびに奔走し、不良達が野球を通して更正していく話。一見すればどこにでもあるストーリーで、私は正直熱血教師が苦手でしたが。。
でもこれはすぐに溶け込め、立ち読みで足がきついにも関わらずそれを忘れてしまうほど引き込めました。それに一人ひとりのキャラが魅力的で感情移入が出来ました。やはり名作って言われるものは作品の中で何かがあるんだなって考えてはいたのですが、読んでそれが理解できました。これは夢をあきらめた人にとっては特にお勧めの作品です。
またストーリー構成もしっかりしてて、無理やり感が多い作品の中でラストもしっかりと締めくくられていました。
でもこれはすぐに溶け込め、立ち読みで足がきついにも関わらずそれを忘れてしまうほど引き込めました。それに一人ひとりのキャラが魅力的で感情移入が出来ました。やはり名作って言われるものは作品の中で何かがあるんだなって考えてはいたのですが、読んでそれが理解できました。これは夢をあきらめた人にとっては特にお勧めの作品です。
またストーリー構成もしっかりしてて、無理やり感が多い作品の中でラストもしっかりと締めくくられていました。
2007年6月15日に日本でレビュー済み
スポーツ物や 熱い漫画は苦手だと思っていたが
冷めたふりして 実は自分は求めていたのかもしれない。
本当にいたら 今時臭すぎる先生だが
こんな先生に教わっていたら 自分も目の前の何かに向かって
もっと情熱的になれたのかもしれない・・・
そんな風に思えた漫画だった。
読んで良かった。
薦めてくれた友に感謝したい。
長い話だが 一気に読める。
冷めたふりして 実は自分は求めていたのかもしれない。
本当にいたら 今時臭すぎる先生だが
こんな先生に教わっていたら 自分も目の前の何かに向かって
もっと情熱的になれたのかもしれない・・・
そんな風に思えた漫画だった。
読んで良かった。
薦めてくれた友に感謝したい。
長い話だが 一気に読める。
2008年4月26日に日本でレビュー済み
ドラマが始まりましたよね。
ジャンプで連載されているときは、毎週欠かさず読んでました。
男たちの「熱い」話に感動・感激の嵐。いつも胸が熱くなった。
ドラマを見ていたら、無性にまた読みたくなりました。
この際だから、コミックスを全巻集めようかと。
ドラマを見て興味を持った方は、ぜひ原作を読んでみて。ハマりますよ。
ジャンプで連載されているときは、毎週欠かさず読んでました。
男たちの「熱い」話に感動・感激の嵐。いつも胸が熱くなった。
ドラマを見ていたら、無性にまた読みたくなりました。
この際だから、コミックスを全巻集めようかと。
ドラマを見て興味を持った方は、ぜひ原作を読んでみて。ハマりますよ。
2004年3月10日に日本でレビュー済み
「男とは何か?」「夢とは?」
学ぶべきことが本当に多かったこの漫画の最終巻、
目黒川高校との試合の結末、そしてその裏にある
ストーリーには、正直、泣けます。
川藤の男っぷり、
しかし恩着せがましくない
その態度。
それに感化されて、
どんどんと男らしくなっていく
野球部メンバー達。
この漫画の最終話は、あっさりとしている
ように見えますが、本当の結末は、
読んでいる私たちが考えるべきものなのだと、
そう思います。
このような熱き、夢多き、友情濃い、
そして読んでいる私たちのやる気を
奮い立たせてくれる漫画は、
全巻とも揃えて持っておくべきです。
そして、その続きは読者である私たち
が実生活にて、作っていくべきです。
とは言えども、森田まさのり先生の
新作を、心より待ち望んでしまうのは、
私だけではないでしょう。
学ぶべきことが本当に多かったこの漫画の最終巻、
目黒川高校との試合の結末、そしてその裏にある
ストーリーには、正直、泣けます。
川藤の男っぷり、
しかし恩着せがましくない
その態度。
それに感化されて、
どんどんと男らしくなっていく
野球部メンバー達。
この漫画の最終話は、あっさりとしている
ように見えますが、本当の結末は、
読んでいる私たちが考えるべきものなのだと、
そう思います。
このような熱き、夢多き、友情濃い、
そして読んでいる私たちのやる気を
奮い立たせてくれる漫画は、
全巻とも揃えて持っておくべきです。
そして、その続きは読者である私たち
が実生活にて、作っていくべきです。
とは言えども、森田まさのり先生の
新作を、心より待ち望んでしまうのは、
私だけではないでしょう。
2007年12月15日に日本でレビュー済み
ROOKIESは野球漫画ですが、老若男女すべてに通じる物があります。目標、夢をもつこと、それを貫くこと、最後の最後まで絶対諦めないこと…いろんな本の中でROOKIESは最も作者のメッセージが伝わってくる作品です。
すべての人に読んでもらいたいですが、1番読んでもらいたいのは先生達です。まだ学生なので現場を熟知しているわけではないのですし、川藤先生の用になって欲しいというわけでもありません。それぞれの先生が信念をもってやっていらっしゃるとは思いますが、やはり先生達に読んでもらいたいです。なぜなら、生徒との接し方がかわると思うのです。まずは生徒を信頼すること、生徒をよく見て話しを聞くことの大切さを改めて感じてもらえると思います。学級崩壊やいじめ、少年犯罪など問題が山積の今の教育現場において生徒と向き合うことが1番の解決方法になるのではないでしょうか? 自分の力を決め付けて諦めてる人、いじめにあった人、いじめをしてしまった人、ただ見ていた人、僕みたいに浪人して勉強している人にも勇気をもたせてくれます。
自分を信じ、他人を信じる!そうすれば違う視野で物事を見る事ができると思います。このレビューを見て、ROOKIESを読み勇気を出してくれる人が一人でもいてくれれば幸せです。
すべての人に読んでもらいたいですが、1番読んでもらいたいのは先生達です。まだ学生なので現場を熟知しているわけではないのですし、川藤先生の用になって欲しいというわけでもありません。それぞれの先生が信念をもってやっていらっしゃるとは思いますが、やはり先生達に読んでもらいたいです。なぜなら、生徒との接し方がかわると思うのです。まずは生徒を信頼すること、生徒をよく見て話しを聞くことの大切さを改めて感じてもらえると思います。学級崩壊やいじめ、少年犯罪など問題が山積の今の教育現場において生徒と向き合うことが1番の解決方法になるのではないでしょうか? 自分の力を決め付けて諦めてる人、いじめにあった人、いじめをしてしまった人、ただ見ていた人、僕みたいに浪人して勉強している人にも勇気をもたせてくれます。
自分を信じ、他人を信じる!そうすれば違う視野で物事を見る事ができると思います。このレビューを見て、ROOKIESを読み勇気を出してくれる人が一人でもいてくれれば幸せです。