ハードでシビアな世界観と裏腹に、熱く疾走感のあるストーリー。
敵も主人公たちも揃ってこれまた熱く、個性豊かで魅力的なキャラクター達。
奇抜なだけでは終わらない、深いメッセージを感じさせる主題。
重機とはこれほどまでに魅力的な存在だったのか。
突拍子もない設定と散りばめられたネタの数々に突っ込みを入れながら
気付けばその世界に引き込まれ、物語に燃えたぎっている自分がいる。
後半の詰め込み感は否めないが、ストーリーの完成度は打ち切り作品とは
思えないほど見事。
練りこまれたシナリオと畳み掛けるような展開は、昨今の多くの少年漫画から
失われて久しいワクワクやドキドキ、興奮と感動を、読む者に味わわせてくれるだろう。
正しく、「少年漫画」の王道はここにある。
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重機人間ユンボル (ジャンプコミックス) コミック – 2007/5/2
武井 宏之
(著)
大工事時代―それは世界を襲った大災害から復興を目指す熱き工事戦士達の時代。そんな時代の中、ドヴォークの工事戦士・バルはゲンバー帝国の大王に襲われて命を落とす。だが次に目覚めた彼は重機人間となり!?
- 本の長さ288ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2007/5/2
- ISBN-104088743776
- ISBN-13978-4088743776
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (2007/5/2)
- 発売日 : 2007/5/2
- 言語 : 日本語
- コミック : 288ページ
- ISBN-10 : 4088743776
- ISBN-13 : 978-4088743776
- Amazon 売れ筋ランキング: - 288,109位コミック
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2007年5月5日に日本でレビュー済み
10週打ち切りになった作品を傑作などと呼ぶのもなんだかな、という気もするが、
これほどわけわからんのに世界観に引きずり込まれる作品もそう無いので。
で、この「ユンボル」一言で言うとやる時期や場所を間違えた、そんな印象である。
まず混沌とした世界観、泥臭い心理、徹底した設定、大袈裟なテンションと
それだけでもう堪らない、ある一部の人々には極上の一品には違いないと思う。
上辺だけの勢いではなく、しっかりとした世界観に基づく男臭い怪作。
実際これが新連載で来た時は完成度の高さと熱さにビックリした。
しかしそれは今の時代には合わなかったのだろう。今の少年漫画は「HOT」ではなく
「COOL」なのだ。別にそれが悪いとも思わない。なぜならそれがニーズなのだから。
それを無視してひたすら暑苦しい少年漫画を描いた武井宏之・・・彼の心意気に
最大限の拍手を送りたい。例えそれが残念な結果だろうが。
余談だがおまけページなどを見るに無念は無念だが、判りづらさなど反省されてる部分もあり
少々割り切ってる部分もあるみたいだ。確かにこういう作品は下地が重要だものね・・・。
こういう作品を欲している、ニーズのある雑誌に連載していればもしや。
ただ作者コメントの休載ネタは面白かった。実際にやったら爆笑しただろうなー。
というわけでこの作品、事実と反して質は高いので是非!
これほどわけわからんのに世界観に引きずり込まれる作品もそう無いので。
で、この「ユンボル」一言で言うとやる時期や場所を間違えた、そんな印象である。
まず混沌とした世界観、泥臭い心理、徹底した設定、大袈裟なテンションと
それだけでもう堪らない、ある一部の人々には極上の一品には違いないと思う。
上辺だけの勢いではなく、しっかりとした世界観に基づく男臭い怪作。
実際これが新連載で来た時は完成度の高さと熱さにビックリした。
しかしそれは今の時代には合わなかったのだろう。今の少年漫画は「HOT」ではなく
「COOL」なのだ。別にそれが悪いとも思わない。なぜならそれがニーズなのだから。
それを無視してひたすら暑苦しい少年漫画を描いた武井宏之・・・彼の心意気に
最大限の拍手を送りたい。例えそれが残念な結果だろうが。
余談だがおまけページなどを見るに無念は無念だが、判りづらさなど反省されてる部分もあり
少々割り切ってる部分もあるみたいだ。確かにこういう作品は下地が重要だものね・・・。
こういう作品を欲している、ニーズのある雑誌に連載していればもしや。
ただ作者コメントの休載ネタは面白かった。実際にやったら爆笑しただろうなー。
というわけでこの作品、事実と反して質は高いので是非!
2007年5月6日に日本でレビュー済み
個人的には非常に面白いです。ただ少年少女にうけなかったのも分らなくはないです。
少しずれた独特のセンスと、超濃厚な絵とストーリー。これは子供には分らないでしょう。
前作シャーマンキングの後半の独特なノリを更に強めたのがこのユンボルです。
漫画には、ヒットさせることをねらって描いたあくまで仕事用の作品と、自分のやりたいことを描いた作品の2種類あると思います。
前者がシャーマンキングの初期だとしたら、後者はユンボルです。
武井先生のセンスが好きな人は堪らないでしょうが、そうでない人には意味の
分らない漫画に見えてしまったのではないでしょうか。
しかし全一巻というボリュームが、物語に疾走感を与え超濃厚な内容の奇跡の作品
となりました。非常に少年漫画的で熱い作品なのでお勧めします・
少しずれた独特のセンスと、超濃厚な絵とストーリー。これは子供には分らないでしょう。
前作シャーマンキングの後半の独特なノリを更に強めたのがこのユンボルです。
漫画には、ヒットさせることをねらって描いたあくまで仕事用の作品と、自分のやりたいことを描いた作品の2種類あると思います。
前者がシャーマンキングの初期だとしたら、後者はユンボルです。
武井先生のセンスが好きな人は堪らないでしょうが、そうでない人には意味の
分らない漫画に見えてしまったのではないでしょうか。
しかし全一巻というボリュームが、物語に疾走感を与え超濃厚な内容の奇跡の作品
となりました。非常に少年漫画的で熱い作品なのでお勧めします・
2007年5月2日に日本でレビュー済み
内容そのものは少年漫画の王道をゆく作品ですが、工事現場や土木機械といった
少年漫画には不向きと思われるテーマを上手く取り入れた点は非常に独創的で高く評価できます。
登場人物も主人公のユンボル、リベッタ姫、ゲンバー大王など個性的で魅力的(特にゲンバー大王)
キャラクターが揃っていたのですがジャンプでの人気は今ひとつだったようで、
クオリティは決して低くない作品でしたが10週打ち切りの憂き目にあった不遇な良作です。
個人的には「ゲンバー大王は現場主義」や「余の為人の為」、ジャンプ本誌掲載時の煽り文句
「いきなり姫!」といった武井先生独特の語彙センスが大変気に入っていただけに、あまりにも早すぎる連載終了が惜しまれてなりません。
ジャンプのアンケート至上主義はそろそろ見直しが必要なのではないでしょうか。
少年漫画には不向きと思われるテーマを上手く取り入れた点は非常に独創的で高く評価できます。
登場人物も主人公のユンボル、リベッタ姫、ゲンバー大王など個性的で魅力的(特にゲンバー大王)
キャラクターが揃っていたのですがジャンプでの人気は今ひとつだったようで、
クオリティは決して低くない作品でしたが10週打ち切りの憂き目にあった不遇な良作です。
個人的には「ゲンバー大王は現場主義」や「余の為人の為」、ジャンプ本誌掲載時の煽り文句
「いきなり姫!」といった武井先生独特の語彙センスが大変気に入っていただけに、あまりにも早すぎる連載終了が惜しまれてなりません。
ジャンプのアンケート至上主義はそろそろ見直しが必要なのではないでしょうか。
2007年6月7日に日本でレビュー済み
連載が始まった時に表紙とそのタイトルに度肝を抜かれ、いずれ読もうと思っていたらあっと言う間に終わってしまいました…
正直ジャンプでこれは凄くうけるか全然受けないかのどちらかかなあ、とは思っていたのですけどね。主人公は(見た目は幼児だけど)おっさんだし、今時の人気作とは対照的に泥臭い雰囲気ですし。勿論そこがいいところでも有るのですが、一般受けするかと言えば難しい所だと思います。
そんなわけで、単行本で初めて通しで読んだのですが…予想以上に面白かった、いや変なノリだけのまんがじゃなくて、真面目にファンタジーとして面白かったのです。こんな物語見たこと無いよ!(笑)
巻末の補足などを見ても、このまま続けばどれほどのスケールの作品になったのだろうと思います。本当に惜しい!もう少し作品が育てば大化けする可能性も有ったかも知れないのに!つくづくジャンプの決断の早さがうらめしい…雑誌との相性もあったと思うのです。どっかで続いてくれないかなあ。
時間がなくて駆け足なのが残念ですが、これだけでも充分な濃さと厚みのある(物理的にも!)物語です。熱いです!寧ろ暑苦しいほどに!しかしかっこいい!
是非ご一読を。
正直ジャンプでこれは凄くうけるか全然受けないかのどちらかかなあ、とは思っていたのですけどね。主人公は(見た目は幼児だけど)おっさんだし、今時の人気作とは対照的に泥臭い雰囲気ですし。勿論そこがいいところでも有るのですが、一般受けするかと言えば難しい所だと思います。
そんなわけで、単行本で初めて通しで読んだのですが…予想以上に面白かった、いや変なノリだけのまんがじゃなくて、真面目にファンタジーとして面白かったのです。こんな物語見たこと無いよ!(笑)
巻末の補足などを見ても、このまま続けばどれほどのスケールの作品になったのだろうと思います。本当に惜しい!もう少し作品が育てば大化けする可能性も有ったかも知れないのに!つくづくジャンプの決断の早さがうらめしい…雑誌との相性もあったと思うのです。どっかで続いてくれないかなあ。
時間がなくて駆け足なのが残念ですが、これだけでも充分な濃さと厚みのある(物理的にも!)物語です。熱いです!寧ろ暑苦しいほどに!しかしかっこいい!
是非ご一読を。
2007年6月5日に日本でレビュー済み
僕はジャンプを毎週買って読んでます。そしてこのマンガが表紙を飾ったとき度肝を抜かされました。「きょ、巨大ロボモノ!?」
週刊少年誌、しかもジャンプで。これはビックリです。「こんなの週刊ペースで描ききれるのかな。」と思いましたが、思い過ごしでした。巨大ロボを週刊連載で描いたのなんて、僕の知る中ではパトレイバーくらい。
設定も描写もすごく緻密。一話目にして物語の中に引き込まれてしまいました。重機をモチーフにしたメカデザインも僕としてはツボをつかれまくりで大好きです。随所に盛り込まれた小ネタも世界観を崩すと言うことはまったくなく、これもツボでした。しかしこの小ネタやメカデザインは人により好みが分かれるところだと思います。小さい子にも分かり難いかなとも思います。この点がジャンプ漫画と異質で、途中で終わってしまった原因かもしれませんが、これはこれでありだと思います。他の方が書いているように、基本は熱いバトルですし。
色々な意味で現在のジャンプ色からかけ離れてしまった本作。単行本になった今ではそれも関係ないこと。ちょっとでも興味を持ったら読んでみることをお勧めします。
週刊少年誌、しかもジャンプで。これはビックリです。「こんなの週刊ペースで描ききれるのかな。」と思いましたが、思い過ごしでした。巨大ロボを週刊連載で描いたのなんて、僕の知る中ではパトレイバーくらい。
設定も描写もすごく緻密。一話目にして物語の中に引き込まれてしまいました。重機をモチーフにしたメカデザインも僕としてはツボをつかれまくりで大好きです。随所に盛り込まれた小ネタも世界観を崩すと言うことはまったくなく、これもツボでした。しかしこの小ネタやメカデザインは人により好みが分かれるところだと思います。小さい子にも分かり難いかなとも思います。この点がジャンプ漫画と異質で、途中で終わってしまった原因かもしれませんが、これはこれでありだと思います。他の方が書いているように、基本は熱いバトルですし。
色々な意味で現在のジャンプ色からかけ離れてしまった本作。単行本になった今ではそれも関係ないこと。ちょっとでも興味を持ったら読んでみることをお勧めします。
2008年11月25日に日本でレビュー済み
疾走感溢れるストーリー。近年のジャンプ連載作とは違った面白さがあります。
巻末の設定集、本編からは、たくさんの伏線が張り巡らされていたことがうかがわれ、
それだけに、打ち切りになってしまったことが残念に思われます。
中年キャラ、巨大メカ、武井作品のテンポとギャグが好きな人におすすめします。
巻末の設定集、本編からは、たくさんの伏線が張り巡らされていたことがうかがわれ、
それだけに、打ち切りになってしまったことが残念に思われます。
中年キャラ、巨大メカ、武井作品のテンポとギャグが好きな人におすすめします。
2007年6月9日に日本でレビュー済み
これからどんどんおもしろくなるっ!・・・てところで打ち切り終了で非常に残念な作品。
今のジャンプはアンケートのせいか、人気をとるために派手に闘い!みたいなのが多い気がする。
設定や展開がおもしろいのにアンケート人気のせいで打ち切りの作品がいくつかあり残念。
ジャンプはこういうの見直したほうがいいんじゃないだろうか。
いままでにないファンタジーな作品が読みたい人はぜひオススメ☆な作品。
今のジャンプはアンケートのせいか、人気をとるために派手に闘い!みたいなのが多い気がする。
設定や展開がおもしろいのにアンケート人気のせいで打ち切りの作品がいくつかあり残念。
ジャンプはこういうの見直したほうがいいんじゃないだろうか。
いままでにないファンタジーな作品が読みたい人はぜひオススメ☆な作品。