連載開始当初でおもしろさのピークを極め、どんどんつまらなくなって終わる、
可もなく不可もなく低空飛行、
ブレイクした後、キャラクターグッズを売るためなのかだらだらと終わらない、マンネリ、
逆にすごくおもしろいのに休載続き、とか
そういう半端なマンガが多い中、この「ぼくのわたしの勇者学」の存在は、驚異的。
ハイテンションが継続していて、作者にまだまだ余裕を感じる。
むしろ、だんだんおもしろくなっているのか？！とさえ思わせて、すごく期待できる。
独特のセンスで、「大笑い」「ニヤリ笑い」「苦笑」「思い出し笑い」まで味わえる。
この４巻を読んで、新たな発見があった。
ジャンプ掲載時は、「なんだかなー」と感じた話が、コミックスで読むと笑えるのだ。
キャラを理解し、世界に浸れば、こんな笑えるマンガはない。
いつのまにか、ジャンプを「勇者学」から読み始めている人は、多いと思う。
自分の直感を疑ったりしないで、ぜひ、カミングアウトして欲しい。
最初、「一部の人にうけないマンガ」なのかなと思っていたけど、違う。
読めば、絶対おもしろいから、素直な気持ちで読んで欲しいな。
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