人間という生き物の複雑な内面、所謂奥行きが非常に良く描かれていると思います
1話当りの限られた頁数のなかで重厚なストーリーを過不足無く描けている傑作
死生観や宗教観は人それぞれだと思いますが死なない人間はいません、「死」について考えることで「生」がみえてくる事もある、一読の価値アリです
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スカイハイ 1 (ヤングジャンプコミックス) コミック – 2001/12/10
高橋 ツトム
(著)
“人は死んでもまだ終わらない"怨みの門番・イズコが、最期の嘆きの選択、見届けましょう。親友に殺された妊婦が選んだ嘆きの選択は…。第1話「gain」他、背筋がぞぞぞっと寒くなる5つの死の物語…。 さらに詳しくはこちらへ
- 本の長さ238ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2001/12/10
- ISBN-104088762452
- ISBN-13978-4088762456
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (2001/12/10)
- 発売日 : 2001/12/10
- 言語 : 日本語
- コミック : 238ページ
- ISBN-10 : 4088762452
- ISBN-13 : 978-4088762456
- Amazon 売れ筋ランキング: - 276,531位コミック
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年6月30日に日本でレビュー済み
20年近く前に読んだ懐かしい作品です。
短編形式の傑作です!!
基本的には霊界からの復讐物語です。
救いのある短編もありますが、救いのない陰鬱な短編が多いのでご注意ください。
ヒロインの黒髪ロングの美少女はとても魅力的です。作画も素晴らしく雰囲気があります。
傑作『地獄少女』の閻魔あいさんに容姿も設定も似ていますよね。
「人を呪わば穴二つ」
『スカイハイ』は人間の汚い精神を描いた大人の作品です。
かなり心理的に踏み込んだ作品なので傑作だと思いますが、精神的に余裕がない時に読むと鬱になると思います。
またグロテスクで残酷な描写や性描写もあるのでご注意ください。
ドラマにもなったとても懐かしい作品です。久しぶりにKindleで無料で読んで見ました。やはり鬱になりましたよ。
短編形式の傑作です!!
基本的には霊界からの復讐物語です。
救いのある短編もありますが、救いのない陰鬱な短編が多いのでご注意ください。
ヒロインの黒髪ロングの美少女はとても魅力的です。作画も素晴らしく雰囲気があります。
傑作『地獄少女』の閻魔あいさんに容姿も設定も似ていますよね。
「人を呪わば穴二つ」
『スカイハイ』は人間の汚い精神を描いた大人の作品です。
かなり心理的に踏み込んだ作品なので傑作だと思いますが、精神的に余裕がない時に読むと鬱になると思います。
またグロテスクで残酷な描写や性描写もあるのでご注意ください。
ドラマにもなったとても懐かしい作品です。久しぶりにKindleで無料で読んで見ました。やはり鬱になりましたよ。
2017年1月25日に日本でレビュー済み
目は口ほどに物を言う、ということわざがある。
情のこもった目つきは、その人物の生き様をも映し出すという意だ。
高橋ツトムさんの描く人物たちは、まさにそのことわざを体現している。
機微たる心情がわかりやすく――。
登場人物たちの造形をふくめ、まるでレーザー光線のようにすべてが「眼」に集約され、読者へとダイレクトに伝わってくるのだ。
光と影の使い方も非常に上手く、また物語りも面白い。
「怨みの門」の番人であるイズコが、死者に与える選択肢はみっつ。
「死を受け入れて、天国で再生を待つか」
「死を受け入れず、現世で彷徨い続けるか」
「現世の人間をひとり呪い殺し、地獄へと逝くか」
人それぞれに、生きてきた過程がある。
人それぞれに、後悔も、怨みも、大切なものもある。
――それでも許すのか、それとも許せないのか。
あまたの命の灯を見送り――。
やがては彼岸へと旅立つ、すべての人たちにお勧めしたい作品です。
情のこもった目つきは、その人物の生き様をも映し出すという意だ。
高橋ツトムさんの描く人物たちは、まさにそのことわざを体現している。
機微たる心情がわかりやすく――。
登場人物たちの造形をふくめ、まるでレーザー光線のようにすべてが「眼」に集約され、読者へとダイレクトに伝わってくるのだ。
光と影の使い方も非常に上手く、また物語りも面白い。
「怨みの門」の番人であるイズコが、死者に与える選択肢はみっつ。
「死を受け入れて、天国で再生を待つか」
「死を受け入れず、現世で彷徨い続けるか」
「現世の人間をひとり呪い殺し、地獄へと逝くか」
人それぞれに、生きてきた過程がある。
人それぞれに、後悔も、怨みも、大切なものもある。
――それでも許すのか、それとも許せないのか。
あまたの命の灯を見送り――。
やがては彼岸へと旅立つ、すべての人たちにお勧めしたい作品です。
2007年6月11日に日本でレビュー済み
稀に見る、面白い漫画。
言葉が多すぎる訳でもないのに、緻密な描写により小説のごとく深く語りかけてくる。空気感と言うべきか、スカイハイを構成する描写には無駄のない空気があり、かつそれがスカイハイをスカイハイたらしめている。上手く表現できないのが辛いが、心から一読することをお勧めします。ドラマを見てがっかりしたまともな感性の方には、特に強くすすめたい。
発行部数ばかりを競うものとは違う、まるで純文学のような漫画です。
言葉が多すぎる訳でもないのに、緻密な描写により小説のごとく深く語りかけてくる。空気感と言うべきか、スカイハイを構成する描写には無駄のない空気があり、かつそれがスカイハイをスカイハイたらしめている。上手く表現できないのが辛いが、心から一読することをお勧めします。ドラマを見てがっかりしたまともな感性の方には、特に強くすすめたい。
発行部数ばかりを競うものとは違う、まるで純文学のような漫画です。
2004年4月24日に日本でレビュー済み
ドラマ先行で存在を知ることになったが、やっぱり原作の方がおもしい。
イズコの死者を見据える目は、感情を一切挟まない公平さを持っているが、魅力的なキャラとして成立してる。
「転生、現世に霊となって残る、一人だけ呪い殺す」
この3つの選択を作ったところが、死してもなお心の資質を試されているような微妙なバランスを生んでいておもしろさを増す。
話は一話完結で、話によっては結末に納得できないものもあるが、イズコがいくつかの名言を残している。
そこには、作者の意図するものがあるような気がする。
イズコの死者を見据える目は、感情を一切挟まない公平さを持っているが、魅力的なキャラとして成立してる。
「転生、現世に霊となって残る、一人だけ呪い殺す」
この3つの選択を作ったところが、死してもなお心の資質を試されているような微妙なバランスを生んでいておもしろさを増す。
話は一話完結で、話によっては結末に納得できないものもあるが、イズコがいくつかの名言を残している。
そこには、作者の意図するものがあるような気がする。
2006年11月14日に日本でレビュー済み
原作の漫画はページ数の都合で作者の高橋ツトムさんが描きたくても描けないエピソードが多いだろうし、ドラマ版は1時間のドラマにする為原作に無いエピソードを付け足して話を膨らましているから、ストーリーは原作よりドラマ版のほうが面白い。しかし、第5話は、原作の救いが全く無い不条理な展開が良かったので、ドラマ版が甘過ぎる展開になっているのが許せない。一番最後のページが悪夢を見そうな怖い絵で素晴らしいだけに、余計にそう思ってしまう。
ペンとインクで描かれているにも関わらず、墨と筆で描かれているような絵が印象的。白黒の明暗が特徴的だが、世界観や話の暗さに上手くハマっている。ドラマ版は明る過ぎる気がする。もし、同じストーリーでも、違うタッチの絵で描かれていたら興醒めしただろう。画面構成も素晴らしい。明らかにトーンの削りではなく、インクの濃淡で描かれているページが一番好き。
ペンとインクで描かれているにも関わらず、墨と筆で描かれているような絵が印象的。白黒の明暗が特徴的だが、世界観や話の暗さに上手くハマっている。ドラマ版は明る過ぎる気がする。もし、同じストーリーでも、違うタッチの絵で描かれていたら興醒めしただろう。画面構成も素晴らしい。明らかにトーンの削りではなく、インクの濃淡で描かれているページが一番好き。
2018年1月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
背景は吸い込まれそうな程きれいですが、人物の顔が雑というか、1話の殺された方と殺した方の女なんか見分け付きません。無駄なページが多いしもう少し言葉での説明が欲しいです。地獄に行ったのか天国に行ったのか微妙な回がありました。釈由美子の演技はともかくドラマの方がストーリーはわかりやすかったです。
2002年6月3日に日本でレビュー済み
「地雷震」で人気を博した高橋ツトムの珠玉の一話読みきり作品。
現世に恨みなどのある各話の主人公が、3つの選択肢を問われた際の
心の葛藤などから人間というものを高橋ツトムが書き上げます。
内容自体はとてもすばらしいですが、絵が少し見にくいかと思い減点一です。
現世に恨みなどのある各話の主人公が、3つの選択肢を問われた際の
心の葛藤などから人間というものを高橋ツトムが書き上げます。
内容自体はとてもすばらしいですが、絵が少し見にくいかと思い減点一です。