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吉原のMIRAIさん 2 (ヤングジャンプコミックス) コミック – 2006/6/19

3.9 5つ星のうち3.9 4個の評価

突然、江戸時代にタイムスリップ!! というとんでもない境遇にもめげず、丸海老屋の呼出し・未来さんは今日も元気に未来の技で江戸の男たちをいかせまくり。そんな未来さんに、格子女郎をめぐるライバル・舞雪のほかに、新たなライバルが現れた!! 泡技を盗み、人気を取る新人・小雛…元祖泡姫vs.濃艶泡姫、対決の行方は!?
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 集英社 (2006/6/19)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/6/19
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • コミック ‏ : ‎ 244ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4088770854
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4088770857
  • カスタマーレビュー:
    3.9 5つ星のうち3.9 4個の評価

カスタマーレビュー

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5つのうち3.9つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2011年8月12日に日本でレビュー済み
前巻に引き続き、「吉原(ソープ)の売れっ娘ソープ嬢が江戸時代の吉原遊郭にタイムスリップし、持ち前のソープテクニックを駆使し、生きていく」というストーリーであるが、女性としての逞しさもさることながら、この時代(江戸時代)に生きる“女郎”という女たちの悲しさや過酷さがより一層強く描かれている。

全巻を通して“未来”の前に立ちふさがるライバルの“舞雪”は存在そのもので、「吉原(遊郭)で生きることの“辛さ”・“苦しさ”・“厳しさ”」を具現化し、「吉原という苦界(「くがい」と読む)という地獄で生きるとはどういうことか」を表している。
彼女ら(吉原遊女)の生き方は現代のソープ嬢でも理解はできないだろう。
吉原遊女からすればソープ嬢とて「どんなにか恵まれている」という印象さえ持たれてしまうのではないだろうか?
それでもソープ嬢という生き方も女性としては過酷な人生を歩んでいる部類であるが…

未来から盗んだソープテクニックと鍛え上げた名器で挑む“小雛”との対決では、「客をいかせればそれで良い」という小雛に対し、未来は「お客様を時間いっぱいまで“愛し、身(単にいかせる)だけでなく心(精神的な満足感)も満足させる”ような接客」で勝つ(客からの支持を得る)。

最近のソープは「本番ヘルス」と言ってもいいくらいに、客は「ただやれれば(sexできれば)それでいい」みたいな風潮しかなく、ソープ嬢も(小雛のように)「客をいかせればせれでいい」みたいな考えになり、未来のように「客を身も心も満足させる(させられる)」ようなソープ嬢が現実的には皆無というのが悲しい事実である。

「もうちょっと読みたい」という物足りなさから−1とした。

ソープに通う、またはソープに興味のお有りな男性諸氏やソープに勤められている女性の方々にも是非読んでもらいたい逸品である。

こうした「(ソープや風俗を扱った)作品がもっと世に出てもらいたい」と切に願うもの也。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年6月23日に日本でレビュー済み
現代吉原のナンバーワンソープ嬢が江戸時代の吉原へタイムスリップ、ソープ嬢として磨いたテクニックを活かして、人気女郎として活躍する様子をコメディタッチで描いた作品の完結編です。

ソープ嬢と女郎、今も昔もヤルことは同じ職業でありながらも、全く異なった時代背景であることから生じる相違点や、時代に関わらず普遍的に持っているであろう共通点を江戸時代に迷い込んだソープ嬢・未来の体験を通して描き出しています。

今巻では、前巻から引きつ続きのライバル役、良くも悪くもプロ意識の塊といった舞雪と、新キャラで、妹属性を有した小悪魔的な魅力を持つ小雛、この非常に対照的な二人の女郎と未来との対決シーンが見所ですね。小雛対未来の勝負では、時代が違っても変わることがないであろう、サービス業としてのフーゾクの本質が勝敗のポイントとなります。一方舞雪対未来の勝負では女郎とソープ嬢、似て非なるこの両者の違いが勝負の明暗を分けることになります。どちらの勝負もそれなりに凝った演出や、こだわりを感じさせるかなりエグめの構図で描かれる本番シーンなどが楽しめましたが、展開そのものは割とありがちだし、女郎の背負った「業」をとことんまで描くと言った鋭さも感じられないため、ちょっと中途半端な印象があるのも事実ですね。

「新造」や「禿」といった独特の蘊蓄、女郎の格付けや料金設定など、この作品ならではの要素もあって個人的には割と楽しめた作品ですが、設定こそ目新しさがあるものの、内容的には最近割とよく見かけるフーゾクモノのコミックと際立った違いがある訳ではなく、イマイチ差別化がうまくいかなかったようですね。それでも嫌な読後感が残ったりはしないし、絵的に「エグさ」もあるものの全体としては「可愛い系」の綺麗な絵柄です。ストーリーも破綻なくまとまっている印象ですので、一風変わったフーゾクモノコミックとして読んで損はないと思います。
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レポート