「素晴らしい」の一言に尽きる。
愛読している藤本タツキ先生の「チェンソーマン」という作品がこの漫画から影響を受けていることを知り読ませていただいたが、圧倒的な没入感を得るに至った。
ストーリーがわかりにくく人を選ぶ作りではあるものの、この尖った世界観はそれだけで価値を持つと思う。
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ABARA (上) (ヤングジャンプコミックス) コミック – 2006/5/19
弐瓶 勉
(著)
人工物なのか自然物なのかもわからない巨大な廟のある世界。そこに突如現われた、ヒトの目では捉えられぬスピードで人間を殺戮、捕食する真っ白な怪物。“白奇居子(シロガウナ)"と呼ばれるその異形の怪物の出現とほぼ同時に、養殖所で働く男、駆動電次の元にタドホミという女が訪れる。その直後、現われた白奇居子は死骸となり、その側には駆動が倒れていた…。
謎が謎を呼ぶダークハードSFコミック上巻!!
謎が謎を呼ぶダークハードSFコミック上巻!!
- 本の長さ200ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2006/5/19
- ISBN-104088770889
- ISBN-13978-4088770888
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (2006/5/19)
- 発売日 : 2006/5/19
- 言語 : 日本語
- コミック : 200ページ
- ISBN-10 : 4088770889
- ISBN-13 : 978-4088770888
- Amazon 売れ筋ランキング: - 161,372位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年6月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
物語の奥が深い。何度も読み返さないと
理解できないシーンもあり、この作者の
読者に迎合しない姿勢が良い。よく読めば
わかるだろうと突き放している感じがします。
多くの読者が他の作品も読みたくなる理由もわかります。
理解できないシーンもあり、この作者の
読者に迎合しない姿勢が良い。よく読めば
わかるだろうと突き放している感じがします。
多くの読者が他の作品も読みたくなる理由もわかります。
2011年7月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
偶然弐瓶さんの噂を入手したので、まずは他の方が薦めておられるこの「アバラ」を読んでみました。
まず驚いたのが台詞の少なさ。今まで台詞の多い漫画を結構読んできたので、逆に新鮮に映りました。
とはいえ、分かりにくいなんてことは全然なく、その分レベルの高い絵で表現されているように感じました。
そしてスケール感。巨大な建造物に巨大な生物。一人の人間がこんなに小さく見える漫画はそう無いと思います。
その奥行きのある世界に思わず引き込まれてしまうこと間違いなしです。黒ガウナや建造物のデザインもかっこいいです。
さて、内容には触れませんが、この「アバラ」(上)は、その名の通り(下)へとつながる導入部です。
次巻でいろいろと伏線が回収されます。(下)ではさらにスケールが大きくなるので、一回読んでみただけではポカンとされる方も多いのではないかと。
(上)(下)(上)(下)と繰り返し読んでみると新たな発見があって非常に面白いと思います。
ただ、書き込みが多すぎて分かりにくい場面もあるので、そういう点でも読み応えはあるのでは。
多くの方が鬼才と評価する弐瓶勉さんの「アバラ」。確かに雰囲気は他の漫画家とは一線を画しているように思います。
この才能をどうとるかはあなた次第です。
まずは手に取って読んでみてください。
まず驚いたのが台詞の少なさ。今まで台詞の多い漫画を結構読んできたので、逆に新鮮に映りました。
とはいえ、分かりにくいなんてことは全然なく、その分レベルの高い絵で表現されているように感じました。
そしてスケール感。巨大な建造物に巨大な生物。一人の人間がこんなに小さく見える漫画はそう無いと思います。
その奥行きのある世界に思わず引き込まれてしまうこと間違いなしです。黒ガウナや建造物のデザインもかっこいいです。
さて、内容には触れませんが、この「アバラ」(上)は、その名の通り(下)へとつながる導入部です。
次巻でいろいろと伏線が回収されます。(下)ではさらにスケールが大きくなるので、一回読んでみただけではポカンとされる方も多いのではないかと。
(上)(下)(上)(下)と繰り返し読んでみると新たな発見があって非常に面白いと思います。
ただ、書き込みが多すぎて分かりにくい場面もあるので、そういう点でも読み応えはあるのでは。
多くの方が鬼才と評価する弐瓶勉さんの「アバラ」。確かに雰囲気は他の漫画家とは一線を画しているように思います。
この才能をどうとるかはあなた次第です。
まずは手に取って読んでみてください。
2018年2月25日に日本でレビュー済み
BLAME!で巨大建造物の表現にかなりの迫力を感じたので、この作品を読んだ。
相変わらずの建造物に、キャラクターの絵が上手くなっている。ダークヒーローで味方なのか敵なのかよく分からないが、化け物を倒す化け物というところがこの類いの雰囲気が好きな人にはたまらないだろう。
ヒーローの相手は美形の女というのもまた魅力的である。下巻にどう続くのか楽しみだ。
相変わらずの建造物に、キャラクターの絵が上手くなっている。ダークヒーローで味方なのか敵なのかよく分からないが、化け物を倒す化け物というところがこの類いの雰囲気が好きな人にはたまらないだろう。
ヒーローの相手は美形の女というのもまた魅力的である。下巻にどう続くのか楽しみだ。
2013年9月1日に日本でレビュー済み
『BLAME!』で一躍有名になった孤高のSF漫画家・弐瓶勉先生の、短編作品です。
上と下の2巻で完結(?)です。
まず言っておきたいのは、同作者のBLAME!やバイオメガにハマった人は即買推奨だということです。
それらの作品を読んだ方々に、いまさら説明は不要でしょう。
このアバラも、BLAME!やバイオメガに負けず劣らず、弐瓶ワールド全開です。
BLAME!やバイオメガではサイボーグや人造人間が主人公だったのに対し、
このアバラは『生物兵器』が主人公です。
といっても、人間が変身(?)して生物兵器になるという、ダークヒーロー的な物語です。
さすがは弐瓶勉…この主人公の造形がかっこいいかっこいい…
仮面ライダーを真っ黒にしてトゲトゲゴツゴツギラギラにして、極悪に生まれ変わらせたような感じです。
この凶悪な外見の主人公たちが、目にも止まらぬ速さでバトルを繰り広げます。
(『目にも止まらぬ』は、比喩ではなく本当に目では認識できない速さです。そのことが
絵で表現されていることに感動。いったい何を食べたらこんな表現方法が思いつくのでしょうか…)
BLAME!やバイオメガでは、未来的でサイバーチックな建造物が世界観の中心であり、また作品の大きな魅力でした。
アバラも、それらの作品と同じく壮大なスケール感の建物が主ですが、どちらかというと現代的な雰囲気があります。
集合マンションみたいな建物もあるし、病院や警察のような機関などもあり、生活感がある(?)空間が広がっています。
しかし、そこは弐瓶ワールド。不気味なほど壮大で圧迫的で、縦横に無限の広がりを持つ、
無機質で不気味な建造物として描かれています。
我々が日常目にする生活空間と、弐瓶勉の現実離れした超巨大建造物の世界観が合わさり、(非常に良い意味で)シュールな
世界がそこに広がっています。
そして、物語の核となる、『廟』の存在。
この世界に当たり前のように存在し、当たり前のように鎮座する、超巨大な円筒形の謎の物体。
いつからそこに存在するのか、人工物なのか自然物なのかさえ分からない、謎の物体。
あまりにも当たり前に存在しているため、人々は『そこにあるのが当たり前』として、
謎にすら思っていない、謎の物体。
もうひとつ物語の核となる、『ガウナ』の存在。
突如どこからともなく姿を現し、圧倒的な攻撃力とスピードを持って人類を食い荒らす、謎の脅威。
これらを巡り、ダークヒーローな主人公や、様々な機関が複雑に絡み合い、大迫力のバトルを
繰り広げながら、世界の核心に迫っていきます…。
建物、人物、変身、バトル、組織、歴史、謎、台詞、アクション、空間、空気、時間、空間、衝撃…
アバラという作品を構成する全ての要素が、絵で、文字で、独特の間で、ものすごくダイナミックに表現されています。
よくぞこれだけの内容を、たった2巻だけで表現できたものです。
この弐瓶ワールドの凝縮っぷりに対し僕は、驚嘆と感動の念を抑えきれません。
今自分でこのレビューを書いていて、とても2巻完結の漫画のレビューを書いているように思えません。
10巻ぐらいのボリュームがありそうな漫画のレビューを書いているような気分です。
これだけ濃厚な世界観を、たった2巻の世界に凝縮してしまっている。
弐瓶勉は、紛うことなき天才なのだなあと、つくずく思います。
2巻の巻末には、『DIGIMORTAL』という1話完結の短編作品も収録されています。
こちらもまた弐瓶ワールド全開で、たいへん素晴らしいデキ。
海外での評価も非常に高いそうで、熱狂的なファンがいるそうです。
弐瓶勉好きな人はマストバイ。弐瓶好きなのに、これを読まないという選択肢は有り得ません。
弐瓶勉の入門編としてもオススメです。
ここからBLAME!やバイオメガに行くのも良い選択肢でしょう。
作風が作風だけに、あまり有名な作品ではありませんが、間違いなく名作中の名作です。
弐瓶勉が好きな人も、そうでない方も、一度は読むべき作品だと思います。
どっぷりと弐瓶ワールドに浸かりましょう。
上と下の2巻で完結(?)です。
まず言っておきたいのは、同作者のBLAME!やバイオメガにハマった人は即買推奨だということです。
それらの作品を読んだ方々に、いまさら説明は不要でしょう。
このアバラも、BLAME!やバイオメガに負けず劣らず、弐瓶ワールド全開です。
BLAME!やバイオメガではサイボーグや人造人間が主人公だったのに対し、
このアバラは『生物兵器』が主人公です。
といっても、人間が変身(?)して生物兵器になるという、ダークヒーロー的な物語です。
さすがは弐瓶勉…この主人公の造形がかっこいいかっこいい…
仮面ライダーを真っ黒にしてトゲトゲゴツゴツギラギラにして、極悪に生まれ変わらせたような感じです。
この凶悪な外見の主人公たちが、目にも止まらぬ速さでバトルを繰り広げます。
(『目にも止まらぬ』は、比喩ではなく本当に目では認識できない速さです。そのことが
絵で表現されていることに感動。いったい何を食べたらこんな表現方法が思いつくのでしょうか…)
BLAME!やバイオメガでは、未来的でサイバーチックな建造物が世界観の中心であり、また作品の大きな魅力でした。
アバラも、それらの作品と同じく壮大なスケール感の建物が主ですが、どちらかというと現代的な雰囲気があります。
集合マンションみたいな建物もあるし、病院や警察のような機関などもあり、生活感がある(?)空間が広がっています。
しかし、そこは弐瓶ワールド。不気味なほど壮大で圧迫的で、縦横に無限の広がりを持つ、
無機質で不気味な建造物として描かれています。
我々が日常目にする生活空間と、弐瓶勉の現実離れした超巨大建造物の世界観が合わさり、(非常に良い意味で)シュールな
世界がそこに広がっています。
そして、物語の核となる、『廟』の存在。
この世界に当たり前のように存在し、当たり前のように鎮座する、超巨大な円筒形の謎の物体。
いつからそこに存在するのか、人工物なのか自然物なのかさえ分からない、謎の物体。
あまりにも当たり前に存在しているため、人々は『そこにあるのが当たり前』として、
謎にすら思っていない、謎の物体。
もうひとつ物語の核となる、『ガウナ』の存在。
突如どこからともなく姿を現し、圧倒的な攻撃力とスピードを持って人類を食い荒らす、謎の脅威。
これらを巡り、ダークヒーローな主人公や、様々な機関が複雑に絡み合い、大迫力のバトルを
繰り広げながら、世界の核心に迫っていきます…。
建物、人物、変身、バトル、組織、歴史、謎、台詞、アクション、空間、空気、時間、空間、衝撃…
アバラという作品を構成する全ての要素が、絵で、文字で、独特の間で、ものすごくダイナミックに表現されています。
よくぞこれだけの内容を、たった2巻だけで表現できたものです。
この弐瓶ワールドの凝縮っぷりに対し僕は、驚嘆と感動の念を抑えきれません。
今自分でこのレビューを書いていて、とても2巻完結の漫画のレビューを書いているように思えません。
10巻ぐらいのボリュームがありそうな漫画のレビューを書いているような気分です。
これだけ濃厚な世界観を、たった2巻の世界に凝縮してしまっている。
弐瓶勉は、紛うことなき天才なのだなあと、つくずく思います。
2巻の巻末には、『DIGIMORTAL』という1話完結の短編作品も収録されています。
こちらもまた弐瓶ワールド全開で、たいへん素晴らしいデキ。
海外での評価も非常に高いそうで、熱狂的なファンがいるそうです。
弐瓶勉好きな人はマストバイ。弐瓶好きなのに、これを読まないという選択肢は有り得ません。
弐瓶勉の入門編としてもオススメです。
ここからBLAME!やバイオメガに行くのも良い選択肢でしょう。
作風が作風だけに、あまり有名な作品ではありませんが、間違いなく名作中の名作です。
弐瓶勉が好きな人も、そうでない方も、一度は読むべき作品だと思います。
どっぷりと弐瓶ワールドに浸かりましょう。
2012年8月5日に日本でレビュー済み
弐瓶さんの作品は大好きで、初期BLAME!から短編集にいたるまで全て読んでいるが、このアバラに関してはかなり難易度が高い。
この、よく描かれる美しく無機質なだけの近未来の世界ではなく弐瓶さん特有の臭い立つ生々しい有機と無機の融合された近未来を、
自身の想像力で補完して楽しめるかで意見は真っ二つに分かれるだろう。
なので弐瓶作品やSFを読まない人間にはあまりオススメはできない。
逆にハードなSFや廃墟などが好きな人、作品に対して想像力を働かせる楽しみを持ってる人には自信を持ってオススメする。
この、よく描かれる美しく無機質なだけの近未来の世界ではなく弐瓶さん特有の臭い立つ生々しい有機と無機の融合された近未来を、
自身の想像力で補完して楽しめるかで意見は真っ二つに分かれるだろう。
なので弐瓶作品やSFを読まない人間にはあまりオススメはできない。
逆にハードなSFや廃墟などが好きな人、作品に対して想像力を働かせる楽しみを持ってる人には自信を持ってオススメする。
2009年4月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
脊髄から昆虫の脚のような物が生えて全身を包み込む変身には惚れ惚れしました。
実写版スポーンの戦闘シーンを見かけたりもしました。偶然ですかね
個人的には那由多が可愛くてたまりません。那由多は癒し系ですね
実写版スポーンの戦闘シーンを見かけたりもしました。偶然ですかね
個人的には那由多が可愛くてたまりません。那由多は癒し系ですね
2016年6月1日に日本でレビュー済み
昔の「ガロ」のカムイ伝と同じような読後感でした。絵に迫力があり、物語は筋が飛びまくって、描写が残虐で、コンセプトがオリジナルで、最後まで読む人が少なくて、エヴァンゲリオンみたくなって。
他の国からのトップレビュー
Merissa Vermilya
5つ星のうち5.0
Collectors gift!
2018年11月30日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
So I got both mangas for my boyfriend who absolutely loves Abara and read it in English online and he wanted the Japanese mangas cause he’s a collector and when I got these they were packaged nicely and in really good condition for being used books but he was so happy he cried so thank you!!!
Miguel García Esquivel
5つ星のうち5.0
The manga is in great condition.
2017年5月16日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
It's just what I've expected. The manga is in great condition.