森田先生の漫画を読むといつも、『男の子はいいなぁ、男の子に生まれたかったなぁ』という、懐かしくて純粋な夢を思い出します。
男の子が皆逞しく生きてる。情けないトコも弱いトコも抱えながら必死で。先生は人間そのものを書いてらっしゃるのだから、ネタの部分がツマラナイとか文句言うのは何か違うでしょ。グダグダ言ってばかりだと、走りだした『きそばAT』の成長っぷりを見逃してしまうよ〜。
…それにしても、圭右のあの土壇場での『アグレッシぶー』には思わず天を仰いでしまいましたよ…。漫画の中での出来事なのに、こっち(読者)まで居たたまれなくなるあの感じ…凄くリアルで面白い!これからの『きそばAT』が本当に楽しみです!あと、個人的に子安くんの今後の動向が気になる…。
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べしゃり暮らし 4 (ヤングジャンプコミックス) コミック – 2007/8/17
森田 まさのり
(著)
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圭右・辻本のコンビ「きそばAT(エーティー)」が、NMCに出場! だが、自信満々の圭右を待っていたのは、観客の冷めた反応だった。次第に焦り始めた圭右は、一発ギャグへと走り、事態は更に悪化、ついに舞台放棄へ…!?
- 本の長さ198ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2007/8/17
- ISBN-104088773071
- ISBN-13978-4088773070
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (2007/8/17)
- 発売日 : 2007/8/17
- 言語 : 日本語
- コミック : 198ページ
- ISBN-10 : 4088773071
- ISBN-13 : 978-4088773070
- Amazon 売れ筋ランキング: - 374,989位コミック
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2007年8月26日に日本でレビュー済み
芸人を目指す高校生、上妻圭右らの成長を描く森田まさのり原作漫画の4巻。
本作は連載が少年ジャンプからヤングジャンプへ移った事情があるため、
単行本も1〜3巻まではジャンプコミックス版とヤングジャンプコミックス版の2種類があるが
この4巻からはヤングジャンプ移籍後の収録となり、刊行もYJC単独となる。
前3巻と比べると、少年誌特有の縛りから解放されたことと隔週連載が可能になったことの
影響を受け、明らかにのびのびと描けているという印象を受ける。
一部からは「お笑いの漫画なのにネタが笑えない」という指摘もあるが、
これはあくまでお笑いを題材にした「ドラマ」なのであって「ギャグを中心に笑わせるマンガ」
ではないのだと思う。劇中に出てくる芸人がネタを披露し、劇中に描かれる観客が
それに爆笑する、というシーンを描いている時点で、それを読んでいる我々読者が
そのネタ自体を笑えなくなることは当然のことである。百も承知であえてそういうシーンを
描いている作者の本作への気合いと自信がうかがえる。
本作は連載が少年ジャンプからヤングジャンプへ移った事情があるため、
単行本も1〜3巻まではジャンプコミックス版とヤングジャンプコミックス版の2種類があるが
この4巻からはヤングジャンプ移籍後の収録となり、刊行もYJC単独となる。
前3巻と比べると、少年誌特有の縛りから解放されたことと隔週連載が可能になったことの
影響を受け、明らかにのびのびと描けているという印象を受ける。
一部からは「お笑いの漫画なのにネタが笑えない」という指摘もあるが、
これはあくまでお笑いを題材にした「ドラマ」なのであって「ギャグを中心に笑わせるマンガ」
ではないのだと思う。劇中に出てくる芸人がネタを披露し、劇中に描かれる観客が
それに爆笑する、というシーンを描いている時点で、それを読んでいる我々読者が
そのネタ自体を笑えなくなることは当然のことである。百も承知であえてそういうシーンを
描いている作者の本作への気合いと自信がうかがえる。
2008年8月31日に日本でレビュー済み
作品として素晴らしい。
小説やドラマのような、物語を追う心地よさを味わえる良作。
テーマは単純かもしれないけど、それを表現するのは至難の業だと思う。
作者の苦心が伝わるかのように没頭してしまう。
ただ単に漫画という媒体でギャグで笑わせるだけの方が簡単だろうと思う。
でも「笑い」を主眼にせず、実に程よいネタ加減で、見事にスポットを「芸人」に当てている。だからこそ心に響くものが多々あった。
人間ドラマ、生きる喜びを感じました。
小説やドラマのような、物語を追う心地よさを味わえる良作。
テーマは単純かもしれないけど、それを表現するのは至難の業だと思う。
作者の苦心が伝わるかのように没頭してしまう。
ただ単に漫画という媒体でギャグで笑わせるだけの方が簡単だろうと思う。
でも「笑い」を主眼にせず、実に程よいネタ加減で、見事にスポットを「芸人」に当てている。だからこそ心に響くものが多々あった。
人間ドラマ、生きる喜びを感じました。
2007年8月31日に日本でレビュー済み
この漫画は最近テレビに出てる、特にエンタの神様に出てるおもしろくも何ともない人に読んでもらいたい。
自分たちはどれだけつまらない事をしているのか、そして客はどれだけつまらない事で笑っているのか考え直してほしい。
エンタの神様に出てる人たちこそ漫才、笑いをなめている芸人の象徴。
あんなので笑う客も客。
最近のお笑いブームは何かが狂っている。
珍しければ面白い。そういう認識の人が増えている気がする。
この漫画はそのような笑いを間違えて認識をしている人たちに読んでもらいたい。
自分たちはどれだけつまらない事をしているのか、そして客はどれだけつまらない事で笑っているのか考え直してほしい。
エンタの神様に出てる人たちこそ漫才、笑いをなめている芸人の象徴。
あんなので笑う客も客。
最近のお笑いブームは何かが狂っている。
珍しければ面白い。そういう認識の人が増えている気がする。
この漫画はそのような笑いを間違えて認識をしている人たちに読んでもらいたい。