この巻はノノがケガをして病院に運ばれたところから、ノノの過去の回想が始まり、ノノの辿ってきた真実が明らかになっていきます。
つまり、"野々宮一家の過去"がメインになった一冊です。 このマンガ、どんどん深くなっていきます。
そんなことがあったのか、、と瞬きが止まってしまうほどでした。
謎めいていた"悠太"という兄の過去、父のジャンプ失敗による人生のどん底への転落。 10年前までさかのぼり、隠されていた過去が一気に明らかになります。
悲しい。しかしノノという少女は強い。 計り知れない苦悩を乗り越え、家族のためにという思いを胸に、なぜノノがここまでして金メダルにこだわるのか。という理由が見えてくる一冊だと思います。
高校生にしてここまで辛いことを経験してしまった女の子が、その苦悩をバネに夢を追いかける決心をするところを見て、とても勇気をもらえました。
私にとって最高の漫画です。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
ノノノノ 6 (ヤングジャンプコミックス) コミック – 2009/5/19
岡本 倫
(著)
ついに明らかになる幼きノノの過去…!!
幼き日のノノと、双子の兄の悠太はスキージャンプ選手の悠介を自慢の父だと思っていた。そしていよいよオリンピックに向け、悠介への国民的期待が高まるなか、哀しき事件が起こることに…!!
幼き日のノノと、双子の兄の悠太はスキージャンプ選手の悠介を自慢の父だと思っていた。そしていよいよオリンピックに向け、悠介への国民的期待が高まるなか、哀しき事件が起こることに…!!
- 本の長さ200ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2009/5/19
- ISBN-10408877647X
- ISBN-13978-4088776477
この著者の人気タイトル
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 集英社 (2009/5/19)
- 発売日 : 2009/5/19
- 言語 : 日本語
- コミック : 200ページ
- ISBN-10 : 408877647X
- ISBN-13 : 978-4088776477
- Amazon 売れ筋ランキング: - 603,902位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2010年2月6日に日本でレビュー済み
この作品の導入部で核心に触れる過去編をこの巻で描かれました。
これまでの巻とは趣き一切違ってシリアスを全面に押し出していて
これぞ岡本さんの真骨頂的な巻だなと思います。
巻の帯にもあるようにじっくり読めば読むほど『涙なしでは読み切れない』とは
正しくで、私も久しくホロリときました。
家族が崩壊する過程ももう少し詳しくとは思いましたが・・・。
漫画なのであの描写だけで十分かなとも思います。
そしてスポーツ選手誰しもが憧れる五輪。その選ばれし者が恐らく
感ずるであろう重圧をうまく描いているなとも感じて、キーマンとなる人物が
五輪前のあの言動によって・・・。
人物の性格までもが左右する五輪の重圧を本当にうまく描いてる作品だと思います。
これまでの巻とは趣き一切違ってシリアスを全面に押し出していて
これぞ岡本さんの真骨頂的な巻だなと思います。
巻の帯にもあるようにじっくり読めば読むほど『涙なしでは読み切れない』とは
正しくで、私も久しくホロリときました。
家族が崩壊する過程ももう少し詳しくとは思いましたが・・・。
漫画なのであの描写だけで十分かなとも思います。
そしてスポーツ選手誰しもが憧れる五輪。その選ばれし者が恐らく
感ずるであろう重圧をうまく描いているなとも感じて、キーマンとなる人物が
五輪前のあの言動によって・・・。
人物の性格までもが左右する五輪の重圧を本当にうまく描いてる作品だと思います。
2009年5月21日に日本でレビュー済み
前巻の後引く幕引きから果たしてどう繋がる・・・と思ったら、本編は一度回想編へ。
由良悠介に向けられたスターとしての期待・応援と、それに応えることが出来なかったゆえの仕打ち。
普段私達がスポーツ観戦をして何気なく思ってることでも、「それを浴びせられる本人の立場で考えたことがある人は、果たしてどれだけいるのだろうか」そんなことを考えさせられました。
今巻に限ったことではありませんが、この作者は人の正負の感情を表現するのが凄く上手いです。
「悠太」という人物像に関しても、ここで初めて事の顛末の真相が語られることとなりますが、今まで読者に与えられてきた「他人からの伝聞によるイメージで作られた悠太」と全く異なっているというのが印象的でした。
人の脚色って怖いですね。
ノノの「男装」が持つ意味の深みがより増したところで、今後の展開がより良いものになればと期待してます。
由良悠介に向けられたスターとしての期待・応援と、それに応えることが出来なかったゆえの仕打ち。
普段私達がスポーツ観戦をして何気なく思ってることでも、「それを浴びせられる本人の立場で考えたことがある人は、果たしてどれだけいるのだろうか」そんなことを考えさせられました。
今巻に限ったことではありませんが、この作者は人の正負の感情を表現するのが凄く上手いです。
「悠太」という人物像に関しても、ここで初めて事の顛末の真相が語られることとなりますが、今まで読者に与えられてきた「他人からの伝聞によるイメージで作られた悠太」と全く異なっているというのが印象的でした。
人の脚色って怖いですね。
ノノの「男装」が持つ意味の深みがより増したところで、今後の展開がより良いものになればと期待してます。