「来い」「ああ」
「根性入れて“受け”ろよ…ブッ飛ぶぞっ!!!!」
「それでこそだよな。『オマエを喰った』事になるって事だろ!!え?しかないな!!!!」
異色将棋マンガハチワンダイバー26巻。そよ(ヒロイン)の対局が終わって一回戦が全試合終了。
始まった二回戦第一試合で、主人公・菅田とそのライバル・右角が再び激突します。
このライバル対決が熱い。正直この巻には星6つ以上つけたい気持ちです。
ヒロインとお互いに想い合っている菅田に対し、右角は想い人のハートをずっと自分に
向けられなかった。それでも右角はあきらめないでずっと想いを伝え続けてきた。そして、
満員御礼の将棋コロシアムで一手一手に聴衆を沸かせ大歓声を浴びる右角に、ついに
想い人の心が…
思い返せばこのマンガ、最初はどっちがヒロインのおっぱいを揉むかを賭けて将棋を
指してたりしてたわけで、それがいつしか生き死にまでかかったヘビーな話にまで
なってるんだけど、賭ける対象が重くなった分話の緊張感が増したかというと、個人的に
別にそうではなかった。なぜなら、好きな人にエロいことができるかどうかの重大さの方が、
結局私にとっては読んでてリアルだったからです。
『好きな人の前でカッコ悪いところを見せたくない。そうなるぐらいなら死んだ方が
マシ。』テンパってる男にとっては、好きな人の前でカッコがつくかどうかが
自分の命より大事だったりしますが、今巻の菅田と右角からはまさにそんな感じ。
おっぱいの件以上に自分と重なる部分をびしびし感じます。ましてや彼らはライバル
同士で、どうしたって負けられるはずがない。自分の命や地球の命運を賭けた他のどのマンガの
どの勝負より、このハチワンのこの勝負がいま一番負けられない勝負のはず(たぶん)。おススメします。

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ハチワンダイバー 26 (ヤングジャンプコミックス) コミック – 2012/9/19
柴田 ヨクサル
(著)
全世界を巻き込んで進行する“将棋大戦”にまさかのそよが登場!! 自ら勝ち進み谷生を殺す決意を固めた彼女が見せる鬼気迫る指し手とは!? 深く極めるほど、さらに深度を増す将棋の深淵に触れる26巻!!
- 本の長さ210ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2012/9/19
- ISBN-10408879415X
- ISBN-13978-4088794150
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年11月4日に日本でレビュー済み
このシリーズは、ずっとコミック派で通して来て、本誌が今どうなっているのか分かりません。
コミック派の方なら分かって下さると思うんですが、次巻って楽しみですよね。ハチワンは毎回そう思っていました。
「ここで切るんかい!」「次まで後、何ヶ月待てば良いんだよ!」って。
その気持ちが最高になったのは今巻でした。
菅田と右角、因縁の再戦も。そよと凛、どちらの「勝って!!」の想いも。
その両方を応援したくなる。
定石で行くなら菅田が勝たなきゃダメでしょうね、物語的に。主人公だし。
でも前作「エアマスター」で主人公でない或るキャラがラスボスに相応のキャラを一撃で仕留めてしまった。そういう予想外な展開を仕掛けて来る作者だからこそ、次巻まで気を抜けない。
定石通りかも知れない。まさかの右角勝利かも知れない。どちらも負けられない思いをぶつけ合ってる。そこに、とてもワクワクします。
今まで「将棋なんて全然分からないけど、ハチワンて面白いな〜」と思ってました。
たかが将棋、されど将棋。只のゲームのハズなのに、そのせいでバタバタ人が死んで行く。
作中でも将棋を知らない一般人が「何だか将棋って面白そうだぞ…」と惹き込まれて行く描写があります。
実は、これって私達なんじゃないかと思いました。谷生=作者に「将棋ってこんなに凄いんだよ」と密かなアプローチをされている様な。
今まで面白いと思いつつもレビューは書きませんでしたが、今巻のジョンス対そよ戦の鮮やかさ、菅田対右角の愛を賭けた緊迫のラストに思わずレビューを書いてしまいました。
次巻の発売は12月、指折り数えて待つ日々が続きそうです。
コミック派の方なら分かって下さると思うんですが、次巻って楽しみですよね。ハチワンは毎回そう思っていました。
「ここで切るんかい!」「次まで後、何ヶ月待てば良いんだよ!」って。
その気持ちが最高になったのは今巻でした。
菅田と右角、因縁の再戦も。そよと凛、どちらの「勝って!!」の想いも。
その両方を応援したくなる。
定石で行くなら菅田が勝たなきゃダメでしょうね、物語的に。主人公だし。
でも前作「エアマスター」で主人公でない或るキャラがラスボスに相応のキャラを一撃で仕留めてしまった。そういう予想外な展開を仕掛けて来る作者だからこそ、次巻まで気を抜けない。
定石通りかも知れない。まさかの右角勝利かも知れない。どちらも負けられない思いをぶつけ合ってる。そこに、とてもワクワクします。
今まで「将棋なんて全然分からないけど、ハチワンて面白いな〜」と思ってました。
たかが将棋、されど将棋。只のゲームのハズなのに、そのせいでバタバタ人が死んで行く。
作中でも将棋を知らない一般人が「何だか将棋って面白そうだぞ…」と惹き込まれて行く描写があります。
実は、これって私達なんじゃないかと思いました。谷生=作者に「将棋ってこんなに凄いんだよ」と密かなアプローチをされている様な。
今まで面白いと思いつつもレビューは書きませんでしたが、今巻のジョンス対そよ戦の鮮やかさ、菅田対右角の愛を賭けた緊迫のラストに思わずレビューを書いてしまいました。
次巻の発売は12月、指折り数えて待つ日々が続きそうです。