お店をオープンしたはいいが順風満帆とは言い難く、原料をケチらないばかりにすべてのアイテムが原価割れ、
このまま終わらせないためにTV出演…!という2巻です。
きっかけがまたおかしいんですがダイフク(犬)のTV出演のおかげです。
そのシーンはもろに「今日のわん◯」でとってもかわいいです。ダイフクかわいい。
今回は、TV出演もなんですが、なぜかハゲネタも沢山でてきていて(悪口ではない)更に明日のジョーのネタで
漢スイーツの人たちが延々話したりしていて笑えます。
最初は一言のもとにTV出演を断る熊谷シェフですが、物凄く単純な理由で出演承諾したり、意外とミーハー?なところも見えてきます。
とんでもない空気読まない性格ながらも、言っていることは間違ってない、ただ真摯に良いと思う品物をお客様に
食べてほしいだけだというところがわかってきて段々好きになっていける不思議な人です。
しかも人の言うこと聞かない人は更に人の言うこと聞かない人には弱いんだ、ということも最後のほうでわかってくるのですが
その弱りっぷりもとても面白いので注目です。
更に、TVでの対戦相手もそれぞれまた変人だったり問題あったり楽しいです。でもケーキは本格的。
勝負の行方がどうなっていくのかも楽しみです。
また、このお店「プチ・セヴェイユ」が出来たというだけで、寂れた商店街の雰囲気が段々変わってきて
その楽しい感じがこちらにも伝わってきて嬉しくなります。ニートのミノルくんでさえ何か影響を受けそうです。
説明では伝えきれないのでおすすめ台詞を。
「今まで全力で何かに立ち向かった事がなかったから このまま人生が終わったらきっと後悔すると思ってたんです〜〜
だから今とっても楽しいんですよ〜〜」
「ホントに奥深いものは言葉にできなくて でもそれを伝えるために職人の腕はあるから…」
「家畜?失礼ねっ 冨田ちゃんは奴隷なのよ!」
「たとえ勝っても負けても 運命はきっとわたしたち(プチ・セヴェイユ)に恵みをくれます!今夜!!」
など。心に来る台詞沢山あります。一部アレですが。
読んでケーキ食べたくなりますし、爽やかに楽しい気分になりますよ。
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アマイタマシイ 2 (ヤングジャンプコミックス) コミック – 2012/12/19
杉本 亜未
(著)
『プチ・セヴェイユ―小さな目覚め―』と名付けられた洋菓子店がようやくオープンした!
同店を共同で経営するスィーツ・ファンの柴田羽衣と川嶋賀句は、この店がシャッター商店街に灯る希望の火になれば…と、願わずにはいられない。
しかし…現実は希望を辛抱へと変えていくのであった!
シェフの熊谷は超人的な仕事ぶりを見せるが、やっぱりどこか壊れた変わり者。
相変わらず空気を読まず、思ったことを全て口にして周囲を閉口させる…。
そんな熊谷が、あろうことか大手テレビ局から、料理対決の番組に出演してほしいとのオファーを受けた!
優勝したら店の宣伝になり、経営を軌道に乗せられるのは間違いない!!
しかし当の熊谷は意外な反応を見せて……!?
『ファンタジウム』の杉本亜未が贈るドラマチック・スィーツ・コメディ!
熊谷シェフの斜め上行くアクションに、あなたの頭もグルグルッと混乱させられるかも…!?
同店を共同で経営するスィーツ・ファンの柴田羽衣と川嶋賀句は、この店がシャッター商店街に灯る希望の火になれば…と、願わずにはいられない。
しかし…現実は希望を辛抱へと変えていくのであった!
シェフの熊谷は超人的な仕事ぶりを見せるが、やっぱりどこか壊れた変わり者。
相変わらず空気を読まず、思ったことを全て口にして周囲を閉口させる…。
そんな熊谷が、あろうことか大手テレビ局から、料理対決の番組に出演してほしいとのオファーを受けた!
優勝したら店の宣伝になり、経営を軌道に乗せられるのは間違いない!!
しかし当の熊谷は意外な反応を見せて……!?
『ファンタジウム』の杉本亜未が贈るドラマチック・スィーツ・コメディ!
熊谷シェフの斜め上行くアクションに、あなたの頭もグルグルッと混乱させられるかも…!?
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2012/12/19
- ISBN-104088794923
- ISBN-13978-4088794921
登録情報
- 出版社 : 集英社 (2012/12/19)
- 発売日 : 2012/12/19
- 言語 : 日本語
- コミック : 192ページ
- ISBN-10 : 4088794923
- ISBN-13 : 978-4088794921
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年2月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2013年8月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
杉本さんの作品は重く切実で、メンタルが弱い私には体調を選ぶのですが、これは落ち込んだ時にこそ最適。
熊谷シェフの素っ頓狂なキャラクターをはじめ、やっぱり登場人物がとても魅力的な人ばかりです。
杉本さんのギャグが好きなので、ここまで打ち出してくれた作品に初めて出会い、喜ばしいです。
仕事と人生について考えさせられる(著者も推奨)、元気をもらえた漫画です。3巻早く出ますように。
熊谷シェフの素っ頓狂なキャラクターをはじめ、やっぱり登場人物がとても魅力的な人ばかりです。
杉本さんのギャグが好きなので、ここまで打ち出してくれた作品に初めて出会い、喜ばしいです。
仕事と人生について考えさせられる(著者も推奨)、元気をもらえた漫画です。3巻早く出ますように。
2012年12月29日に日本でレビュー済み
主人公の一人、パティシエが腰をすえてパティセリーをやり始めたため、ストーリーが安定してきて読みやすくなった。
内容は良く、絵もうまい。変人パティシエと周囲の人間の台詞の掛け合いが楽しく、笑える。その一方で、決め台詞も良く、感動できる。メインは洋菓子店を舞台にしたホームコメディ風だが、菓子作りには非常に気合が入っており、かっこいい場面も多い。いずれにせよ、若干のドタバタはあるが、興味を持って読めるし、読み終わったあとの爽快感がある。
早く先が読みたい。非常に勧められる。
加筆(ネタバレ)
ネタバレになるので抑えていたんですが、出版後大分経つので、書くことにしました。
とにかく、非常に決め台詞が良く、感動できます。
「金が儲かって厨房に立たなくなり、どんどん仕事が荒れてくるのが何より嫌だ」
「誰かの誕生日にコンクールに出てたらこれを作れないいだろう!!」(バースデーケーキを作りながら。)
店で客に出すケーキを作ることにこだわるところが良い。職人気質というか、美味しいものを作れる喜びが溢れていて感激する。コンクールで出展される食べられない菓子でできた鳳凰や甲冑の話も同感。
「それで・・できましたか?」「いや、もう そんな事はどうでもいいんだ」
腕を競うということを意味のないと言い切るところに感動する。これは前作ファンタジウムでも強く出された発想です。2巻でコンテストになっちゃったし、実際競ってるんだけど、コノパティシエ、負けても何も気にしないと思う。
「揺るぎない信頼と矜持があるから店を開けました!!」
漫画の中でも柴田と川嶋がグッときてたけど、自分も泣きながら読んでしまった。この程度の腕なら儲けられるかな、なんて商売は確かにないかもしれない。旨い、最高に旨い、さらに旨くなるという気持ちがないと、とても洋菓子屋なんてできないような・・・気がする。
この漫画を読んでから、フール・セックを興味を持って食べるようになりました。ガレット・ブレトンヌとか、あんまり意識してなかったけど、確かに美味しいし、作り手でかなり味が違う。店でみつけると、買ってしまうようになりました。
がんばれ変人シェフ!と思いながら何度も読んでいます。
プチ・セヴイユ・・・ファンタジウム6巻目52ページ。
内容は良く、絵もうまい。変人パティシエと周囲の人間の台詞の掛け合いが楽しく、笑える。その一方で、決め台詞も良く、感動できる。メインは洋菓子店を舞台にしたホームコメディ風だが、菓子作りには非常に気合が入っており、かっこいい場面も多い。いずれにせよ、若干のドタバタはあるが、興味を持って読めるし、読み終わったあとの爽快感がある。
早く先が読みたい。非常に勧められる。
加筆(ネタバレ)
ネタバレになるので抑えていたんですが、出版後大分経つので、書くことにしました。
とにかく、非常に決め台詞が良く、感動できます。
「金が儲かって厨房に立たなくなり、どんどん仕事が荒れてくるのが何より嫌だ」
「誰かの誕生日にコンクールに出てたらこれを作れないいだろう!!」(バースデーケーキを作りながら。)
店で客に出すケーキを作ることにこだわるところが良い。職人気質というか、美味しいものを作れる喜びが溢れていて感激する。コンクールで出展される食べられない菓子でできた鳳凰や甲冑の話も同感。
「それで・・できましたか?」「いや、もう そんな事はどうでもいいんだ」
腕を競うということを意味のないと言い切るところに感動する。これは前作ファンタジウムでも強く出された発想です。2巻でコンテストになっちゃったし、実際競ってるんだけど、コノパティシエ、負けても何も気にしないと思う。
「揺るぎない信頼と矜持があるから店を開けました!!」
漫画の中でも柴田と川嶋がグッときてたけど、自分も泣きながら読んでしまった。この程度の腕なら儲けられるかな、なんて商売は確かにないかもしれない。旨い、最高に旨い、さらに旨くなるという気持ちがないと、とても洋菓子屋なんてできないような・・・気がする。
この漫画を読んでから、フール・セックを興味を持って食べるようになりました。ガレット・ブレトンヌとか、あんまり意識してなかったけど、確かに美味しいし、作り手でかなり味が違う。店でみつけると、買ってしまうようになりました。
がんばれ変人シェフ!と思いながら何度も読んでいます。
プチ・セヴイユ・・・ファンタジウム6巻目52ページ。
2013年2月20日に日本でレビュー済み
まずいラーメン屋の親父なら「とびっきりおいしいラーメンなら作れるぜ、一杯三千円になるけどよ。」と,うそぶくかもしれません。
ことほど左様に、品質とコストのバランスは頭の痛い問題なのです。
さて、我らがプチ・セヴェイユも降りかかるこの問題に、熊谷シェフと若者二人はどう対処していくのでしょうか。
天才シェフ現れたからといって全ての問題が解決するわけではなく、むしろ問題は増えていく。
こうした現実から目を逸らさない誠実な物語が、作品の説得力を形作っているように思えます。
一方で、この二巻から顕著になった作品の魅力があります。それは作者の趣味を全開にしたネタの数々です。
明らかに一発屋で終わるであろうお笑い芸人、お菓子とホラーのコラボレーション、マンガ文法ネタ、そして懐かしの名作漫画ネタとまさにカオスという言葉がふさわしい暴れっぷりです。
ここまでして破綻しない力技には大笑いしつつも称賛の拍手を惜しみません。
嫌がっていた料理バトルへの参加をあっさり受け入れる熊谷シェフ、彼の心に去来したものは一体?
筋の通った変人、熊谷シェフの魅力炸裂のこの第二巻で、癖になる混沌をお楽しみください。
ことほど左様に、品質とコストのバランスは頭の痛い問題なのです。
さて、我らがプチ・セヴェイユも降りかかるこの問題に、熊谷シェフと若者二人はどう対処していくのでしょうか。
天才シェフ現れたからといって全ての問題が解決するわけではなく、むしろ問題は増えていく。
こうした現実から目を逸らさない誠実な物語が、作品の説得力を形作っているように思えます。
一方で、この二巻から顕著になった作品の魅力があります。それは作者の趣味を全開にしたネタの数々です。
明らかに一発屋で終わるであろうお笑い芸人、お菓子とホラーのコラボレーション、マンガ文法ネタ、そして懐かしの名作漫画ネタとまさにカオスという言葉がふさわしい暴れっぷりです。
ここまでして破綻しない力技には大笑いしつつも称賛の拍手を惜しみません。
嫌がっていた料理バトルへの参加をあっさり受け入れる熊谷シェフ、彼の心に去来したものは一体?
筋の通った変人、熊谷シェフの魅力炸裂のこの第二巻で、癖になる混沌をお楽しみください。
2014年8月4日に日本でレビュー済み
実に洋菓子の魅力が伝わる作品ですよね。心に残る言葉に元気が出ます。
他の方がおっしゃられたように今まで気にも止めなかった洋菓子の名前をコミックを見てからデパートのスィーツのところで気に止めれるようになりました。時々購入しますが、ガレットブルトンヌ等々結構お値段しますよね。しかし、お店お店でお味が違いますね。奥が深いです。エシレの発酵バターはつい最近大阪阪急百貨店の地下で見かけてそのガレットを試食して見てビックリしました。確かに旨い!高いけどね。
最近コミックを見ると妙に焼き菓子が食べたくなり、いつも安いおにぎり煎餅やハッピーターンでごまかしています。でも、たまに本もののガレット等々を購入してホットドリンクとともにコミックを見るとどちらも美味しさ倍増するのに気が付きました。皆さん是非ともお試しくださいね♪。
ところでなぜ3巻出ないのでしょうか?
他の方がおっしゃられたように今まで気にも止めなかった洋菓子の名前をコミックを見てからデパートのスィーツのところで気に止めれるようになりました。時々購入しますが、ガレットブルトンヌ等々結構お値段しますよね。しかし、お店お店でお味が違いますね。奥が深いです。エシレの発酵バターはつい最近大阪阪急百貨店の地下で見かけてそのガレットを試食して見てビックリしました。確かに旨い!高いけどね。
最近コミックを見ると妙に焼き菓子が食べたくなり、いつも安いおにぎり煎餅やハッピーターンでごまかしています。でも、たまに本もののガレット等々を購入してホットドリンクとともにコミックを見るとどちらも美味しさ倍増するのに気が付きました。皆さん是非ともお試しくださいね♪。
ところでなぜ3巻出ないのでしょうか?