(レビュー内に3巻内容のネタバレあります)
他の方もおっしゃられてますが良かったのは2巻の途中までですねこの作品。
と、いうのも2巻の後半で過去に妹をいじめていた男キャラが登場するのですが・・・こいつが作品をぶち壊してくれました見事に。
1巻から読んでた人ならおわかりでしょうがこの作品は大して難しくもないお手軽ハーレム作品です。
主人公と妹とその他複数の女性キャラのイチャラブコメディ、いわば美大生版ToLoveる・・・少なくとも2巻途中まではそういうジャンルでした。
が、2巻後半から登場する男キャラの存在によってこの作品は様相を一変します。
妹を小学生時代にいじめており高校で再会して会った瞬間に「付き合ってくれ」
えーと・・・主人公は美大生の義兄のはずでは?完全に主人公が交代しています。
寝取りキャラ・・・と見てもそこまで卑劣ではなく、よくいる無神経な高校男子なので寝取られ物と見ても微妙。
リアリティー重視なキャラと言えば聞こえはいいですがご都合要素がテンプレのハーレム作品には不要な存在だと思えます。
そしてこの3巻で義兄と男キャラが会うわけですがその時の態度がまぁ、カスな事カスな事。
挨拶もせずに喧嘩売ったかと思えば妹にどこまでもストーカーばりに付いていき、義兄の役目であろうはずのパンチラ鑑賞をネコババ。
その後義兄が諸事情でくたくたに疲れながら家に帰ると、家主である義兄の許可も得ずに勝手に義兄の家の玄関に仁王立ちで帰宅を妨害。
ハーレム作品だという点を除外してもここまで不快感の塊のようなキャラは久しぶりに見ました。
このクズな男キャラが出張るせいで義兄と義妹の絡みが激減なのは本当に萎えました。
で、更に不快なのが作者がどうもこの男キャラを「嫌な奴」ではなく「根はいい奴」だと設定してそうなところ。
このせいでこれからもまだまだ兄妹に金魚の糞の如く付きまとい、不快要素を撒き散らすのが見え見えで気が滅入る、というのが本音です。
ハーレム作品としての価値は地に落ちましたし、寝取られ作品と見ても微妙なのでお勧めは出来かねます。
絵だけは絶妙なのでイラスト集と割り切れる方のみ購入されてもよろしいかと。
あのクズ男キャラがフェードアウトするまでは私は雜誌立ち読み派に戻らせていただきます。悪しからず。

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エゴコロ・トイロ 3 (ヤングジャンプコミックス) コミック – 2015/5/19
林崎 文博
(著)
卒業制作が描けず留年を重ねるダメ美大生の天野透。思い悩む透のもとに長年別れて暮らしていた義妹の麦と大学の後輩・もみじが転がり込んでくる。美女に囲まれた生活に、透の創作意欲は暴走しっぱなし!! そんな中、子育てに悩むバイト先の店長・紫乃の相談に乗る事に。悩み相談をするうちに、ついつい呑みすぎた二人は酔った勢いで!? 美女だらけの美術系ラブストーリー第3巻!!
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2015/5/19
- 寸法18 x 12.8 x 2.2 cm
- ISBN-104088901576
- ISBN-13978-4088901572
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年9月18日に日本でレビュー済み
2015年6月11日に日本でレビュー済み
2巻の終わりで妹の小学校の頃の同級生の男の子が出てきて、妹に告白をして終わり、
3巻からはその男の子との絡みが入るのかと思ったら、話しがあっちこっちに飛んで、誰目線で読めばいいか分からない程、
しっちゃかめっちゃかで何がしたいのやら…分かりません。
この作者はいつも三巻辺りから、某タカヤみたいなことをしますが、今回もやってしまいました。
なんていうか作者の妄想に読者の自分がついていけなくなるというか…
ひじょーに残念ですが、次からは購入を控えようと思います。
3巻からはその男の子との絡みが入るのかと思ったら、話しがあっちこっちに飛んで、誰目線で読めばいいか分からない程、
しっちゃかめっちゃかで何がしたいのやら…分かりません。
この作者はいつも三巻辺りから、某タカヤみたいなことをしますが、今回もやってしまいました。
なんていうか作者の妄想に読者の自分がついていけなくなるというか…
ひじょーに残念ですが、次からは購入を控えようと思います。