OAVの出来は、お粗末の一言。直刃編は、それでもまだ見られる方ですが、ハイネ編のクオリティの低さは酷いです。DVDともなれば、TV放映のものですら作画修正が入るのが当たり前。ましてや、OAVであれば、普通、スタッフが心血注ぐものですが、残念ながらDOGSのOAVは、制作陣の誠意もアニメ制作に対しての心意気も全く感じない。画コンテすらまともにキレておらず、プロの仕事とは思えないです。声優さんや原作は良いのに、勿体ないこと極まりないです。
予算の関係で動かせないのであれば、演出でカバーして欲しかったです。そういう工夫をしている作品はたくさんあります。それすらもしていないのが、酷い。
TVｼﾘｰｽﾞ化の予定があるならば、制作陣と制作会社は一新して欲しいです。
単行本に関しては過去作の再収録ですが、表紙が一新され、ｶﾗｰ見開きの挿入と一部書き下ろしがあり、個人的にはこちらは満足でした。それゆえ、OAVの酷さが残念でなりません。
同じような企画を絶望先生がしていますが、そちらは非常に安心して見られるクオリティでした。値段も大して変わらないので、一概に制作費の問題とは言い切れないと思います。
制作スタッフの志の低さが気になりました。
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