Amazonレビューで知り合った或る友人の方が、コメント欄でご紹介戴いたので、最も安く手に入りやすいこのコンビニ本をAmazonで購入しました♪
特撮作品としては某ネット動画で閲覧していたため、ある程度は知っていたのですが・・・あっ、ありのまま読んだものを話すぜ、原作の仮面ライダー１号（本郷猛）の結末なんか、そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ、もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ（ｂｙポル✖レフ）
さて、この単行本は原作第三巻「魔王」編です。
秘密結社ゴルゴムの改造人間から命からがら脱出した、主人公の南光太郎と親友の秋月信彦。
彼らが行く世界の国々で、次々と襲い掛かる改造人間（怪人）達、そして未来のアボリジニ達から光太郎に伝えられた、「魔王」の軍勢による、単純な世界征服ではなく人類絶滅の危機・・・原作者の石ノ森章太郎が最後に手掛けたライダー物とはいえ、なかなかハードな世界観ですわ(*^。^*)
実際に人類滅亡と新世界の創設の為に遂行している、ゴルゴム達の計画も予想すら出来ない桁外れのモノばかり・・・例えば、巨大シールド（トンネル掘削のアレ）でヒマラヤ山脈を潰して異常気象を引き起こして文明の壊滅を目論むなんて、特撮の『仮面ライダーアマゾン』のガマ獣人が企んだ、「東京フライパン作戦」がまるで児戯に見えるほどでした！
世界各地のゴルゴムの怪人達と闘ううちに、やがて信彦も改造人間と分かり、二人は「魔王」の座を巡って闘う展開に！？
特撮とは異なって、変身後の信彦は光太郎のそれと全く同じ姿であの「シャドームーン」では無いし、改造人間達には人間時を除いて「自我」は無いようだし（従って”クジラ怪人”みたいなヤツは出てこない！）、奴らを倒してもカタルシスは全然無いわ、終盤では光太郎がいきなりゴルゴムが人類を滅ぼした後の世界（かつて世界が滅亡すると予言されていたアノ１９９９年７月！）に飛ばされるわで（しかもヒロインの秋月杏子は死亡）・・・読み進めるほど暗澹たる気持ちになり（大人向けのビターな作品とも言えますが）、このまま特撮作品化されないで良かったと思いました。
それでもやはり続きが気になる気になる・・・また機会があればこの続編を読んでみようと思います(*^-^*)
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
