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タッチ 1 完全版 (少年サンデーコミックススペシャル) コミック – 2005/7/1

4.0 5つ星のうち4.0 8個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 小学館 (2005/7/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2005/7/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • コミック ‏ : ‎ 399ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4091278418
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4091278418
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 8個の評価

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あだち 充
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上位レビュー、対象国: 日本

2006年12月19日に日本でレビュー済み
文庫版610円、ワイド版693円、そしてこの完全版900円。一見、やっぱり文庫版が安いよね、ということになるのだが、まとめて買うと完全版は全12冊で10,800円、文庫版は全14冊で8,540円、ワイド版は全11冊で7,623円と、ワイド版が一番お得となる。今時タッチを買う人がバラで買うとは思えないので、ご購入の際には総額も考えて悩みましょう。

さて、一番高いこの完全版だけど、書店で見比べてみると小学館の策略と分かっていながらつい乗せられてしまう魅力があります。カラーページってもそんな力の入った着色でもないし、連載当時のサンデー表紙っても子供っぽいだけだし、あだち充のミニエッセイに至ってはどこに書いてあるか分からないくらいのシロモノ。でもリアルタイムでタッチを読んだ、そして20年後に再びあの感動を味わいたくなった大人買いの諸氏は、やはりこちらを選んでしまうのではないかなぁ、そう思わせる妙なリアルさがあるのです。判の大きさと紙質でしょうか、こちらを見ちゃうとその他の版がアーカイブ入りした文化遺産みたいに見えちゃうんですね。

そんなわけで、否応も無く過ぎてしまった20余年の歳月から目を背けたい、ナイーブな大人の方にお勧め。(私も買ってしまった)
41人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年6月4日に日本でレビュー済み
紙質、いいです
当時のカラーを再現できる紙ですから。

大きさ、すごいです
当時の雑誌を読んでるかのような大きさ。リアルを感じる

値段、元値は高いけれど、なんとかなります
発売されてから5年経過しているので、マーケットプレイスコミックセットにも登場していますが、
だいぶ安く、買いやすくなっています

重さ…

これが問題!

なにせ当時26巻あったまんがを12冊にまとめたシロモノ。

1冊1冊が、重い!

女性の私には、気軽に読めるものではありませんでした
まんが片手におやつを…、なんて、とてもできない!
重みに耐えながら、いっしょうけんめいまんがの世界に入る。という感じ。

他の方のレビューにもありますが、どれをチョイスするかは人それぞれですね

私は12冊もあると大きいし、重いし、場所とるし、…けっこう物持ち(まんが持ち?)なので
文庫版に変えようと思っています

当時を懐かしむリアルな年代の男性向け?かな?
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年6月8日に日本でレビュー済み
この作品に限らず、あだち充のマンガは好き。キャラが同じような顔をしていて、ストーリーの展開がバレバレで、題材(野球とか)をそれほど深く掘り下げて描いていないにも関わらず、だ。何でかっていうと、あだち充の描く世界が、中高生の夢みたいなものだからだと思う。なんとなく天性の才能を持っていて、そばに可愛い女の子がいて、部活と恋愛に恵まれた学生生活を送れれば、そりゃ言うことはない。しかも、部活は血と汗と涙を感じさせないし(実際は努力をしているシーンもあるけど)、恋愛は非常にプラトニック。結局、みんなそういうのが理想なんだろう。だけど、それは実際にはありえない世界。そのありえない世界を見せてくれるのだから、同じ顔したキャラでお約束の展開でも、あだち充の作品が好きなんだと思う。この先もずっと。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年7月13日に日本でレビュー済み
タッチを読んだことなかったので、とりあえず完全版を買ってみましたが、とても良かったです。完全版だとあだちさんのミニコラムが載っていたり、カラーページ再現や紙の質もいいと思います。ただ、ちょっと値段が高いと思います。でもワイド版を買うよりは、こちらを買ったほうが良いと思います。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年6月18日に日本でレビュー済み
カラー頁が再現されていてワイド版よりちょっと大きいけど、ワイド版とたいして変わらないです。
それと若干紙質は向上してます。
ワイド版・文庫版と色々出ているので、持っている人は買い換えるかどうか好みでしょうね。
初めての人は、迷わず買っても損なしです。
18人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年8月20日に日本でレビュー済み
 言わずと知れた野球マンガの傑作。しかし、最初の中学生編では、あれほどまでシリアスな部分を持つとは思いませんでした。
 達也・和也・南が高1の夏を迎えるまでは……。
 中学生編は、あだちさんが明るく描いたコメディのセンスが満載で楽しいです。もちろん三人の関係は少し微妙とも言えますが、決して重くはありません。
 隣に住む美少女の存在……なんともうらやましい設定です。三人にそれぞれ共感できる部分があり、とても好感が持てます。個人的には、このまま三人が成長していたらどうなったのか……別の物語も見てみたかったような気がします。
 余談ですが、あだちさんの描く街の風景(特に夏の)が大好きです。照りつける太陽や蝉の声、入道雲。存在感があり、まるで紙面から香りが漂ってくるような感じがします。
 会話がない箇所でも、本当に絵で見せてくれます。この部分と登場人物の会話。テンポが楽しい作品です。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年9月24日に日本でレビュー済み
「行間を読む」という言葉があるが,あだち充の作品に共通する特徴は,「コマ間を読ませる」テクニックである.説明的な台詞は極力省き,コマの流れの中に作者の意図をそれとなく入れ込む技は,あだち充ならではのものだ.このさりげなさが,読者の側に「コマ間」を読ませ,作者の意図を気づく楽しみや,考えさせられる深みを与えている.軽く読んでいると見逃してしまうが,このような細部にこそ,この作者の最良の部分が宿っているのだ.
前置きが長くなったが,『タッチ』は言わずと知れた青春マンガの傑作である.あだち充の高校野球を題材にした作品は多いが,双子の兄弟と幼なじみの三角関係という設定がすばらしい.これだけでも,あだち充の力量を考えればヒット間違い無しであるが,さらに,従来のあだち充路線からは想像も出来ない「和也の事件」によって,不朽の名作となった.代表作というものは,良い意味で,読者の期待を裏切る要素が必要なのだ.
第一巻は導入部で,まだコメディ的な要素が多い.盛り上がりはこれから,であるが,第二巻以降のテーマとなる達也と和也の南を巡る,愛と嫉妬の展開を予感させる.完全版は,連載当時のカラーが再現され,保存用にはもってこいであるが,少々高いのが難点か? 金額を気にする場合には,他の版もあるので,そちらを選ぶのが良いかも.
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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