町でうわさの天狗の子が好きで、
ずっと気になっていてやっと読みました。
たくさんの恋模様が一冊に詰まっています。
表題作は恋というより家族愛に近いものだと思います。
私は「青という言葉のない国から」の最後のシーンにドキッとしました。
何度も読み直したくなります。
岩本さんの作品は、他の方も書かれている通り全体的に大きな起伏はないように感じます。
ですが、静かな中でフッといきなりしみてくることばがあります。
ところどころ地味に隠されたギャグもツボです。
町でうわさの天狗の子でキュンキュン(粗末な表現ですみません)する方、
ぜひこちらも読んでみてください。
きっと心に響く一言がたくさん詰まっています。
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スケルトン イン ザ クローゼット (フラワーコミックス) コミック – 2005/10/26
岩本 ナオ
(著)
公認会計士を目指す貫一(かんいち)(24歳)のもとに突然、従妹(いとこ)の野花(のはな)(15歳)がやってきた。新人まんが家の弟・公二(こうじ)(21歳)も巻き込んで、3人のなりゆき家族生活がはじまるが…。乙女ゴコロ満載のラブリー・ファミコメ!
●収録作品/スケルトン イン ザ クローゼット/雪みたいに降り積もる/僕の一番好きな歌青という言葉のない国から/その彼女の存在/花の名前/冬色自転車
●収録作品/スケルトン イン ザ クローゼット/雪みたいに降り積もる/僕の一番好きな歌青という言葉のない国から/その彼女の存在/花の名前/冬色自転車
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2005/10/26
- ISBN-104091302351
- ISBN-13978-4091302359
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登録情報
- 出版社 : 小学館 (2005/10/26)
- 発売日 : 2005/10/26
- 言語 : 日本語
- コミック : 192ページ
- ISBN-10 : 4091302351
- ISBN-13 : 978-4091302359
- Amazon 売れ筋ランキング: - 219,719位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2007年3月19日に日本でレビュー済み
学生時代を(はるか)昔に感じるヒトが
高校時代を思い出しながら読む、
そんなスタンスがぴったりくる漫画だと思う。
いや、若くてもいいと思うんですけど。
恋愛の起承転結で言えば、お話を「転」までで締めくくっている。
キスやハグの「結」はなくて、それは読者の余韻にまかせている。
でもそれが心地よい読後感を生む。
作者の二冊目「Yesterday,Yes a day」でも感じたのだけれど、
岩本ナオさんの作品って、主人公たちの気付きの瞬間が
ほかの少女漫画とはちと違うんだな、と思う。
ハッ、とか、ガーンとか、顔がかあっと赤面するとかっていう
一瞬の強い衝撃ではなくて、
すうっと水が地面にしみ込むような気付き。
漫画はさくさく読むほうだけれど、
この気付きの瞬間に引き込まれて、ページをめくる手が止まってしまう。
静かな静かな、でも確かな緊張感。
表題作もいいけれど短編の「僕の一番好きな歌」が好きだ。
同級生に恋をする男の子の、積極的なんだかためらいがちなんだか
わからない行動となにかっちゃキラキラしちゃうところに
可愛いなあと思ってしまうのだ。
(ちょっと自分の年齢を感じますが)
高校時代を思い出しながら読む、
そんなスタンスがぴったりくる漫画だと思う。
いや、若くてもいいと思うんですけど。
恋愛の起承転結で言えば、お話を「転」までで締めくくっている。
キスやハグの「結」はなくて、それは読者の余韻にまかせている。
でもそれが心地よい読後感を生む。
作者の二冊目「Yesterday,Yes a day」でも感じたのだけれど、
岩本ナオさんの作品って、主人公たちの気付きの瞬間が
ほかの少女漫画とはちと違うんだな、と思う。
ハッ、とか、ガーンとか、顔がかあっと赤面するとかっていう
一瞬の強い衝撃ではなくて、
すうっと水が地面にしみ込むような気付き。
漫画はさくさく読むほうだけれど、
この気付きの瞬間に引き込まれて、ページをめくる手が止まってしまう。
静かな静かな、でも確かな緊張感。
表題作もいいけれど短編の「僕の一番好きな歌」が好きだ。
同級生に恋をする男の子の、積極的なんだかためらいがちなんだか
わからない行動となにかっちゃキラキラしちゃうところに
可愛いなあと思ってしまうのだ。
(ちょっと自分の年齢を感じますが)
2020年8月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
たまたま、このページにたどり着いたら、レビュー内容が良くて、読んでみたくなり購入しました。
岩本ナオさんの作品を読むのは初めてです。絵のタッチやほんわかした雰囲気は好きですが、私には皆さん絶賛されているくらいの良さがわからなかった、、、
つまらないというわけではないのですが、もっと読みたい!何度も読みたい!という気持ちにはなれず…すみません。。
とても期待しちゃったのもいけなかったのかもしれません。残念でした。
岩本ナオさんの作品を読むのは初めてです。絵のタッチやほんわかした雰囲気は好きですが、私には皆さん絶賛されているくらいの良さがわからなかった、、、
つまらないというわけではないのですが、もっと読みたい!何度も読みたい!という気持ちにはなれず…すみません。。
とても期待しちゃったのもいけなかったのかもしれません。残念でした。
2005年10月29日に日本でレビュー済み
雑誌フラワーズ掲載時から、瑞々しく丁寧な作品群にほっとさせて
もらっておりました。こんなに単行本が待ちどおしかった作家は、
最近ではこの方だけです。
帯推薦文はジョージ朝倉さんでした。
ジョージ朝倉さんに“大ファンです”とまで言わしめた
岩本ナオさんの、何度も読み返したいデビュー単行本です。
もらっておりました。こんなに単行本が待ちどおしかった作家は、
最近ではこの方だけです。
帯推薦文はジョージ朝倉さんでした。
ジョージ朝倉さんに“大ファンです”とまで言わしめた
岩本ナオさんの、何度も読み返したいデビュー単行本です。
2008年4月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
……なるほど。褒めるヒト多いのも納得です。
キャラ作画、背景、遠近感だとかなんとか------素人目にも欠点はありまくりだったりします。
《ごく稀にでもここぞというところで一発、見開きでもつかってくれたらもっと凄くなりそうなのになぁ》といったことも思わされたりします。
また、かなり巧く張り巡らせてある伏線とその回収に関しても、それほど図抜けて巧いというほどではないと思います。
それでもなんでも。
とりあえず、新作が出れば、すぐ買って読むことになりそうです。
だって、今ですら強く惹かれるわけですが、今後、もっと良くなっていくに決まってますから。
で、肝心の作品の魅力について。
これ、どうにも気恥ずかしいところがあるので、あんまり詳しくは言及したくないところもあります。
例えば、表題作『スケルトン イン ザ クローゼット』の、p41,p48。
受け取る側はともかく、贈る側はごくあっさりと日常の中で言葉を出しています。
それが、あるいは《それこそが》物語の中核に成り得る構成と感覚が、特筆モノなのだと思います。
キャラ作画、背景、遠近感だとかなんとか------素人目にも欠点はありまくりだったりします。
《ごく稀にでもここぞというところで一発、見開きでもつかってくれたらもっと凄くなりそうなのになぁ》といったことも思わされたりします。
また、かなり巧く張り巡らせてある伏線とその回収に関しても、それほど図抜けて巧いというほどではないと思います。
それでもなんでも。
とりあえず、新作が出れば、すぐ買って読むことになりそうです。
だって、今ですら強く惹かれるわけですが、今後、もっと良くなっていくに決まってますから。
で、肝心の作品の魅力について。
これ、どうにも気恥ずかしいところがあるので、あんまり詳しくは言及したくないところもあります。
例えば、表題作『スケルトン イン ザ クローゼット』の、p41,p48。
受け取る側はともかく、贈る側はごくあっさりと日常の中で言葉を出しています。
それが、あるいは《それこそが》物語の中核に成り得る構成と感覚が、特筆モノなのだと思います。
2010年8月10日に日本でレビュー済み
不思議な漫画家さんです。
岩本ナオさん。
まず登場人物たちのテンションが他の漫画家さんの作品に比べるとだいぶ低めです。
でもそれは暗いという事ではなく、独特の空気観、世界観を持っているという事なのでしょうか。 あと、物語の大きな展開やどんでん返しみたいなのが特にないのに、気がついたらいつも引き込まれて読んでいます。
岩本さんの人物の描き方や間の取り方やセンスのよさがそうさせるのかもしれません。
あと私はタイトルの付け方もかなり魅力的だと思っています。
特に「その彼女の存在」、「青という言葉のない国から」という表題にはかなり惹かれるものがありました。そして案の定面白かったです。
岩本ナオさん。
まず登場人物たちのテンションが他の漫画家さんの作品に比べるとだいぶ低めです。
でもそれは暗いという事ではなく、独特の空気観、世界観を持っているという事なのでしょうか。 あと、物語の大きな展開やどんでん返しみたいなのが特にないのに、気がついたらいつも引き込まれて読んでいます。
岩本さんの人物の描き方や間の取り方やセンスのよさがそうさせるのかもしれません。
あと私はタイトルの付け方もかなり魅力的だと思っています。
特に「その彼女の存在」、「青という言葉のない国から」という表題にはかなり惹かれるものがありました。そして案の定面白かったです。
2007年3月11日に日本でレビュー済み
岩本ナオさん記念すべき1冊目の単行本です★
絵はさっぱりめで入りやすいかんじでした〜
登場人物の描き方、独特の柔らかい雰囲気がたまらなく好みで(嬉)ストーリーも身近なことがテーマだったりして良かったです
自分は「僕の一番好きな歌」が気に入ってます★普段はちょっとヘタレに見えて実は一撃必殺技を隠しもってる男の子、こういう方にはほんと弱いです〜(笑)他15P位の短編がたくさん入ってます、P数は短めですが物足りなさは感じません!スッキリまとまっていて面白い作品ばかりでした、満足(音)
表題作3話+読切6編が収録されていています
一度読むとハマるあったかホッとマンガ、是非試読してみてください
絵はさっぱりめで入りやすいかんじでした〜
登場人物の描き方、独特の柔らかい雰囲気がたまらなく好みで(嬉)ストーリーも身近なことがテーマだったりして良かったです
自分は「僕の一番好きな歌」が気に入ってます★普段はちょっとヘタレに見えて実は一撃必殺技を隠しもってる男の子、こういう方にはほんと弱いです〜(笑)他15P位の短編がたくさん入ってます、P数は短めですが物足りなさは感じません!スッキリまとまっていて面白い作品ばかりでした、満足(音)
表題作3話+読切6編が収録されていています
一度読むとハマるあったかホッとマンガ、是非試読してみてください
2005年11月1日に日本でレビュー済み
舞台や登場人物はなにも特別なものではありません。
でもじーんとしたり、かわいいなあとほっこりします。
どこにでも居そうな、しかし居そうにない、優しい人たちのお話が7編。
とっても優しくて暖かい作風だなあと感じました。
作者さんのこれからの活躍にも期待大です!
でもじーんとしたり、かわいいなあとほっこりします。
どこにでも居そうな、しかし居そうにない、優しい人たちのお話が7編。
とっても優しくて暖かい作風だなあと感じました。
作者さんのこれからの活躍にも期待大です!