本のタイトルと表紙のイラストから、とても良い印象を受けたので、購入しました。
ストーリーは、この本の作者であり、主人公でもあるタミーさんが、漫画家を目指
すところから始まり、将来の旦那さんとなるバリ人の男性と出会い、周囲の反対等
に耐えながらもお互いの愛を育み、ついに結婚してバリ島での生活をスタートする
までの過程が、バリの風習や美しい自然、人々との関わりを通して、一人の人とし
て(女性として)、苦しんだり、心が折れそうになったりしながら、明るく、前向
きに生きていく姿が描かれています。
この本は、バリ島に興味があったり、好きな方が読まれても、もちろん良いと思い
ますが、家族や友人、職場の人達等の、人間関係に悩んでいる方々にも、ぜひ読ん
でもらいたいと思うポイントが含まれています。
主人公のタミーさんは、バリと日本の文化の違いに戸惑い、失望したり、孤独感を
味わいながらも、バリ人の旦那さん、義理のお母さんとの触れ合いを通して、「人
を愛すること」、「人に愛されること」、「助け合って生きることの素晴らしさ」
に気付いていきます。
作品中の、タミーさんのそんな姿を見ていると、自分自身と周りの人達との関係で、
上手くいかない点について振り返る、良い”きっかけ”になると思います。
自分の価値観に当てはめて、相手を否定したり、非難していないか?また、お互い
に理解するための努力をしているだろうか・・・?などなど、自分の心を見つめなおす
こともできると感じました。
ストーリーの中には、嬉しかったり、楽しかったりすることだけでなく、悲しい場
面や、辛かったり、悔しかった場面も描かれていますが、全部ひっくるめて大切な
経験であって、それが心の成長につながっていくんだなあと思いました。
面白かったり、ちょっとセクシーな描写もありますので、笑ったりドキドキしなが
ら読んでいけますので、退屈に感じることはないと思います。
そして読み終えて、神様、そして家族や友人等に感謝して生きる姿は、とても清々
しく、「生きるって良いな」と思わせてくれます。
とにかく、楽な気持ちで、楽しみながら読めるのがいいですね。
続編が出版されるようでしたら、ぜひ読んでみたいです。^^
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BALI島から愛をこめて (フラワーコミックススペシャル) コミック – 2007/2/26
恒吉 彩生子
(著)
バリ島にお嫁入りした少女マンガ家・タミ−♥ 南の島で育まれたとびっきり素敵な愛情物語
神秘的な癒しに満ちた南洋の楽園・バリ島に魅せられたマンガ家・恒吉彩生子。バリの男性と恋に落ち、家族の反対、文化の違いなど数々の困難を乗り越えて結婚、そして出産、子育て…と、その半生を明るいタッチで綴ったコミックエッセイ。待望の単行本化!! バリ島から太陽と愛の恵みを届けます!!
神秘的な癒しに満ちた南洋の楽園・バリ島に魅せられたマンガ家・恒吉彩生子。バリの男性と恋に落ち、家族の反対、文化の違いなど数々の困難を乗り越えて結婚、そして出産、子育て…と、その半生を明るいタッチで綴ったコミックエッセイ。待望の単行本化!! バリ島から太陽と愛の恵みを届けます!!
- 本の長さ190ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2007/2/26
- ISBN-104091310060
- ISBN-13978-4091310064
登録情報
- 出版社 : 小学館 (2007/2/26)
- 発売日 : 2007/2/26
- 言語 : 日本語
- コミック : 190ページ
- ISBN-10 : 4091310060
- ISBN-13 : 978-4091310064
- Amazon 売れ筋ランキング: - 541,926位コミック
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2009年11月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2007年2月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
バリ島好きなのでタイトルにひかれて読んだのですが…面白かった!
バリ島の人と結婚した人の話は聞きますが、現実は甘くない。
けれどそれを乗り越えて、現地の良さを一つ一つ知り、
しっかりと大地を踏みしめていくタミーさんの強さがすごいなと思いました。
色っぽい話も楽しめ、
バリの人達の知られざる本音にププッと笑ったり、
淋しく辛い気持ちが、私自身の経験と重なってほろっときたり…
ますますバリが好きになりました。
買って良かったです!
バリ島の人と結婚した人の話は聞きますが、現実は甘くない。
けれどそれを乗り越えて、現地の良さを一つ一つ知り、
しっかりと大地を踏みしめていくタミーさんの強さがすごいなと思いました。
色っぽい話も楽しめ、
バリの人達の知られざる本音にププッと笑ったり、
淋しく辛い気持ちが、私自身の経験と重なってほろっときたり…
ますますバリが好きになりました。
買って良かったです!
2007年3月18日に日本でレビュー済み
バリ島が好きであり、旅マンガ・旅エッセイが好きなこともあり、タイトルを見て即買いをした。
しかし読んでみれば自己愛のかたまりのような作画画面とエピソードで最後まで読むに堪えなかった。バリ島へ行きハマりこみ、旦那さんとなる男性と出会い〜といった、いわば自叙伝的な内容で、作者が少女漫画家という事を割り引いても、正常な感覚ならば曳いてしまうような感性でもって己の恋愛をノンフィクションマンガとして描いている。
まるで少女漫画=フィクションのように。
漫画家という表現者である以上、自己顕示欲はあって当然だと思うのだが、この作品の場合、自己愛の固まりを無理矢理見せられたような気分になり、白けてしまうのだ。
…もし万が一全編を通しての壮大なギャグ表現であったなら、こちらの読み込み不足と言うことで。
しかし読んでみれば自己愛のかたまりのような作画画面とエピソードで最後まで読むに堪えなかった。バリ島へ行きハマりこみ、旦那さんとなる男性と出会い〜といった、いわば自叙伝的な内容で、作者が少女漫画家という事を割り引いても、正常な感覚ならば曳いてしまうような感性でもって己の恋愛をノンフィクションマンガとして描いている。
まるで少女漫画=フィクションのように。
漫画家という表現者である以上、自己顕示欲はあって当然だと思うのだが、この作品の場合、自己愛の固まりを無理矢理見せられたような気分になり、白けてしまうのだ。
…もし万が一全編を通しての壮大なギャグ表現であったなら、こちらの読み込み不足と言うことで。
2007年3月20日に日本でレビュー済み
作者とその相手のバリ人男性が過剰に美形として描かれているのに、表紙折り返しの写真を見て、思わずオイオイオイオイ!と突っ込んでしまった。
夢を描くなら最後まで貫き通して欲しいよ。読んでるこちらが恥ずかしくなる。
客観性のかけらもない。
だから何?という感想しか出ない。
夢を描くなら最後まで貫き通して欲しいよ。読んでるこちらが恥ずかしくなる。
客観性のかけらもない。
だから何?という感想しか出ない。