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亀の鳴く声 (フラワーコミックス) コミック – 2008/6/26
西 炯子
(著)
趣味でこっそり少女まんがを描いている生真面目な市役所職員の中川信(なかがわまこと)は、ファミレスで出会った女子高校生の高月(こうづき)くれはに成り行きで自分の原稿を見せることになる。中川のまんがに感動したくれはは、強引に彼を東京の出版社に連れていくことに…!? メガネ&スーツ系男子と美人女子高生の爆走青春オフロード!!
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2008/6/26
- ISBN-104091316948
- ISBN-13978-4091316943
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登録情報
- 出版社 : 小学館 (2008/6/26)
- 発売日 : 2008/6/26
- 言語 : 日本語
- コミック : 192ページ
- ISBN-10 : 4091316948
- ISBN-13 : 978-4091316943
- Amazon 売れ筋ランキング: - 403,793位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年6月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
子供の頃から漫画をあまり読まないで過ごしてきました。30歳手前になって、漫画を読んでみようと思いましたが、なかなか「さっぱり」「女性の絵が綺麗で男性が男性らしい」「奥は深いが後味がいい」この3拍子揃った漫画に出合えずにいました。色々レビューを見て、買ってみよう!と購入。内容はさっぱりだけども奥はあるし、絵は綺麗。でも、キレイキレイしてないところが見やすかったです。他にも西さんの漫画、買いました。ハズレはいまのとこないです。暇つぶしにもなるし、でも、読み終えてまた読みたくなる、後味スッキリの漫画でした!
2010年2月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なんだか、謎めいている美少女と
影の薄い公務員が、公務員の趣味でもある少女マンガを
東京の出版社へ売り込みに行く、どたばた劇。
男女が性格も立場もまるっきり逆というのが面白い。
行動力も決断力も美少女の方があり、主導権を握っていて
公務員が少女マンガを書き、煮えきらず、内向的。
デビューできるの?美少女が近くに居るのに、好きにならないの?
手を出さないの?とドキドキする。
美少女の家族の話が、ちょいちょい入っていてよく意味が判らないが
ある意味、西ワールドだなって感じで私は嫌では無かったです。
影の薄い公務員が、公務員の趣味でもある少女マンガを
東京の出版社へ売り込みに行く、どたばた劇。
男女が性格も立場もまるっきり逆というのが面白い。
行動力も決断力も美少女の方があり、主導権を握っていて
公務員が少女マンガを書き、煮えきらず、内向的。
デビューできるの?美少女が近くに居るのに、好きにならないの?
手を出さないの?とドキドキする。
美少女の家族の話が、ちょいちょい入っていてよく意味が判らないが
ある意味、西ワールドだなって感じで私は嫌では無かったです。
2010年2月12日に日本でレビュー済み
少女漫画を描く才能に恵まれた人間がいる。でも発表しない。男だから。
自己表現の手段を持たない美少女は苛立つ。男の尻を蹴り飛ばして、一路東京へ!
とりかえばやの設定が生かされた作品だけど、何て言うか…もっと突っ込むと、
世間一般で言う所の「女々しい」男と、「雄々しい」少女。
この二人の性格が逆だったら、男でもさっさと漫画家デビューしていただろう。
でも読者を泣かせるほどの感性はきっと、「男なのに」っていう煩悶から来てるんだろうなぁ。
心の裡は表現したいことで溢れているのに、その手段を持たない人もいる。
ファッションや喫煙は最も手近な自己表現だ。
男の服装は正に「没個性」とも言うべきスーツで、はみ出さないように恐る恐る生きている。
才能を持って生まれた人間が、それを発揮できない社会。何という損失だろう。
何かに感動して涙を流しても、「男の子は泣かないのよ」と窘められる。
自分の意見をハッキリ言うと、「女の子は控え目がいい」と諭される。
馬鹿馬鹿しい!
西氏の半生を綴ったエッセイ「学生と恥」を読んで、彼女の漫画を読める幸運に感謝した。
「こう在らねばならない」という圧力の中で、ようやく生き延びてきた彼女。
痛々しいほどに剥き出しの魂。感受性は時に持ち主を殺す。
私は、西氏が死を選ばなかったことに、心からありがとうと言いたい。
自己表現の手段を持たない美少女は苛立つ。男の尻を蹴り飛ばして、一路東京へ!
とりかえばやの設定が生かされた作品だけど、何て言うか…もっと突っ込むと、
世間一般で言う所の「女々しい」男と、「雄々しい」少女。
この二人の性格が逆だったら、男でもさっさと漫画家デビューしていただろう。
でも読者を泣かせるほどの感性はきっと、「男なのに」っていう煩悶から来てるんだろうなぁ。
心の裡は表現したいことで溢れているのに、その手段を持たない人もいる。
ファッションや喫煙は最も手近な自己表現だ。
男の服装は正に「没個性」とも言うべきスーツで、はみ出さないように恐る恐る生きている。
才能を持って生まれた人間が、それを発揮できない社会。何という損失だろう。
何かに感動して涙を流しても、「男の子は泣かないのよ」と窘められる。
自分の意見をハッキリ言うと、「女の子は控え目がいい」と諭される。
馬鹿馬鹿しい!
西氏の半生を綴ったエッセイ「学生と恥」を読んで、彼女の漫画を読める幸運に感謝した。
「こう在らねばならない」という圧力の中で、ようやく生き延びてきた彼女。
痛々しいほどに剥き出しの魂。感受性は時に持ち主を殺す。
私は、西氏が死を選ばなかったことに、心からありがとうと言いたい。
2008年7月17日に日本でレビュー済み
一冊完結長編?西炯子には珍しい気が。ナナカ以来位? 相変わらず絵が自分の好みで、細かいギャグや演出も好きで、楽しかったです。 ただ、何となく違和感がありました。話の展開が、いや勿論長編として面白かったけど、うーん。話の雰囲気やベクトルの差異とかではなく、本当に西炯子の作品?みたいな。 これなら2冊位にして、メインの2人の話しは一冊分、他のヒロインの家族や、もしか編集の女性あたりも、ひらひら〜のキャラみたいに、一話位ずつはあった方が良かった、かな、とも個人的には思います。話のまとまりやキャラの魅力に関しては、最近の作品と比べると、放課後〜、電波の〜や、ひらひら〜の方が完成度が高い印象。 とはいえ、☆5レベルには、自分には面白かったです。メインの2人の最初〜ラストの展開は好みでした。欲を言えば、海辺の新しい家で高田さんをアシ雇いして出すとか、高月家以外の人がどーなったかももう少し見たかったかな。
2013年5月6日に日本でレビュー済み
私は好きな話でした。
地方公務員の冴えないメガネ男子が
行動力ある女子高生にふりまわされて
自分があたためていた少女漫画を持ち込む話。
「姉の結婚」「オトコの一生」読んでると
作風が違うのでどっちが真髄かわからなくなります(笑)
途中出てくる女の子の家族のサイドストーリーは
いるのか?と思ったので☆-1です。
くれはママの不倫ぽい話が一番作者らしいかも(笑)
ずっとモブの夫もきらいじゃないのだ(笑)
消化不良でもないちゃんとした終わり方です。
井上さんの「死んじゃおっかな〜」が個人的にはツボ。
地方公務員の冴えないメガネ男子が
行動力ある女子高生にふりまわされて
自分があたためていた少女漫画を持ち込む話。
「姉の結婚」「オトコの一生」読んでると
作風が違うのでどっちが真髄かわからなくなります(笑)
途中出てくる女の子の家族のサイドストーリーは
いるのか?と思ったので☆-1です。
くれはママの不倫ぽい話が一番作者らしいかも(笑)
ずっとモブの夫もきらいじゃないのだ(笑)
消化不良でもないちゃんとした終わり方です。
井上さんの「死んじゃおっかな〜」が個人的にはツボ。
2010年3月14日に日本でレビュー済み
ちょっと一般的には受け入れられる人は少ない感じ? 典型的な少女漫画を好む方には物足りないかもしれません。 西先生は空気感のある漫画を描かれるんで私は好きですが。
2008年7月18日に日本でレビュー済み
主人公は趣味で少女漫画を描く真面目な公務員・中川信と夜中にファミレスでタバコを吸っている美少女(高校生)・高月くれは。一冊まるまる2人のお話で、短期連載ものだったようです。
何の接点もなかった2人ですが、中川はある日彼女に声を掛けます。
「君のように可憐な少女がタバコなんて吸っていてはいけない」。
少女漫画を描くだけあって少々ロマンチストな中川に引きながらも、成り行きで彼の漫画を読んで感動してしまったくれはは、彼を東京の出版社に無理矢理引っ張って行きます。ブラコンの妹のようなくれはと、大の大人なのにその妹に振り回されっぱなしの中川とのやりとりがとてもほのぼのする作品です。くれはが「寝てたら人形と間違えられるぐらいの美少女」っていうのが良いエッセンスになっていいと思います。冴えない公務員と美人女子高生っていう設定だけで買いました。
伏線でくれはの家族の話が出てきますが、これはちょっとわかりにくかったかなと思ったので評価1個減らしてます。個人的には4.5ぐらいにしたいです。
何の接点もなかった2人ですが、中川はある日彼女に声を掛けます。
「君のように可憐な少女がタバコなんて吸っていてはいけない」。
少女漫画を描くだけあって少々ロマンチストな中川に引きながらも、成り行きで彼の漫画を読んで感動してしまったくれはは、彼を東京の出版社に無理矢理引っ張って行きます。ブラコンの妹のようなくれはと、大の大人なのにその妹に振り回されっぱなしの中川とのやりとりがとてもほのぼのする作品です。くれはが「寝てたら人形と間違えられるぐらいの美少女」っていうのが良いエッセンスになっていいと思います。冴えない公務員と美人女子高生っていう設定だけで買いました。
伏線でくれはの家族の話が出てきますが、これはちょっとわかりにくかったかなと思ったので評価1個減らしてます。個人的には4.5ぐらいにしたいです。