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花宵道中 (5) (フラワーコミックスアルファスペシャル) コミック – 2011/2/10

4.6 5つ星のうち4.6 71個の評価

大人気官能純愛絵巻、ついに完結!

遊女が恋したって堕ちて行くだけ――
自らに恋を禁じている八津は髪結の三弥吉に惹かれつつも、自分を抱くなら客として来てくれと冷たくつっぱねてしまう。
貧しい南方の村で生まれた緑は抜群に美しい容姿を気味悪がられ、“白鬼”と疎まれて育つ。
山田屋へ売られた緑は姉女郎の桂山としか話すことができないが、気さくな三津に恋心を抱き始める。
遊女たちの悲恋の行方は――!?
官能純愛絵巻、ついに完結!

【編集担当からのおすすめ情報】
ツンデレ遊女・八津の揺れる恋心、引っ込みじあんな美少女・緑の成長…。たくさんの涙を流した後に、遊女たちが選びとる道に胸が熱くなります!
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 小学館 (2011/2/10)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2011/2/10
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • コミック ‏ : ‎ 249ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4091333990
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4091333995
  • カスタマーレビュー:
    4.6 5つ星のうち4.6 71個の評価

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斉木 久美子
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カスタマーレビュー

星5つ中4.6つ
5つのうち4.6つ
71グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2011年2月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読み終えて一言、ブラボーッ!

ここまでも切なく悲しい連作が八津の物語、緑の物語に
よって美しく力強い幕切れを迎える様に思わず息を呑みました。

すばらしい物語です。

コミックス全5巻という作品の中でコレほどまでにエピソードを詰め込み、
それに一つ一つピリオドを打ち、全てを纏め上げた上で終わったコミックスを他に自分は知りません。
常に高い緊張感とテンションを保ちつつ尚且つ破綻無く作品を描き上げた作者の画力と構成力にうなるばかりです。

これはもっと多くの人々に読み継がれるべき作品です。
レディコミとバカにするとバチが当たりますよ。

と、いうよりもこういうロマンチックな作品ならば男性の方がよりのめり込むことでしょう。

というか、男なら読め!w
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年2月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
花魁もの大好きです!
その哀しさやいじらしさ。。。

ジャケ買いしたこのマンガ正に当たりでした!
女性セブンでの掲載と聞いて正直あまり期待していなかったのですが
もう期待以上!どっぷりハマッてしまいました><

特に私は最終巻が好きかな。。。全てがひとつの流れにってカンジで。。。

さくらんは元気になカンジ?でも、こちらはしっとりなカンジです
表現が乏しくてスミマセン。。。^^;

とにかくオススメです!♪
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年2月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
花宵道中の最終巻です。最終章まで高いテンションを保ち続け、全ての登場人物が魅力的でした。全巻、お薦めです。
5巻の緑のパートは、一見、掴みどころがない人形めいた彼女が、一つの恋により自分の意志を持ち、再生する様が丹念に描かれています。
特に、終盤に自分の決意を初めて人に告げ、希望に満ちた表情で旅立っていくシーンが素晴らしかったです。
正直、緑のパートがここまで生き生きと感動的に描かれるとは思っていなかったので、斉木久美子さんの表現力に脱帽するばかりです。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年3月31日に日本でレビュー済み
衝動買いでした。そして一気読みです。

1巻だけ読んで、それから原作を読み、2巻から最後まで。
ここまで満足させられる漫画化はなかなかないと思いました。
原作の雰囲気を保ちつつ、オリジナルを加えられる。
ステキな演出だなと思いました。

原作から少しだけ進んだ時間軸のお話があり、(ひとコマふたコマですが)
それが凄くよかったです。
救われた感がありました。
遊女のその後、というのはやっぱり気になります。
落ちるところまで落ちるというものとはいえ。

八津のお話が大好きです。
三弥吉の、八津に対する返事がしびれますね。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年3月11日に日本でレビュー済み
すごく面白くて拝見してます。 今回は緑の回で茜とのシーンの誤解が溶けた感じです。ちょっと分かりにくい感じはありますが面白いです。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年2月12日に日本でレビュー済み
読みたかったです。(いえ原作も同じく緑の話で終わりなんですが)
欲を言えば文庫版に載っていた女将と弥吉とある遊女のその後のお話なぞも斉木さんの美麗な漫画で読みたかったなぁぁと(笑)
ここまで原作の魅力を壊すことなく素敵な漫画を描きあげた斉木さんは凄いです!!よく小説を漫画化したらその作品の魅力が全く無くなってしまいガッカリしてしまう事が多々あったのですがこの作品は最後まで楽しんで読むことができました。
また第一巻から読み返し、魅力的な遊女達の話に胸を熱くしつつ切なくホロリとしたいと思います。

最後に斉木さん、素敵な漫画をありがとうございました!!

《追記》
念願叶って文庫版に載っていた『大門切手』もコミックス化しました!!
うわー!嬉しいです!!見つけた時は震えてしまいました(笑)
18人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年3月24日に日本でレビュー済み
一人の遊女の話が次の女性の話に連なり切なく絡み合っていく・・前に登場した遊女の側面や裏側が新しいストーリーに寄り添っていく、八津、三津、緑・・切っても切れない絆の繋がりは表紙のイメージそのままです。

一番好きなキャラは八津・茜ですがこの巻の中心は緑・三津ではないでしょうか。二人の愛が描かれていますがイロモノ的なものは全くなく家族愛、人間愛の切なさを感じさせます。原作には無い緑のラストは必見です。余韻を持たせるのがとても上手い作家さんだと思います。素晴らしい原作者と漫画家さんの組み合わせです。

是非番外編を希望します!八津が三弥吉と添い遂げる様子や茜が良い旦那に身請けされる姿が見たい・・!他の女性達も。亡くなった人たちの分まで幸せになって欲しいと思います。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート