この漫画、2巻で全貌が分かるわけではないです。
もっと奥が深く、登場人物も多く、話もいろいろ飛びます。
買おうかどうしようか、迷っている人に言いたい。
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7SEEDS (2) (フラワーコミックスアルファ) コミック – 2002/9/26
田村 由美
(著)
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購入オプションとあわせ買い
ナツたち4人が辿り着いた無人島は想像を絶する過酷な世界だった!! 彼女たちを襲う獰猛(どうもう)な動植物、おびただしい白骨死体…。何故自分がここにいるのかも解らないまま、不安と疑惑に満ちた「仲間」とのサバイバル生活。一縷(いちる)の望みをかけ、一番高い山へと登った彼女たちが見た絶望の光景とは!?
- 本の長さ187ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2002/9/26
- ISBN-10409138014X
- ISBN-13978-4091380142
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登録情報
- 出版社 : 小学館 (2002/9/26)
- 発売日 : 2002/9/26
- 言語 : 日本語
- コミック : 187ページ
- ISBN-10 : 409138014X
- ISBN-13 : 978-4091380142
- Amazon 売れ筋ランキング: - 226,099位コミック
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2008年4月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
導入部とおぼしき12巻までの、起(1〜4巻)部分における”承”。
ナツ・嵐・蝉丸が、ちまき・まつり・蛍・百舌と合流し、夏のBチームが揃ったところで、ガイドである牡丹の口から7SEEDSプロジェクトの概要が明かされます。
彼らが一応は1つにまとまったところで、場面転換。
春のチームの話になります。
夏のBチームと違って、構成員の能力水準が高い春のチーム。
可愛い顔をしてアウトドア派の花が主人公。―――「花に嵐」か。なるほど。大変そうだ(^^;)
他に、知的で冷静な藤子、
しとやかで優しいけれど芯が強く聡いちさ、
風流人で動じない角又、
冷めてはいるけれど繊細なハル、
幼いけれど記憶力に優れた野火桃太郎。
そしてもうひとり、解凍が不完全で眠ったままのひばり。
能力に比例した自意識を持つ彼らは、いきなり放り込まれた歪な世界でも、泣かないし頼らない。何ができるかを自分で考え、実行し、協力し合う。
自分の心が納得するまでは、ガイドの言う”崩壊後の地球”なんて話も信じない。
素晴らしくバランスの取れたこのチームで唯一アンバランスなのが、皮肉なことにガイドの柳。
不協和音を抱えたままの春のチームに異変が起こる所で、ヒキ。
強くあろう、負けるまい、と頑張る少年少女達は、故にこそ生き辛い。
未来にあってさえ現代と同じ苦痛を彼らに強いるのが「ガイド」である、という点に切なさをおぼえます。
この点については、次巻以降の様々なエピソードで、対比が描かれています。
少年少女のサバイバル、という表の展開とは別に、「大人」の在り方についてじっくり書き込んでいるのも、7SEEDSの特徴ではないかと。
同世代(30代〜40代)の人間に是非読んで欲しい作品だと思います。
ナツ・嵐・蝉丸が、ちまき・まつり・蛍・百舌と合流し、夏のBチームが揃ったところで、ガイドである牡丹の口から7SEEDSプロジェクトの概要が明かされます。
彼らが一応は1つにまとまったところで、場面転換。
春のチームの話になります。
夏のBチームと違って、構成員の能力水準が高い春のチーム。
可愛い顔をしてアウトドア派の花が主人公。―――「花に嵐」か。なるほど。大変そうだ(^^;)
他に、知的で冷静な藤子、
しとやかで優しいけれど芯が強く聡いちさ、
風流人で動じない角又、
冷めてはいるけれど繊細なハル、
幼いけれど記憶力に優れた野火桃太郎。
そしてもうひとり、解凍が不完全で眠ったままのひばり。
能力に比例した自意識を持つ彼らは、いきなり放り込まれた歪な世界でも、泣かないし頼らない。何ができるかを自分で考え、実行し、協力し合う。
自分の心が納得するまでは、ガイドの言う”崩壊後の地球”なんて話も信じない。
素晴らしくバランスの取れたこのチームで唯一アンバランスなのが、皮肉なことにガイドの柳。
不協和音を抱えたままの春のチームに異変が起こる所で、ヒキ。
強くあろう、負けるまい、と頑張る少年少女達は、故にこそ生き辛い。
未来にあってさえ現代と同じ苦痛を彼らに強いるのが「ガイド」である、という点に切なさをおぼえます。
この点については、次巻以降の様々なエピソードで、対比が描かれています。
少年少女のサバイバル、という表の展開とは別に、「大人」の在り方についてじっくり書き込んでいるのも、7SEEDSの特徴ではないかと。
同世代(30代〜40代)の人間に是非読んで欲しい作品だと思います。
2002年9月29日に日本でレビュー済み
この本の中では、前半が夏Bのチーム。後半が春のチームに分かれています。(春のチームは続きになっていますが)
日本が沈没した時のために、7人の選抜者と政府のお目付け役が一人で1チームになっている。このチームは5チームある。夏だけAとBのチームがある。
夏Bチームのナツ(これ主人公の名前)は気が弱くてみんなのお荷物になるばかり。
反対に春のチームの主人公:花は行動力があって、積極的。
でも、二人ともそれぞれ恋心を抱いている。
16人の性格がよく描かれていると思う。
今後、ほかのチームがどういう風に登場してくるか、楽しみです。
日本が沈没した時のために、7人の選抜者と政府のお目付け役が一人で1チームになっている。このチームは5チームある。夏だけAとBのチームがある。
夏Bチームのナツ(これ主人公の名前)は気が弱くてみんなのお荷物になるばかり。
反対に春のチームの主人公:花は行動力があって、積極的。
でも、二人ともそれぞれ恋心を抱いている。
16人の性格がよく描かれていると思う。
今後、ほかのチームがどういう風に登場してくるか、楽しみです。
2017年2月23日に日本でレビュー済み
ネタバレありの感想です。
一巻では怪しかった牡丹ですが、この7SEEDS計画を知ってここへガイドとして送られた元警察官であることを明かします。
最新刊まで知っている身からすると、最初のころの牡丹さんはめちゃくちゃ厳しいなーと思うのですが、たった一人で何にもない世界で問題児たちを導けと言われたら誰でもこんな感じになるかもしれないな、と今では思います。自分は警察だしきっと体育会系で育ったでしょうから上下関係の厳しいのは当たり前だったと思いますから、ついついそういう接し方をしてしまったんでしょう。物語が進むにつれ牡丹さんが警察官の顔から母親のような顔になっていくのがなんとなくほっこりします。
一方の春チームはどちらかというとエリート揃い。心なしかそれぞれから「私(俺)はできる」というプライドが漂います。みんな割と飄々としています。個々がこれからどう関わって助け合っていくのか、見ものです。
一巻では怪しかった牡丹ですが、この7SEEDS計画を知ってここへガイドとして送られた元警察官であることを明かします。
最新刊まで知っている身からすると、最初のころの牡丹さんはめちゃくちゃ厳しいなーと思うのですが、たった一人で何にもない世界で問題児たちを導けと言われたら誰でもこんな感じになるかもしれないな、と今では思います。自分は警察だしきっと体育会系で育ったでしょうから上下関係の厳しいのは当たり前だったと思いますから、ついついそういう接し方をしてしまったんでしょう。物語が進むにつれ牡丹さんが警察官の顔から母親のような顔になっていくのがなんとなくほっこりします。
一方の春チームはどちらかというとエリート揃い。心なしかそれぞれから「私(俺)はできる」というプライドが漂います。みんな割と飄々としています。個々がこれからどう関わって助け合っていくのか、見ものです。
2019年7月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
設定は面白いのですが、目の作図が不快で途中放棄。
死んだ魚のような目は生理的にうけつけられませんでした。
死んだ魚のような目は生理的にうけつけられませんでした。
2003年6月29日に日本でレビュー済み
『BASARA』もそうだけど、田村由美さんって、世界が滅びた後の世界って設定が好きだな~。こういう世界が滅びた後に取り残される子供たちという設定は、マンガには、すごくよくある。名作『飛ぶ教室』から『ドラゴンヘッド』『サバイバル』とかあげればきりが無い。物語の展開としては、「なぜ世界が滅びてしまったのか?」「何ゆえ、主人公たちが生き残ってしまった(残された?)のか?」という世界の謎と、同時にその主人公たちの人物描写や関係を描くのと両方がある。田村さんは、間違いなく後者にウェイトがある人ですね。物語の基調低音は、離れ離れになっても揺らぐことのない嵐と花の愛だもんね。