この物語の“標準的な”楽しみ方は、主人公の男の子・光が当初はのぞみとの知恵比べ(とはいっても、 所詮は小学生なので他愛もないものなのだが)に敗れて、のちには浅間クンに迫られて、右往左往する様子を楽しむ、という読み方である。
もちろん「本物ののぞみちゃんの成長を描いた作品」として読むこともできるが、じつは、単行本の表紙をはじめ、単行本収録の扉絵集でののぞみちゃん単独の絵はすべて影武者・光なので(「本物ののぞみ」と「ニセのぞみ=光」の区別の方法は、発見できた人だけのお楽しみ♪)、やはり私は、 主人公は光のほうだと思う。
女性のかたで「男には負けたくない」というガッツのある方、また、男性のかたでも、男が女の尻に敷かれるのもまた一興、というかたにはぜひともお勧めしたい。ただし、「女は女らしく」あるいは 「女が優位なんて、男の沽券にかかわる」と考える向きのかたは、読んでも面白くないと思う。近年のやぶうち先生の作品は読者を選ぶものが多いので…
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少女少年6~NOZOMI~ (てんとう虫コミックススペシャル) コミック – 2003/5/28
やぶうち 優
(イラスト)
- 本の長さ197ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2003/5/28
- ISBN-104091493866
- ISBN-13978-4091493866
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登録情報
- 出版社 : 小学館 (2003/5/28)
- 発売日 : 2003/5/28
- 言語 : 日本語
- コミック : 197ページ
- ISBN-10 : 4091493866
- ISBN-13 : 978-4091493866
- Amazon 売れ筋ランキング: - 389,752位コミック
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2003年6月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2003年5月28日に日本でレビュー済み
まってました『少女少年』最新6巻、のぞみちゃんである。
今回は今までと大幅に設定が違っている。今までは主人公の男の子が女装して「新人アイドル」としてデビューしていたわけだが、今回は有名アイドルの影武者として登場する。つまり、主人公とは別の「本物」が存在するわけだ。本物がのぞみちゃんだ。
この両者のかけあいが面白い。そしてシリーズ恒例の三角・四角関係も変わらず白熱。とくに今回は主人公と同じ小学校の女の子が、本物のファンという絡みよう。これで面白くないわけが無い!
掲載が従来の「小学6年生」から「5年生」に変わり、雰囲気がちょっとライトになったように感じる。
だがなぜ5年生に移ったのだろうか? 成長の早い6年生は、もう女装できなくなった、ということだろうか……?
今回は今までと大幅に設定が違っている。今までは主人公の男の子が女装して「新人アイドル」としてデビューしていたわけだが、今回は有名アイドルの影武者として登場する。つまり、主人公とは別の「本物」が存在するわけだ。本物がのぞみちゃんだ。
この両者のかけあいが面白い。そしてシリーズ恒例の三角・四角関係も変わらず白熱。とくに今回は主人公と同じ小学校の女の子が、本物のファンという絡みよう。これで面白くないわけが無い!
掲載が従来の「小学6年生」から「5年生」に変わり、雰囲気がちょっとライトになったように感じる。
だがなぜ5年生に移ったのだろうか? 成長の早い6年生は、もう女装できなくなった、ということだろうか……?
2003年5月30日に日本でレビュー済み
全13話で構成されています(1年分のはずなのに、なぜ)。
で、13話めを読んでみると、この作品の主人公はやっぱり表題どおり、のぞみちゃん(本物の女の子)だったのではないかという気がしてきます。のぞみちゃんの成長を描いた作品だったのではないか、と。
女の子を装って芸能界で活躍する男の子が出てくるのはシリーズ共通の設定を踏襲しているのですが、そういう意味で前作までといささか異なる要素を含んでいるように思います。
で、13話めを読んでみると、この作品の主人公はやっぱり表題どおり、のぞみちゃん(本物の女の子)だったのではないかという気がしてきます。のぞみちゃんの成長を描いた作品だったのではないか、と。
女の子を装って芸能界で活躍する男の子が出てくるのはシリーズ共通の設定を踏襲しているのですが、そういう意味で前作までといささか異なる要素を含んでいるように思います。