今巻も1巻同様に、2つのストーリーから構成されています。
一つは、薬物中毒ながらディレクターを目指す彼の恋人へイキガミが
きてしまう。
もう一つは、ダメな介護青年にイキガミがきてしまうというものです。
今巻では、感動を1つもらいました。
介護青年にかつての亭主を思わせる老婦の、最後のやりとり・・・・
泣きました。亭主が戦争へ行くシーンと現実を上手くかぶらせて
そして、青年は逝ってしまう・・・・。
イキガミですから主人公は死んでしまうので、バッドエンドになるのは
あたりまえなのですが、
見事ハッピーエンドと思わせるところに関心しました。
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イキガミ (2) (ヤングサンデーコミックス) コミック – 2006/4/5
間瀬 元朗
(著)
▼第3話/純愛ドラッグ(1~3)▼第4話/出征前夜(1~3)
●主な登場人物/藤本賢吾(武蔵川区役所・戸籍課の“イキガミ”配達員。自らの職務に誇りを持ちつつも、一方で疑問を感じている)
●あらすじ/強い覚醒効果があるだけでなく、驚くべき延命効果までもが噂される合法ドラッグ“アテロミン”。小さな番組制作会社でディレクターの夢を追いかけるAD・勝村剛士は、激務の中でいつしかこの薬を常用するようになっていた。ある日、ついにディレクターとしての初仕事を任された勝村だが、同棲する恋人・かづさに錠剤を発見され、捨てられてしまい…(第1話)。
●本巻の特徴/24時間後に必ず訪れる“死”…それを予告された若者たちの姿を描いた極限ドラマ第2弾。「純愛ドラッグ」「出征前夜」という2つのストーリーを通して、自らの職務への疑問を強めていく配達員・藤本の姿にも注目。
●その他の登場人物/勝村剛士(テレビ番組制作会社のAD。幼い頃からの夢を追い、テレビ番組のディレクターを目指す若者)、寺西かづさ(勝村と同棲しているフリーター。勝村の夢を応援している)、武部庄二(特別養護老人ホーム「ゆうゆう平和園」に勤務する2級ヘルパー。ミスが多く、職場では怒られてばかり)、朝倉シマ(「ゆうゆう平和園」に入所している老人。認知症の進行に加え、本来は歩けるのに「歩けない」と思い込んでいる)、久保七湖(24時間態勢で国繁業務をサポートする施設「国繁サービスセンター」に勤務するセラピスト。死亡予告者やその家族の心のケアを行なっている)
●主な登場人物/藤本賢吾(武蔵川区役所・戸籍課の“イキガミ”配達員。自らの職務に誇りを持ちつつも、一方で疑問を感じている)
●あらすじ/強い覚醒効果があるだけでなく、驚くべき延命効果までもが噂される合法ドラッグ“アテロミン”。小さな番組制作会社でディレクターの夢を追いかけるAD・勝村剛士は、激務の中でいつしかこの薬を常用するようになっていた。ある日、ついにディレクターとしての初仕事を任された勝村だが、同棲する恋人・かづさに錠剤を発見され、捨てられてしまい…(第1話)。
●本巻の特徴/24時間後に必ず訪れる“死”…それを予告された若者たちの姿を描いた極限ドラマ第2弾。「純愛ドラッグ」「出征前夜」という2つのストーリーを通して、自らの職務への疑問を強めていく配達員・藤本の姿にも注目。
●その他の登場人物/勝村剛士(テレビ番組制作会社のAD。幼い頃からの夢を追い、テレビ番組のディレクターを目指す若者)、寺西かづさ(勝村と同棲しているフリーター。勝村の夢を応援している)、武部庄二(特別養護老人ホーム「ゆうゆう平和園」に勤務する2級ヘルパー。ミスが多く、職場では怒られてばかり)、朝倉シマ(「ゆうゆう平和園」に入所している老人。認知症の進行に加え、本来は歩けるのに「歩けない」と思い込んでいる)、久保七湖(24時間態勢で国繁業務をサポートする施設「国繁サービスセンター」に勤務するセラピスト。死亡予告者やその家族の心のケアを行なっている)
- 本の長さ215ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2006/4/5
- ISBN-104091510752
- ISBN-13978-4091510754
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登録情報
- 出版社 : 小学館 (2006/4/5)
- 発売日 : 2006/4/5
- 言語 : 日本語
- コミック : 215ページ
- ISBN-10 : 4091510752
- ISBN-13 : 978-4091510754
- Amazon 売れ筋ランキング: - 401,738位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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2006年8月29日に日本でレビュー済み
表紙の絵は綺麗なのに中のマンガの絵がショボかったり
ストーリーがぐでぐでな場合に「表紙倒れ」という言われかたを
するが、それに倣うなら「イキガミ」は腰帯倒れである。
書店で手に取った「イキガミ」の腰帯には、某外交官氏による
「これほどまでに国家の恐ろしさを描いたマンガはない」云々と
いう推奨文があった。(手許に腰帯がないので字句はうろ覚え)
いやあ、そりゃあフィクションなんだから、エキセントリックな
状況を設定すればいくらでも国家を恐ろしく描けますってば。
外交官氏は「バトルロワイアル」とか知らないのだろうか?
それはさておき、他評者も触れているとおりイキガミでは
「残された1日を人は如何に生きるか」という制約の下で
オムニバスの物語が展開される。(もしかしたら実は
オムニバスでなかったりするのかも知れないが。)
死の際の数日の生き方という点では、「人の将に
死なんとするや、その言や善し」という論語の言葉も
想起されよう。
ただ、人の死、それも心ならず死にゆく様というのは、
よほど凡庸な作品でも“感動的”に描けるわけで、
2巻まで出た時点でその域を超えているかと言われると
微妙かも知れない。「そういうの」を期待して読むと、
確実に肩すかしをくらうことになるのではないかと思う。
もしかしたら、「精一杯生きて死んでゆく作中の人々を
目の当たりにしながら、然したる感慨もない」読後感が、
国民の死を統計としてカウントする国家の冷酷さと
オーバーラップしているのだと、前述の外交官氏は
言いたかったのだろうか。
ストーリーがぐでぐでな場合に「表紙倒れ」という言われかたを
するが、それに倣うなら「イキガミ」は腰帯倒れである。
書店で手に取った「イキガミ」の腰帯には、某外交官氏による
「これほどまでに国家の恐ろしさを描いたマンガはない」云々と
いう推奨文があった。(手許に腰帯がないので字句はうろ覚え)
いやあ、そりゃあフィクションなんだから、エキセントリックな
状況を設定すればいくらでも国家を恐ろしく描けますってば。
外交官氏は「バトルロワイアル」とか知らないのだろうか?
それはさておき、他評者も触れているとおりイキガミでは
「残された1日を人は如何に生きるか」という制約の下で
オムニバスの物語が展開される。(もしかしたら実は
オムニバスでなかったりするのかも知れないが。)
死の際の数日の生き方という点では、「人の将に
死なんとするや、その言や善し」という論語の言葉も
想起されよう。
ただ、人の死、それも心ならず死にゆく様というのは、
よほど凡庸な作品でも“感動的”に描けるわけで、
2巻まで出た時点でその域を超えているかと言われると
微妙かも知れない。「そういうの」を期待して読むと、
確実に肩すかしをくらうことになるのではないかと思う。
もしかしたら、「精一杯生きて死んでゆく作中の人々を
目の当たりにしながら、然したる感慨もない」読後感が、
国民の死を統計としてカウントする国家の冷酷さと
オーバーラップしているのだと、前述の外交官氏は
言いたかったのだろうか。
2009年8月30日に日本でレビュー済み
妹に進められ、久々にはまってしまった漫画です^^
私的には二巻の方が面白かったし、久々に漫画で泣けました。
作品の設定や話のはこびはリアリティはないですが、登場人物の感情や人間模様がシビアで、かなりリアルです。薬物問題にもさりげなく触れていて。。色々考えさせられます。
話は繋がっていますが、一話一話完結なのでこちらからでも楽しめると思います。
私的には二巻の方が面白かったし、久々に漫画で泣けました。
作品の設定や話のはこびはリアリティはないですが、登場人物の感情や人間模様がシビアで、かなりリアルです。薬物問題にもさりげなく触れていて。。色々考えさせられます。
話は繋がっていますが、一話一話完結なのでこちらからでも楽しめると思います。
2006年9月13日に日本でレビュー済み
シリアスな内容だけに、物凄く心を動かされる漫画である。
一巻も大変すばらしく、よって、この2巻も買ったのだが、こちらの巻の方が数段、感動させられる。
久しく漫画で感涙していなかったが、一緒に読んでいた主人と涙してしまった。
非常に完成度の高い、引き込ませる作品であった。
老若男女問わず、読む価値あり。
一巻も大変すばらしく、よって、この2巻も買ったのだが、こちらの巻の方が数段、感動させられる。
久しく漫画で感涙していなかったが、一緒に読んでいた主人と涙してしまった。
非常に完成度の高い、引き込ませる作品であった。
老若男女問わず、読む価値あり。
2016年4月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
時間の無駄・お金の無駄
時間の無駄・お金の無駄
時間の無駄・お金の無駄
時間の無駄・お金の無駄
時間の無駄・お金の無駄
2007年6月2日に日本でレビュー済み
2巻に登場するカウンセラーはいらなかったと思います。
死生観を語るキャラを登場させないで、ストーリーを展開して欲しかった。
話題になっているし、ちょっと読んでみようと思い、3巻を一気に読みました。
誰の人生も大事なんだと実感します。
是非読んでみることをお勧めします。
死生観を語るキャラを登場させないで、ストーリーを展開して欲しかった。
話題になっているし、ちょっと読んでみようと思い、3巻を一気に読みました。
誰の人生も大事なんだと実感します。
是非読んでみることをお勧めします。
2019年4月10日に日本でレビュー済み
現代の日本によく似た舞台ですが、生命の大切さを認識させるための1000人に1人の死亡予告が許された法律ってのはあまりにも制度の理由としては非現実的過ぎですね。
そしてそんな法律がまかり通る社会ならもっと別の国になるのではないかと思います。
反対派として意見を述べただけで殺されるってのはあまりにも雑な設定だし、やたらと「お国の為に死ぬ」とか宗教じみた思想が当たり前になってる一方で、いざイキガミが届けられると想定以上に落ち込む家庭が一般的になってるという矛盾。
しかも1000人に1人というかなりの確率で死ぬくせに、なぜか自分にはイキガミは届かないと思ってる人々とか・・・個人個人の確率の認識が明らかにおかしいです。
漫画の世界では法律は考えに考えて作ってあるように見えますが、配達員がイキガミを届けるという仕組みも普通は本人だけに伝わるような仕組みがあるはずなのに、不用心にも不在時には不在届けが投函され、挙げ句には不在票のタイトルに死亡予告と明記してある不用心さや、本人以外が対応しても死亡予告を宣告してしまう等、もうちょっと作者は考えて作って欲しかったです。
ハッキリ言って設定が雑すぎて非現実すぎるために何のドラマにもなってない漫画でした。
そしてそんな法律がまかり通る社会ならもっと別の国になるのではないかと思います。
反対派として意見を述べただけで殺されるってのはあまりにも雑な設定だし、やたらと「お国の為に死ぬ」とか宗教じみた思想が当たり前になってる一方で、いざイキガミが届けられると想定以上に落ち込む家庭が一般的になってるという矛盾。
しかも1000人に1人というかなりの確率で死ぬくせに、なぜか自分にはイキガミは届かないと思ってる人々とか・・・個人個人の確率の認識が明らかにおかしいです。
漫画の世界では法律は考えに考えて作ってあるように見えますが、配達員がイキガミを届けるという仕組みも普通は本人だけに伝わるような仕組みがあるはずなのに、不用心にも不在時には不在届けが投函され、挙げ句には不在票のタイトルに死亡予告と明記してある不用心さや、本人以外が対応しても死亡予告を宣告してしまう等、もうちょっと作者は考えて作って欲しかったです。
ハッキリ言って設定が雑すぎて非現実すぎるために何のドラマにもなってない漫画でした。
2007年9月28日に日本でレビュー済み
非常に面白く読ませていただきました。ただ、臨床心理士が投薬できるかのように描かれているところなど、背景設定に少し引っ掛かりを感じました。