死に逝く未来の中で、人間は何を思うのでしょうか。
自分の命が24時間で燃え尽きてしまう。その瞬間考えるのは、何?
今巻では、二話とも残される側に主題を置いた話になっています。
一話は、中学教師。
二話は、幼い子供のいる主婦。
中学教師は、最後の時間を教え子のために、使います。
主婦は、壊れた家庭に残される子供のために、使います。
私には人事にこの話を考えられません。三度の自殺未遂。これが私の経歴です。
死ぬ時に考えるのは、残された人たちの生活。それが全てなのです。
中学教師は、最後まで教え子のために尽くそうとした。
主婦は、最後まで子供のために尽くそうとした。
そうした、最後の命の炎が、この物語を素晴らしいものにしているのだと思います。
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イキガミ (4) (ヤングサンデーコミックス) コミック – 2007/9/5
間瀬 元朗
(著)
▼第7話/最後の授業(1~3)▼第8話/安らかなる場所(1~3)
●主な登場人物/藤本賢吾(武蔵川区役所・戸籍課の“イキガミ”配達員。自らの職務に誇りを持ちつつも、一方で疑問を感じている)
●あらすじ/「子供に罪はない」と固い信念を持つ中学教師・田村宗一は、どんなにクラスが荒れようが自分の信念を貫き怒ろうとしなかった。そんな田村の態度に嫌気がさした生徒・米田みつるは、田村をクビにするべく、ある作戦を考える。それは彼の携帯電話を盗んで女子生徒の着替えを撮影し、罪をなすりつけようとするもので…(第7話)。
●本巻の特徴/自分の信念に絶大の自信と誇りを持ってたがために、生徒に裏切られてしまった教師・田村。そして、喘息の娘と車にかまけてばかりの夫の間で今後に不安を抱く主婦・尚子。この2人に届いた逝紙……果たして彼らは、残された時間で何ができるのか? 魂揺さぶる究極極限ドラマ第4弾!!
●主な登場人物/藤本賢吾(武蔵川区役所・戸籍課の“イキガミ”配達員。自らの職務に誇りを持ちつつも、一方で疑問を感じている)
●あらすじ/「子供に罪はない」と固い信念を持つ中学教師・田村宗一は、どんなにクラスが荒れようが自分の信念を貫き怒ろうとしなかった。そんな田村の態度に嫌気がさした生徒・米田みつるは、田村をクビにするべく、ある作戦を考える。それは彼の携帯電話を盗んで女子生徒の着替えを撮影し、罪をなすりつけようとするもので…(第7話)。
●本巻の特徴/自分の信念に絶大の自信と誇りを持ってたがために、生徒に裏切られてしまった教師・田村。そして、喘息の娘と車にかまけてばかりの夫の間で今後に不安を抱く主婦・尚子。この2人に届いた逝紙……果たして彼らは、残された時間で何ができるのか? 魂揺さぶる究極極限ドラマ第4弾!!
- 本の長さ232ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2007/9/5
- ISBN-104091512275
- ISBN-13978-4091512277
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登録情報
- 出版社 : 小学館 (2007/9/5)
- 発売日 : 2007/9/5
- 言語 : 日本語
- コミック : 232ページ
- ISBN-10 : 4091512275
- ISBN-13 : 978-4091512277
- Amazon 売れ筋ランキング: - 427,499位コミック
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2007年9月8日に日本でレビュー済み
生きることの喜びを再認識させる法律「国家繁栄維持法」。
小学校入学の時に体内に駐車されるナノカプセルにより、
1000人に1人の確率で18才〜24才の間に死亡する。
0.1%の確率に当たってしまった本人には、ジャスト
24時間前に「死亡予告証」が配達され、残された24時間を
それぞれの人がどう生きるかを書いた話題のコミックです。
「イキガミ」の配達員となった主人公の視点で描かれる
話は、正直にとても重い。でも人間の1番汚い面と、1番
美しい面を同時に感じることができる、とてもよくできた
話だと思います。
「死」を餌に、生きることの喜びを無理矢理思い知らせると
言う点では、映画「saw」シリーズに共通するところは
多いかも・・。
おすすめです。
小学校入学の時に体内に駐車されるナノカプセルにより、
1000人に1人の確率で18才〜24才の間に死亡する。
0.1%の確率に当たってしまった本人には、ジャスト
24時間前に「死亡予告証」が配達され、残された24時間を
それぞれの人がどう生きるかを書いた話題のコミックです。
「イキガミ」の配達員となった主人公の視点で描かれる
話は、正直にとても重い。でも人間の1番汚い面と、1番
美しい面を同時に感じることができる、とてもよくできた
話だと思います。
「死」を餌に、生きることの喜びを無理矢理思い知らせると
言う点では、映画「saw」シリーズに共通するところは
多いかも・・。
おすすめです。
2019年4月10日に日本でレビュー済み
現代の日本によく似た舞台ですが、生命の大切さを認識させるための1000人に1人の死亡予告が許された法律ってのはあまりにも制度の理由としては非現実的過ぎですね。
そしてそんな法律がまかり通る社会ならもっと別の国になるのではないかと思います。
反対派として意見を述べただけで殺されるってのはあまりにも雑な設定だし、やたらと「お国の為に死ぬ」とか宗教じみた思想が当たり前になってる一方で、いざイキガミが届けられると想定以上に落ち込む家庭が一般的になってるという矛盾。
しかも1000人に1人というかなりの確率で死ぬくせに、なぜか自分にはイキガミは届かないと思ってる人々とか・・・個人個人の確率の認識が明らかにおかしいです。
漫画の世界では法律は考えに考えて作ってあるように見えますが、配達員がイキガミを届けるという仕組みも普通は本人だけに伝わるような仕組みがあるはずなのに、不用心にも不在時には不在届けが投函され、挙げ句には不在票のタイトルに死亡予告と明記してある不用心さや、本人以外が対応しても死亡予告を宣告してしまう等、もうちょっと作者は考えて作って欲しかったです。
ハッキリ言って設定が雑すぎて非現実すぎるために何のドラマにもなってない漫画でした。
そしてそんな法律がまかり通る社会ならもっと別の国になるのではないかと思います。
反対派として意見を述べただけで殺されるってのはあまりにも雑な設定だし、やたらと「お国の為に死ぬ」とか宗教じみた思想が当たり前になってる一方で、いざイキガミが届けられると想定以上に落ち込む家庭が一般的になってるという矛盾。
しかも1000人に1人というかなりの確率で死ぬくせに、なぜか自分にはイキガミは届かないと思ってる人々とか・・・個人個人の確率の認識が明らかにおかしいです。
漫画の世界では法律は考えに考えて作ってあるように見えますが、配達員がイキガミを届けるという仕組みも普通は本人だけに伝わるような仕組みがあるはずなのに、不用心にも不在時には不在届けが投函され、挙げ句には不在票のタイトルに死亡予告と明記してある不用心さや、本人以外が対応しても死亡予告を宣告してしまう等、もうちょっと作者は考えて作って欲しかったです。
ハッキリ言って設定が雑すぎて非現実すぎるために何のドラマにもなってない漫画でした。
2007年9月15日に日本でレビュー済み
1巻を何気なく購入して以降、“イキガミスト”になってしまった私。
その1巻を絶賛してから、少し不安に思っていたことが。
『イキガミというユニークかつ衝撃的な設定が、逆に今後のストーリーの足かせにならないか?』
こういう「鉄の掟」に代表されるのは『デスノート』で、特殊なルールが設定されているからこそ、そのルール内で
試行錯誤する主人公やキャラクター達の緊張や絶望がビリビリ伝わってくる。
で、本作の掟は「イキガミが届いたら24時間後に必ず死ぬ」である。それ以外は何一つない。
あまりにもシンプル過ぎて、試行錯誤どころが逆にパターン化してしまうのでは・・・・?
当然この作品の面白さは謎解きでもアクションでもない、サブタイトルにある「魂揺さぶる究極極限ドラマ」である。
つまり、私のもどかしさは所詮無い物ねだりか場違いに他ならないのだろうが、もう一つ何かが足りない・・・気がする・・・。
1〜3巻と読んできた人なら、冒頭でストーリー展開が想像できてしまう。「そこがいいんじゃないか!」と言えるか、
「もっと何とかならないかなぁ?」となってしまうかで、評価が大きく分かれてしまうでしょう。
私はどうも後者へ少〜しブレ始めたようです。
ただ、4巻に入ってからポツポツとキナ臭い伏線が張られ始めました。
というわけで、ちょっと評価の★は少な目ですが、今後も読み続けるつもりです。
その1巻を絶賛してから、少し不安に思っていたことが。
『イキガミというユニークかつ衝撃的な設定が、逆に今後のストーリーの足かせにならないか?』
こういう「鉄の掟」に代表されるのは『デスノート』で、特殊なルールが設定されているからこそ、そのルール内で
試行錯誤する主人公やキャラクター達の緊張や絶望がビリビリ伝わってくる。
で、本作の掟は「イキガミが届いたら24時間後に必ず死ぬ」である。それ以外は何一つない。
あまりにもシンプル過ぎて、試行錯誤どころが逆にパターン化してしまうのでは・・・・?
当然この作品の面白さは謎解きでもアクションでもない、サブタイトルにある「魂揺さぶる究極極限ドラマ」である。
つまり、私のもどかしさは所詮無い物ねだりか場違いに他ならないのだろうが、もう一つ何かが足りない・・・気がする・・・。
1〜3巻と読んできた人なら、冒頭でストーリー展開が想像できてしまう。「そこがいいんじゃないか!」と言えるか、
「もっと何とかならないかなぁ?」となってしまうかで、評価が大きく分かれてしまうでしょう。
私はどうも後者へ少〜しブレ始めたようです。
ただ、4巻に入ってからポツポツとキナ臭い伏線が張られ始めました。
というわけで、ちょっと評価の★は少な目ですが、今後も読み続けるつもりです。
2008年2月8日に日本でレビュー済み
好きな作家がお薦めしてたので
大人買いをして全巻読んでみた。
感動ものは嫌いではないので
結構面白いとは思った。
でもな、政府の政策で理不尽に殺される人の
24時間を何人も続けざまに見せられてもね。
コレクター気質なので惰性で買い続けるかもしれないけど
このままの展開なら楽しめなくなる日もくるかな。
大人買いをして全巻読んでみた。
感動ものは嫌いではないので
結構面白いとは思った。
でもな、政府の政策で理不尽に殺される人の
24時間を何人も続けざまに見せられてもね。
コレクター気質なので惰性で買い続けるかもしれないけど
このままの展開なら楽しめなくなる日もくるかな。