表紙はボクシングなのに、読んだら主人公のシバちゃん(柴蓮司)はケンカ屋で生きてた高校生で、途中でこの作品も打ち切りにあったのか、上下巻のみの完結となっています。
しかも下巻のほうは番外編まで入ってるため、シバちゃんがプロボクサーになる前に話を終わらせることになっちゃった作品なのだと思いますが、面白い作品でしたね。
上巻ではケンカばっかりのシバちゃんの「鮮やかな蹴り」を偶然見てしまった同じ高校に通う、能楽師の跡取りの大石紫がその「蹴り」の美しさに魅入られてしまい、シバちゃんと「蹴り」対決をするのがメインになってます。
もともとは、上條先生が「能」をメインにした話を描きたかった説があって、でも反対に遭ったためこういう形にしたらしい、という話をきいたのですが、後続の作品にあたる「8(エイト)」では、高校生になっているユアン・チャンが、この作品では、まだ中坊だったりして、のちにシバちゃんの強力なライバルになるというユアン・チャンが、見れないまま終わってるのが惜しまれます。
この作品、面白い作品になったんじゃないかと思うところで終わってしまっているのが本当に残念。
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赤×黒 上 (ヤングサンデーコミックススペシャル) コミック – 2000/3/1
上條 淳士
(著)
▼第1話/赤い閃光▼第2話/赤い疾風▼第3話/赤い絆▼第4話/赤い運命●登場人物/柴蓮司(ボクシングジムに通う、流星学園高校の2年生。めっぽう強いがプロになるつもりはなく、もっぱら路上でのケンカに明け暮れている)、大石紫(柴と同じ高校の3年生。 傀世流の宗家を継ぐ能楽師でありながら格闘の世界に魅せられ、深夜の“辻斬り”を繰り返す)、犬飼サキ(柴と仲の良い女の子。とぼけた性格だが、過去に傷を持っている)●あらすじ/サキと一緒に街を歩いていたシバは、今日も路上でケンカをしてしまう。相手を軽く倒してしまった後でボクシングジムに足を伸ばすが、そこでも日本ウェルター級1位の城島と一悶着を起こす。その日の夜更け、シバはジムからの帰り道で能面をかぶった男に突然襲われる。そして、男は蹴りの一撃で彼をノックアウトしてしまった……(第1話)。▼この巻の特徴/シバは数日後、能面の男の正体が彼と同じ高校に通う能楽師の大石であることを知らされる。シバを一撃で眠らせた大石は、ある日“辻斬り”の復讐にやって来たヤンキー連中に囲まれるが、彼は意外にもあっさりとやられてしまう。彼の実力はあんなものではないはずだ、と納得がいかないシバ。そしてしばらくして、やはり大石の方から授業中の校内でシバに闘いを挑んできた。ふたりはお互いの本当の実力を知るために勝負を始める……。●その他の登場人物/ 佐藤秀樹(シバの高校の先輩にあたるが、かつてある事件を起こしたせいで留年してしまっている。空手を使えるらしいが、今は封印中)、城島勝也(シバが通うジムに所属するプロボクサー。タイトル戦を控えている)、吉田竜(ジムで汗を流す24才の女性。謎めいたところのある美女)
- 本の長さ226ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2000/3/1
- ISBN-104091518036
- ISBN-13978-4091518033
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商品の説明
出版社からのコメント
陽気なケンカ屋の柴と、伝統の世界に生きる能楽師の大石。格闘に憑かれた二人の高校生は、真夜中の路上で、白昼の校庭で、己の技を極めるために闘い合う!!
登録情報
- 出版社 : 小学館 (2000/3/1)
- 発売日 : 2000/3/1
- 言語 : 日本語
- コミック : 226ページ
- ISBN-10 : 4091518036
- ISBN-13 : 978-4091518033
- Amazon 売れ筋ランキング: - 293,131位コミック
- カスタマーレビュー:
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