いきなり食って掛かってきて、いきなり太郎よりも弱いのに、いきなり向こうが勝ってしまうというワケのわからない唐突な導入であったガルシア。ようやく本巻で正体が判明します。そして、太郎にはボクサーとしての欠陥があるということも言及され始めます。
欠陥が何かは最初から設定されていたと思いますが、この時点で、劣勢だった太郎が逆転するのは右カウンターではなく左フックなのですね。これはなんとなく作者も意識しない偶然の描写だったような気もするものの、欠陥言及と同時になされたというのは、意図したとしたら上手い伏線です。
次第に描かれなくなっていきますが、まだ本巻の時点では信金マンとしての苦労と活躍も語られており、こちらも面白いです。文字通りの「二足のわらじマンガ」として、信金マンとしての活躍を並行して描いていっても、それはそれで名作になったように思います。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
