ダンディで謎の多いゲオルグ・ゴメス。
旧鉄腕バーディーでは、
圧倒的力量の差で完膚なきまでにバーディーを打ちのめしたが、
果たして今作でも・・!?
そんな邪推をしてしまうようなシーン・・
彼がついに実力の一端を垣間見せるぞ!
追伸:
カペラの圧倒的虐殺劇もさることながら、
反カペラ派としては、非常にスカっとした展開でした。
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鉄腕バーディー (8) (ヤングサンデーコミックス) コミック – 2005/3/4
ゆうき まさみ
(著)
▼第77話~第86話/浸蝕(10~19)▼第87話/来訪者(1)▼らくがきマンガ●主な登場人物/千川つとむ(ごく普通の高校生。現在、バーディーと体を共有中)、バーディー・シフォン・アルティラ(宇宙連邦警察の女性捜査官。瀕死の重傷を負わせてしまったつとむに、自分の体を提供している)●あらすじ/ある夜突然、千明の家をリーが訪れた。体の異変に悩む千明に、リーは「自分が何者か知りたくないの?」と動揺を誘い、明朝自分の家へ来るように言い残して立ち去る。同じころ、バーディーは千明の検査結果を上司に尋ねるのだが、アルタ人の遺伝子を持っていることが分かっただけで、治療法は期待できないと言われてしまい…(第77話)。●本巻の特徴/千明とリーの接触中に現れたカペラが、サイボーグ計画の黒幕を問いただすべく実力行使を開始!! 殺されそうになる千明をバーディーは救うことができるのか? 後半では、夜の繁華街でバラバラ殺人鬼による新たな事件が勃発。氷川の新たなる野望が明らかに…!!●その他の登場人物/ゲオルグ・ゴメス(テロリスト集団の幹部。クリステラ・ラビの右腕として活動する)、リー・シャンファ(氷川からスピリッツ[酔魂草]による能力を授けられた人体兵器)、千明和義(ちぎら・かずよし。つとむの同級生。自分の肉体の秘密に思い悩む。バーディーに一目惚れする)、クリステラ・レビ(謎の多い凶悪テロリスト。現在はある宗教団体を隠れミノに日本に潜伏中)、氷川(クリステラ・ラビの取引相手。スピリッツの人体兵器研究に携わっている)、カペラ・ティティス(連邦警察の捜査官。見た目とは裏腹の残忍さを持つ。実はバーディーより年上)
- 本の長さ204ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2005/3/4
- ISBN-104091530788
- ISBN-13978-4091530783
登録情報
- 出版社 : 小学館 (2005/3/4)
- 発売日 : 2005/3/4
- 言語 : 日本語
- コミック : 204ページ
- ISBN-10 : 4091530788
- ISBN-13 : 978-4091530783
- Amazon 売れ筋ランキング: - 384,459位コミック
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2005年3月30日に日本でレビュー済み
強者の論理であるダブルスタンダードは、さらに強い者が現れた瞬間に単に「滑稽なもの」でしかなくなり、崩壊する。 ゆうきまさみがこの作品をリメイクしたのは、アメリカ合衆国の主唱する世界平和に対する違和感が動機だったろうし、現に4,5巻では合衆国を登場させて痛烈に揶揄して見せている。
しかし、ゆうきまさみの作家としての誠実さを見ることができるのは、そのことよりもむしろそれ以降、この傲慢な強者の役割を連邦警察が担い始めたことである。 連邦においてカペラが極端ではあるものの決して異端ではないということが明らかになるや、バーディーの捜査姿勢こそがお人好しの平和、ともすると「陳腐なもの」のように語られてしまう。 解決策を提示できない彼女は、もちろん合衆国と不戦平和主義との間で板ばさみになる日本を象徴している(ついでにいえばその後ろで身勝手な事なかれ主義を叫ぶつとむが我々日本の大衆ということになる)。
カペラが千明から反撃を受けたことによって、テロ被害を被った合衆国と同様に専横が正当化されるとすれば、彼女はますます厳しい状況に立たされるだろう。 さらに、局面こそ違えども既に氷川は国民へ恐怖の刷り込みを行い、恐怖にもとづく民意支配までも仄めかしている。 合衆国をなぞるようなこの展開が今後の焦点になるのは間違いない。 その時バーディーがどういう選択をするのか、つとむに何ができるのか(あるいはいかに何もできないのか)が語られるはずだ。
あくまでエンタテインメントとしてのSFマンガを通じてどのようにこの問題を昇華していくのか全く予断を許さないが、このような題材に真っ向から挑んだゆうきまさみの誠意には心から敬服する。
しかし、ゆうきまさみの作家としての誠実さを見ることができるのは、そのことよりもむしろそれ以降、この傲慢な強者の役割を連邦警察が担い始めたことである。 連邦においてカペラが極端ではあるものの決して異端ではないということが明らかになるや、バーディーの捜査姿勢こそがお人好しの平和、ともすると「陳腐なもの」のように語られてしまう。 解決策を提示できない彼女は、もちろん合衆国と不戦平和主義との間で板ばさみになる日本を象徴している(ついでにいえばその後ろで身勝手な事なかれ主義を叫ぶつとむが我々日本の大衆ということになる)。
カペラが千明から反撃を受けたことによって、テロ被害を被った合衆国と同様に専横が正当化されるとすれば、彼女はますます厳しい状況に立たされるだろう。 さらに、局面こそ違えども既に氷川は国民へ恐怖の刷り込みを行い、恐怖にもとづく民意支配までも仄めかしている。 合衆国をなぞるようなこの展開が今後の焦点になるのは間違いない。 その時バーディーがどういう選択をするのか、つとむに何ができるのか(あるいはいかに何もできないのか)が語られるはずだ。
あくまでエンタテインメントとしてのSFマンガを通じてどのようにこの問題を昇華していくのか全く予断を許さないが、このような題材に真っ向から挑んだゆうきまさみの誠意には心から敬服する。
2005年3月8日に日本でレビュー済み
いよいよシリーズも8巻にまで達し、その内容も複雑さを増してきた、が、
展開が遅く、謎を謎として温存した展開には少々飽きを感じる。
捜査官のバーディーとしても連敗続きで爽快感は無く、周りをめぐらせている謎の数々ばかりが降り積もる。
アクションシーンも悪役の強さばかり目立ち、作戦なき主人公たちを追い詰めるだけの展開にはそろそろ食傷気味だ。
だが、続刊の到着を待ち望む、期待の裏返しとしての焦燥感がその負の評価を引き出しているだろう事も否定出来ない。
難敵だらけの苦界から、いかにバーディーが挽回し、脱出するか、単行本1冊づつの分量では全然読み足りない。
この貯めの8巻を納得させられるだけの9巻が待ち遠しい、
展開が遅く、謎を謎として温存した展開には少々飽きを感じる。
捜査官のバーディーとしても連敗続きで爽快感は無く、周りをめぐらせている謎の数々ばかりが降り積もる。
アクションシーンも悪役の強さばかり目立ち、作戦なき主人公たちを追い詰めるだけの展開にはそろそろ食傷気味だ。
だが、続刊の到着を待ち望む、期待の裏返しとしての焦燥感がその負の評価を引き出しているだろう事も否定出来ない。
難敵だらけの苦界から、いかにバーディーが挽回し、脱出するか、単行本1冊づつの分量では全然読み足りない。
この貯めの8巻を納得させられるだけの9巻が待ち遠しい、