一番読みたかった上條の作品でした。
最終7巻の巻末にある作画スタッフの中にある「YOKO」さん。
あなたの存在は大きかった。
彼女の存在を知ったのは、TO-Y連載後に発売されたイラスト集のインタビューです。まさかと思ったけど、画の細かさや丁寧さ美しさがウリの上條作品にあって 彼女はほとんど共同執筆者のような存在だったそうですね。
というわけで、TO-Yに続く作品のSEXにあって 全7巻のうち途中で作画の質が微妙に変化するのは、連載が長期化して作画が経時変化するパターンと共に彼女が参加しているかどうか、って事でしょうか。
血生臭くて暴力場面の多い暴力団がらみのストーリーなのに、なんでこんなに美しいんだろ。
全巻揃えて イッキ読みするのをお薦めします。
ちなみに「sex」場面は、全巻通してほぼ皆無です。きれいなヌードがあるだけ。だって高校生だよ。
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Sex 1 (ヤングサンデーコミックス) コミック – 2004/11/5
上條 淳士
(著)
▼第1話/沖縄で夏だった▼第2話/ヒビ▼ILLUSTRATION WORKS/after SEX●主な登場人物/カホ(斉藤果歩。高校3年生。修学旅行先の沖縄でナツを探す)、ユキ(カホが沖縄で出会った色盲の青年)、ナツ(菊池夏。カホと千明の幼なじみ。6年前、沖縄に引っ越した)●あらすじ/8月。修学旅行で沖縄にやって来たカホは、6年前にこの島へ引っ越した幼なじみ・ナツを探して町をさまよっていた。そんな彼女の前に現れたのは、ナツによく似た雰囲気を漂わせる青年・ユキ。路上のアメ車を平然と盗み、信号無視を当然のように行うユキは、どうやらナツと知り合いのようだが…(第1話)。●本巻の特徴/1988~92年に「ヤングサンデー」で発表された伝説の作品を、初の完全単行本化&毎月刊行! 第2話では、沖縄修学旅行の前日談として、多感な時期を過ごす受験生・カホの姿が描かれる。●その他の登場人物/千明ミノル(高校3年生。カホと同じ高校に通う幼なじみ)、ヒガ(沖縄の暴力団員。ユキやナツとはちょっとしたイザコザが…)
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2004/11/5
- ISBN-104091531814
- ISBN-13978-4091531810
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商品の説明
出版社からのコメント
沖縄、福生、横須賀……基地の街を"恐るべき子供たち"が駆け抜ける! 1988~92年に描かれた、伝説の上條ワールドを初の完全単行本化!!
登録情報
- 出版社 : 小学館 (2004/11/5)
- 発売日 : 2004/11/5
- 言語 : 日本語
- コミック : 192ページ
- ISBN-10 : 4091531814
- ISBN-13 : 978-4091531810
- Amazon 売れ筋ランキング: - 478,421位コミック
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2005年9月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2004年7月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
確かにタイトルでちょっと引きますが、女性が読んでもそのかっこよくて面白い内容と、無駄がなくて美しい絵と色の使い方に引き込まれると思います。
数年前に調べたところ、上條淳士さんは女性と組んで漫画を描いていて、上條淳士さんが男性の絵を、パートナーが女性の絵を担当していたそうで、連載中か連載後にコンビを解消したので版権等の問題も絡み、女性の部分をご自身が描きなおすのも無理とのことで3巻の出版は不可能だそうです。
いつか3巻が出るだろうと、ヤングサンデー連載中に適当にしか読んでなかったのが大変悔やまれます。女版ユキが素敵だったのです。
☆☆☆追記です。全7巻で復刊+初出版されることが決まったそうです!!!
うれしい…長生きはしてみるものだなあと感じております。
数年前に調べたところ、上條淳士さんは女性と組んで漫画を描いていて、上條淳士さんが男性の絵を、パートナーが女性の絵を担当していたそうで、連載中か連載後にコンビを解消したので版権等の問題も絡み、女性の部分をご自身が描きなおすのも無理とのことで3巻の出版は不可能だそうです。
いつか3巻が出るだろうと、ヤングサンデー連載中に適当にしか読んでなかったのが大変悔やまれます。女版ユキが素敵だったのです。
☆☆☆追記です。全7巻で復刊+初出版されることが決まったそうです!!!
うれしい…長生きはしてみるものだなあと感じております。
2003年8月15日に日本でレビュー済み
第3巻を待ちわびてもう…10年???
きっと題名だけ見て引いちゃう人もいるでしょうけど、
とんでもなくカッコイイんです。
上條さんの世界って、シュールな雰囲気なんだけど
妙に現実味があるし見入っちゃいます。
ユキの言葉が印象的ですよね~。
誰もが(幼少~)思春期に一度は必ず直面するであろう
“自分”という存在への疑問に通ずるものがあるように思います。
そういえば自分が中高生の頃って同じようなこと思ってたよなぁ、
と思うと、ナツもカホもユキもなんだか身近に感じてしまいます。
おこがましいかな?
内容は断然☆5つなんだけど、
第3巻が全然出てくれないので☆4つです。
きっと題名だけ見て引いちゃう人もいるでしょうけど、
とんでもなくカッコイイんです。
上條さんの世界って、シュールな雰囲気なんだけど
妙に現実味があるし見入っちゃいます。
ユキの言葉が印象的ですよね~。
誰もが(幼少~)思春期に一度は必ず直面するであろう
“自分”という存在への疑問に通ずるものがあるように思います。
そういえば自分が中高生の頃って同じようなこと思ってたよなぁ、
と思うと、ナツもカホもユキもなんだか身近に感じてしまいます。
おこがましいかな?
内容は断然☆5つなんだけど、
第3巻が全然出てくれないので☆4つです。
2005年6月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
豪華本で、2巻までしか発売されていなく、とても待ちどうしかった、やっと全巻よめるぜ。うれし~。
2004年11月19日に日本でレビュー済み
作品中に流れる危険な雰囲気。沖縄の暑さが伝わって来る様な描写。
何より主人公3人が格好良い。ユキとカホは格別。
ただ旧版では2色刷りだったのが単色になったせいもあるだろうが、
セリフの削除は頂けない。それでなくても初の完全単行本化なのだから、
オリジナル(雑誌掲載時)のセリフで掲載して貰いたかった。いじるのは絵だけにしてくれ。
旧版2巻では青での重要な表現が数ヶ所存在していたが、どうなっているか。
何より主人公3人が格好良い。ユキとカホは格別。
ただ旧版では2色刷りだったのが単色になったせいもあるだろうが、
セリフの削除は頂けない。それでなくても初の完全単行本化なのだから、
オリジナル(雑誌掲載時)のセリフで掲載して貰いたかった。いじるのは絵だけにしてくれ。
旧版2巻では青での重要な表現が数ヶ所存在していたが、どうなっているか。
2007年4月10日に日本でレビュー済み
「SEX」という作品に初めて出会ったのは、漫画喫茶の新刊の書棚でした。
お決まりですが、タイトルを見て「そっち系の漫画かな…」と
ちょっと引いたのですが、表紙のユキにものすごく惹かれたので読んでみました。
今思えば、あの時手にとって本当に良かった!!
1巻を読んで、連載期間を知ってびっくりしました。
全く古さを感じさせません。(服装とかではなく)
とにかく線が、構図が、ストーリーが、洗練されています。
イラストとしても成り立つ漫画というものを初めて読んだ気がします。
最初の数ページを読んで全巻購入を決めた漫画も初めてでした。
2色刷りの旧版の存在を知ってそちらも購入したのですが、
やっぱり2色刷りの方が良いですね。
3巻以降に無いのは残念ですが、この巻は何色かな〜と
想像しながら読むのもまた楽しいのでは、とも思います。
その後先生の作品を読み漁りましたが、
「SEX]は上條淳士先生の最高傑作であり、
私が今まで読んだ漫画の中でも最高だと思っています。
お決まりですが、タイトルを見て「そっち系の漫画かな…」と
ちょっと引いたのですが、表紙のユキにものすごく惹かれたので読んでみました。
今思えば、あの時手にとって本当に良かった!!
1巻を読んで、連載期間を知ってびっくりしました。
全く古さを感じさせません。(服装とかではなく)
とにかく線が、構図が、ストーリーが、洗練されています。
イラストとしても成り立つ漫画というものを初めて読んだ気がします。
最初の数ページを読んで全巻購入を決めた漫画も初めてでした。
2色刷りの旧版の存在を知ってそちらも購入したのですが、
やっぱり2色刷りの方が良いですね。
3巻以降に無いのは残念ですが、この巻は何色かな〜と
想像しながら読むのもまた楽しいのでは、とも思います。
その後先生の作品を読み漁りましたが、
「SEX]は上條淳士先生の最高傑作であり、
私が今まで読んだ漫画の中でも最高だと思っています。
2010年1月28日に日本でレビュー済み
未だに本作を超えるスタイリッシュなコミックが登場していない事実が何よりもすごい。
画はもちろんのことストーリー、キャラクターの関係性、コマの一つ一つまでが完璧で、イラストの連続のような感覚さえあるのにきちっとコミックになっている。
映像化は不可能。逆にコミックの感覚を完璧に映像化できれば、その俳優とスタッフは天才的といえる。
下手な映画よりもはるかに映像的なコミックで、コミックという表現の頂点といっても過言ではない。
前作「TO−Y」のトーイとニヤが渚で別れる見開き2ページにわたる2カットはコミックの頂点とも言えるレベルだが、このクオリティが全編にわたっているのだから恐れ入ってしまう。
上條淳志氏のユニット(本作が当時の氏の彼女との共作であることは有名な話)の最高傑作であり二度と生まれることのないクオリティの高さは、伝説に近いものがある。
画はもちろんのことストーリー、キャラクターの関係性、コマの一つ一つまでが完璧で、イラストの連続のような感覚さえあるのにきちっとコミックになっている。
映像化は不可能。逆にコミックの感覚を完璧に映像化できれば、その俳優とスタッフは天才的といえる。
下手な映画よりもはるかに映像的なコミックで、コミックという表現の頂点といっても過言ではない。
前作「TO−Y」のトーイとニヤが渚で別れる見開き2ページにわたる2カットはコミックの頂点とも言えるレベルだが、このクオリティが全編にわたっているのだから恐れ入ってしまう。
上條淳志氏のユニット(本作が当時の氏の彼女との共作であることは有名な話)の最高傑作であり二度と生まれることのないクオリティの高さは、伝説に近いものがある。
2004年11月7日に日本でレビュー済み
上條淳士初の青年誌連載である作品の、2度目の単行本化。
もっとも1度目は、2巻までしか出ていない。
作品的には評価が分かれる作品だと思いますが、
私は、彼の最高傑作は、この作品だと思っています。
前の単行本で存在していた、部分カラーは、
せめて、この巻だけでも、使って欲しかった気がします。
毎月刊行予定となっているのだが、前も似たような触れ込みでしたし、
イマイチ信用できないので星4つ。
もっとも1度目は、2巻までしか出ていない。
作品的には評価が分かれる作品だと思いますが、
私は、彼の最高傑作は、この作品だと思っています。
前の単行本で存在していた、部分カラーは、
せめて、この巻だけでも、使って欲しかった気がします。
毎月刊行予定となっているのだが、前も似たような触れ込みでしたし、
イマイチ信用できないので星4つ。