ヘラルド以来の純ホラー、イダ作品イダ作画の独特な間と開放、玄人好みが過ぎるのはご愛嬌。
二つと無い才をまた拝める日がこようとは。
ヘラルドは怖すぎて一度しか読めなかったが年月で耐性がついたのかもしれない。周回する中毒性。
空白と密度のリズム、独特な静けさ。
作画が他の人ではこの味わいがなかった。待ってたよイダ先生!
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誰かがカッコゥと啼く 1 (サンデーGXコミックス) コミック – 2007/6/19
イダ タツヒコ
(著)
- 本の長さ180ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2007/6/19
- ISBN-10409157095X
- ISBN-13978-4091570956
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登録情報
- 出版社 : 小学館 (2007/6/19)
- 発売日 : 2007/6/19
- 言語 : 日本語
- コミック : 180ページ
- ISBN-10 : 409157095X
- ISBN-13 : 978-4091570956
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2007年7月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
知る人ぞ知るホラー漫画の第一人者・イダタツヒコの送るどす黒い新作です。
何が黒いってとりあえずカバーが黒い。売る気あんのかってくらい黒い。
題名は主題とリンクしてます。入れ替えられた卵が孵って、産まれたのは何?
まだまだ物語は序章ですが、たぶんこれからも期待は裏切らないはずっ。
何が黒いってとりあえずカバーが黒い。売る気あんのかってくらい黒い。
題名は主題とリンクしてます。入れ替えられた卵が孵って、産まれたのは何?
まだまだ物語は序章ですが、たぶんこれからも期待は裏切らないはずっ。
2017年4月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私には合わなかったです。展開が意味不明で、途中で読むのをやめました。
2016年1月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
漫画というのはだいたいジャンルに分けられます。大きくはバトル、コメディなど大枠の分類になります。これで言うと、こちらの作品はホラーかオカルトになるでしょう。さらに細かくなると天下一武道大会、デスゲームなどだいたいの内容を表す分類になります。ではこの作品はどんな分類か?と言うと難しいです。類型が思いつきません。ものすごく遠いけれど、ホラー風味の「ぼくらの」になるでしょうか。かなりいろいろ違いますが。
2つの世界が存在して干渉しているというのはSFでもファンタジーでもたくさんありますし、特定の人種が分けられた世界というのはSF短編でよく見ますし、子供達が集団で異常事態に対処するのは昔っから子供向けアニメにありました。作品を構成している要素を一つずつ見れば、どこかで見た事があります。でもそれが合わさって「誰かがカッコゥと啼く」になると、見たことのないパターンになります。
最初はまったくもって訳のわからない状態で話が始まります。読者は完全に置いてけぼりです。ところが読み進めると1巻でそこまで明かしていいの?というくらい、あっさり世界観が説明されてします。もっともったいつけて良かったのでは……と思ってしまうくらいです。では読者に親切なのかというと、あっさりと突き放されます。ほとんどの読者が最初に視点を固定するのは男性教師でしょう。男性教師が主人公のように見えますし、彼を中心に話が進みますから必然的にそうなります。ですが読み進めると男性教師はとんでもない事態に巻き込まれます。教師に視点を固定して読んでいると「いきなり主人公がこれか!」と作拒絶されてしまいます。それでも明らかになるストーリーで男性教師が巻き込まれたのではなく原点であるとわかり、さらに教師の人物像からも読者は彼を主人公だと認識します。でもこれもまたあっさり覆されるのです。
とにかく一筋縄でいかない作品でした。とても読み応えがあります。
2つの世界が存在して干渉しているというのはSFでもファンタジーでもたくさんありますし、特定の人種が分けられた世界というのはSF短編でよく見ますし、子供達が集団で異常事態に対処するのは昔っから子供向けアニメにありました。作品を構成している要素を一つずつ見れば、どこかで見た事があります。でもそれが合わさって「誰かがカッコゥと啼く」になると、見たことのないパターンになります。
最初はまったくもって訳のわからない状態で話が始まります。読者は完全に置いてけぼりです。ところが読み進めると1巻でそこまで明かしていいの?というくらい、あっさり世界観が説明されてします。もっともったいつけて良かったのでは……と思ってしまうくらいです。では読者に親切なのかというと、あっさりと突き放されます。ほとんどの読者が最初に視点を固定するのは男性教師でしょう。男性教師が主人公のように見えますし、彼を中心に話が進みますから必然的にそうなります。ですが読み進めると男性教師はとんでもない事態に巻き込まれます。教師に視点を固定して読んでいると「いきなり主人公がこれか!」と作拒絶されてしまいます。それでも明らかになるストーリーで男性教師が巻き込まれたのではなく原点であるとわかり、さらに教師の人物像からも読者は彼を主人公だと認識します。でもこれもまたあっさり覆されるのです。
とにかく一筋縄でいかない作品でした。とても読み応えがあります。
2008年1月25日に日本でレビュー済み
イダタツヒコはホラーな人なんだけど、今までの作品はどっかしらホラー以外のなにかを含んでたように思う。でも、コイツは今までもっとも純粋にホラーだ。
黒い。ドス黒い。光をさえぎる黒さじゃなく、光を飲み込む底なしの黒さ。「美女で野獣」でホラー以外の全てを完全燃焼させた反動だろうか。
★ひとつけずったのはまだまだ始まったばかりだから。期待を込めた「もっと!」の意味の★四つ。いつか胸を張って五つ★を付けられる日が来ることを確信しつつ、今はただ「オカエリナサイ」
黒い。ドス黒い。光をさえぎる黒さじゃなく、光を飲み込む底なしの黒さ。「美女で野獣」でホラー以外の全てを完全燃焼させた反動だろうか。
★ひとつけずったのはまだまだ始まったばかりだから。期待を込めた「もっと!」の意味の★四つ。いつか胸を張って五つ★を付けられる日が来ることを確信しつつ、今はただ「オカエリナサイ」