訳の分からない勢いに満ちたSFコメディ。
訳の分からない面白さが隅々まで満ちています。
ネットの掲示板ネタや神出鬼没のパロネタで読者を煙に巻きつつも
ストーリーの流れがしっかりしてるため物語がこちらにストンと届いて来る感じ。
でもやっぱり訳が分からない。
だってそもそも設定がめちゃめちゃだし。(笑)
こんな作品を楽しめるのは分別のついた大人になってからなんだろうなぁ。
という訳で大人なあなたに限定で(?)お勧めいたします!
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世界制服 1 (サンデーGXコミックス) コミック – 2008/8/16
榎本 ナリコ
(著)
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2008/8/16
- ISBN-10409157145X
- ISBN-13978-4091571458
登録情報
- 出版社 : 小学館 (2008/8/16)
- 発売日 : 2008/8/16
- 言語 : 日本語
- コミック : 192ページ
- ISBN-10 : 409157145X
- ISBN-13 : 978-4091571458
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年8月17日に日本でレビュー済み
うーん
手塚治虫の火の鳥をベースに、各話いろんな漫画やアニメの元ネタをぶっこんで
それを女子高生で味付けをして、最後に「暇を持て余した神々の遊び」でまとめたらこれが出来そう
なかなか面白い
こういうちょっと不思議系のお話だと、作者の頭の中を覗き見るような
興味深さだけが先行して、読んでる最中はあまり面白くはなく、後には妙なモヤっとした感覚が残り
「これって面白…いんだよね?」「…たぶん面白かったんじゃないかな?」
などと自問自答するようなことが多々あるけど
これに関しては、読んでる途中も自信をもって「けっこう面白いよコレ」と言える
作者の趣味以外にギャグであったり、楽しませようという意図が感じられる
まあ、女子高生の可愛い絵が最大の勝利ポイントかもしれませんw
☆4.5
各話けっこうクオリティ高いよ、わりとオススメ
手塚治虫の火の鳥をベースに、各話いろんな漫画やアニメの元ネタをぶっこんで
それを女子高生で味付けをして、最後に「暇を持て余した神々の遊び」でまとめたらこれが出来そう
なかなか面白い
こういうちょっと不思議系のお話だと、作者の頭の中を覗き見るような
興味深さだけが先行して、読んでる最中はあまり面白くはなく、後には妙なモヤっとした感覚が残り
「これって面白…いんだよね?」「…たぶん面白かったんじゃないかな?」
などと自問自答するようなことが多々あるけど
これに関しては、読んでる途中も自信をもって「けっこう面白いよコレ」と言える
作者の趣味以外にギャグであったり、楽しませようという意図が感じられる
まあ、女子高生の可愛い絵が最大の勝利ポイントかもしれませんw
☆4.5
各話けっこうクオリティ高いよ、わりとオススメ
2008年10月20日に日本でレビュー済み
仮想現実や人類滅亡や超能力といったSF的設定と、
現代のネットカルチャーやオタク文化の要素を合わせた不思議な短編集。
絵柄はとても綺麗だけど、話はぶっ飛んでおり、独特の雰囲気を出すことに成功しています。
ただ、全体的にとてもオタク臭く、私の好みの作風ではありませんでした。
ニコニコ動画やボーカロイドやネットスラングなどのネット上のネタ、
美少女(美幼女?)やフィギュアやBLなどのオタクっぽいネタが頻出しています。
この作品は、それら文化のパロディという感じが強いです。
パロディすること自体は良いのですが、元ネタそのものの面白さに乗っかっている部分が大きすぎると思いました。
だから、上に挙げたようなネット・オタク文化を知らなければ楽しめない可能性大。
嫌いなら、なおさらおすすめできません。
私はあまり好きではありませんでしたが、オリジナリティ溢れる作品だということは確かだと思います。
SF要素とオタク文化を融合させる発想はすごいと思うので、どっちも好きだという方は一度読んでみるのもいいかもしれません。
現代のネットカルチャーやオタク文化の要素を合わせた不思議な短編集。
絵柄はとても綺麗だけど、話はぶっ飛んでおり、独特の雰囲気を出すことに成功しています。
ただ、全体的にとてもオタク臭く、私の好みの作風ではありませんでした。
ニコニコ動画やボーカロイドやネットスラングなどのネット上のネタ、
美少女(美幼女?)やフィギュアやBLなどのオタクっぽいネタが頻出しています。
この作品は、それら文化のパロディという感じが強いです。
パロディすること自体は良いのですが、元ネタそのものの面白さに乗っかっている部分が大きすぎると思いました。
だから、上に挙げたようなネット・オタク文化を知らなければ楽しめない可能性大。
嫌いなら、なおさらおすすめできません。
私はあまり好きではありませんでしたが、オリジナリティ溢れる作品だということは確かだと思います。
SF要素とオタク文化を融合させる発想はすごいと思うので、どっちも好きだという方は一度読んでみるのもいいかもしれません。
2008年8月24日に日本でレビュー済み
榎本ナリコの短編集『世界制服』。
せかいがふるえた。
いや、実際よんで一瞬ブルッと身震いしたのは事実。でもそのあとはこの作品のワールドへ違和感無く入り込めたのは自分でも驚き。まぁ結論からいうと面白かったんです。
全部で6つのエピソード。
元エスパー少年の所に現役エスパー少女が来てサクッと世界を滅ぼしたり、平凡な女子高生のラッキーな日常が実はひとりのオタクの描いた仮想現実だったり、技術の発達により見た目は10代だが実年齢が50代の少女に迫られたりと、ギャグともブラックとも言えるブッ壊れた設定のエピソードが所狭しと並んでいるのだ。
個人的に秀逸で面白かったのは、フィギュア好きの少年の知らないところでその人形たちがしゃべりまくるという話。人形が話すというのはありきたりだが、この作者が書いた話なのでこれまたぶっ飛んでいる。ある日新しいフィギュアが届くところから話は急転直下するのだが、つづきはご自分の目で見てもらいたい。
少女マンガと青年マンガの中間のような絵柄。
サンデーGXといえば『ブラック・ラグーン』だがこんなはっちゃけた作品を連載してたとはやるなぁ。ギャグ、ブラック、ラブなどの要素を巧く自分色に染め上げた、驚くべき作品。
せかいがふるえた。
いや、実際よんで一瞬ブルッと身震いしたのは事実。でもそのあとはこの作品のワールドへ違和感無く入り込めたのは自分でも驚き。まぁ結論からいうと面白かったんです。
全部で6つのエピソード。
元エスパー少年の所に現役エスパー少女が来てサクッと世界を滅ぼしたり、平凡な女子高生のラッキーな日常が実はひとりのオタクの描いた仮想現実だったり、技術の発達により見た目は10代だが実年齢が50代の少女に迫られたりと、ギャグともブラックとも言えるブッ壊れた設定のエピソードが所狭しと並んでいるのだ。
個人的に秀逸で面白かったのは、フィギュア好きの少年の知らないところでその人形たちがしゃべりまくるという話。人形が話すというのはありきたりだが、この作者が書いた話なのでこれまたぶっ飛んでいる。ある日新しいフィギュアが届くところから話は急転直下するのだが、つづきはご自分の目で見てもらいたい。
少女マンガと青年マンガの中間のような絵柄。
サンデーGXといえば『ブラック・ラグーン』だがこんなはっちゃけた作品を連載してたとはやるなぁ。ギャグ、ブラック、ラブなどの要素を巧く自分色に染め上げた、驚くべき作品。
2008年8月27日に日本でレビュー済み
女性漫画家が描いたSF短編集。男性漫画家が描くとサイエンスフィクション(SF)になりがちなテーマ(ネタバレ気味)をスペースファンタジー(SF)にまとめちゃうところに作者の非凡さを感じる。絵も巧いし、話の組立て方がブラック気味なラブコメなので、男女問わずお薦めできる。当然、次巻も購入決定。