『神様ドォルズ』からの流れでこの作品を購入しました。
作者特有の表情、特に目の表現が気に入っています。
本作では死地にある人間が描かれていますが、
冒頭のエピソードで語られているように、
一人ではなく二人(以上)だからこそ生を求めることをテーマに
連作として描かれているように読めました。
エピローグで一応のオチはついた格好になっていますが、
このシリーズは是非書き続けてもらいたいと感じています。
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境界戦線 (サンデーGXコミックス) コミック – 2004/3/19
やまむら はじめ
(著)
▼prologue▼第1話/Watch Dog[奥多摩]▼第2話/With You[R20]▼第3話/Invincible Lady[伊勢原]▼第4話/Innocent Girl[水上都市]▼第5話/Empress of rubble[水上都市]▼epilogue●主な登場人物/日垣葛(ひがきかずら。元軍人。現在は奥多摩で自給自足しながら暮らしている)、小夜子(狂乱の首都圏で伝説の女戦士と呼ばれた女。現在はコンビニ店員。ヒモ付き)、秀平(小夜子のヒモ。壮大な夢をぶちまける口だけの男)●あらすじ/日垣葛は、災害と内戦で瓦礫と化した首都圏を離れ、封鎖線外の奥多摩で、野菜を作りながらのんびりと暮らしている。ある日、彼は近くの道路で原付の自損事故を起こして難儀している女性と出会う。都心から検問を越えてきたという、その見知らぬ女と日垣は一緒に暮らし始めるが…(第1話)。●本巻の特徴/車椅子の少女を連れ旅する少年。元“伝説の女戦士”と、ろくでなしのヒモ男。封鎖地区特別警察の切れ者隊長と、テロリストの間を流れわたる幼女。若い女殺し屋と、彼女の母親であり“鋼の女宰相”と呼ばれる政治家。災害と内戦と混乱で、変容しきった首都圏で生きる男女5組の人間模様を描いた本作。20ページを超える描き下ろしも加えられて読みごたえ充実!●その他の登場人物/葵(廃墟化した首都圏で自活する少年。行緒と出会い越境を決意する)、柊行緒(葵と共に旅する車椅子の少女)、薫(小夜子の勤めるコンビニ店長。ゲイ)、苗場信悟(封鎖地区特別警察の隊長。階級は警部補)、果林(テロリストと生活を共にしていた幼女)、柏木乃野子(政治家の母親を持つ普通の少女だったが、災害の混乱後、殺し屋となる)、柏木弥々子(災害以前から政治家であり、現在は封鎖地区の統治者。鋼の女宰相と呼ばれる)
- 本の長さ208ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2004/3/19
- ISBN-104091572812
- ISBN-13978-4091572813
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商品の説明
出版社からのコメント
近未来、未曾有の災害とその後の治安崩壊で廃墟化した首都圏。混迷の大都会を舞台に、それぞれの道を歩く5組の男女の人間模様を描いた作品が、大幅加筆で遂に単行本化!!
登録情報
- 出版社 : 小学館 (2004/3/19)
- 発売日 : 2004/3/19
- 言語 : 日本語
- コミック : 208ページ
- ISBN-10 : 4091572812
- ISBN-13 : 978-4091572813
- Amazon 売れ筋ランキング: - 459,037位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年10月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2019年6月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
古い漫画を安スキャナーでスキャンしてもこうはならないレベルかと。
まんがは面白いです。
まんがは面白いです。
2005年3月9日に日本でレビュー済み
読みきり作品には、かなりおしい名作。
初めて読んだとき続きがあると思いました。
テーマは人間。
突然、津波で廃墟となった都市を描いています。
数人のキャラクターを主役として
無秩序な都市で生き抜く人々。
それぞれ、違う「強さ」と「弱さ」を持って生き抜く人々のドラマ。
それらが、すごく、上手に描かれた作品です!
初めて読んだとき続きがあると思いました。
テーマは人間。
突然、津波で廃墟となった都市を描いています。
数人のキャラクターを主役として
無秩序な都市で生き抜く人々。
それぞれ、違う「強さ」と「弱さ」を持って生き抜く人々のドラマ。
それらが、すごく、上手に描かれた作品です!
2020年3月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
崩壊都市から疎開した反省府の主人公に、新正負の調査マンがやってくる。「ズドン!」すぐヤッチャッタ。
仲間に疑われないのか?(地面に埋めてる)あと逃亡中のキレイ女子を匿って、すぐ「ア~ン」しちゃう
love,Sceneに何故か読む気が萎えた。もっと鯖イバーな生き残り展開を期待してたから...。
あと読むと好い展開あるかも? ちょっと今は読むのは塩漬けで....。
でも同作者のエッジは全巻イイぞ!(絵もきれい。女子キャラもMissile乳萌え。gunアクションいい)
仲間に疑われないのか?(地面に埋めてる)あと逃亡中のキレイ女子を匿って、すぐ「ア~ン」しちゃう
love,Sceneに何故か読む気が萎えた。もっと鯖イバーな生き残り展開を期待してたから...。
あと読むと好い展開あるかも? ちょっと今は読むのは塩漬けで....。
でも同作者のエッジは全巻イイぞ!(絵もきれい。女子キャラもMissile乳萌え。gunアクションいい)
2004年3月20日に日本でレビュー済み
核や大災害で首都圏のみが崩壊した日本を描く作品というのは、結構伝統があると思う平松伸二さん『ブラックエンジェルズ』や工藤かずやさんの『望郷戦士』なんかもそうかも。最も有名なのは、なんと言っても廃墟に独立国を形成する大友克彦さんの『AKIRA』ですね。
水没した首都圏を舞台に5つの異なる話を描くというコンセプトで『サンデーGX』に連載した作品。さすがGXいい企画考える。越境というアイディアは、旧共産圏からのベルリンの壁を思い出させて、悪くないアイディアだと思った。僕は滅びモノが大好きなので、「なんで世界が滅びたのか?」という謎がテーマにならないこの作品は少し残念だったが、日常を愛するようになった女戦士や、車椅子の女の子を守ろうとして、女の子に守られることで対等になっていく話は、面白かった。大洪水で水没した首都圏の混乱するカオスに秩序を作ろうとする野心的政治家柏木弥々子の設定は特に面白かった。もっと政治と政治家の野心を描けたら面白かったのになぁ。やまむらさんは、そういうふうに政治や全体にはあまり興味がないようで、すぐ人間関係で回収してしまうところがSF好きには少し残念。匂い的には、士郎正宗さんの『アップルシード』や遠藤浩輝『EDEN』の初めの巻と雰囲気が似ている。ただ彼らと比べると、少しハードボイルド感が薄れるように感じる。世界観の作りこみの複雑さに差があるからねぇ。やまむらさんのほうが、青臭さのような青春臭さがテイストを感じる。そこがよくもあり、青くもある。
水没した首都圏を舞台に5つの異なる話を描くというコンセプトで『サンデーGX』に連載した作品。さすがGXいい企画考える。越境というアイディアは、旧共産圏からのベルリンの壁を思い出させて、悪くないアイディアだと思った。僕は滅びモノが大好きなので、「なんで世界が滅びたのか?」という謎がテーマにならないこの作品は少し残念だったが、日常を愛するようになった女戦士や、車椅子の女の子を守ろうとして、女の子に守られることで対等になっていく話は、面白かった。大洪水で水没した首都圏の混乱するカオスに秩序を作ろうとする野心的政治家柏木弥々子の設定は特に面白かった。もっと政治と政治家の野心を描けたら面白かったのになぁ。やまむらさんは、そういうふうに政治や全体にはあまり興味がないようで、すぐ人間関係で回収してしまうところがSF好きには少し残念。匂い的には、士郎正宗さんの『アップルシード』や遠藤浩輝『EDEN』の初めの巻と雰囲気が似ている。ただ彼らと比べると、少しハードボイルド感が薄れるように感じる。世界観の作りこみの複雑さに差があるからねぇ。やまむらさんのほうが、青臭さのような青春臭さがテイストを感じる。そこがよくもあり、青くもある。