非現実的でありながら、日常だと感じる。。。
そんな作品です。
物語冒頭のケンヂたちの日常、そして「ともだち」信者の
日常・・・、この日常の果てはどうなるのか?
しょせん漫画だ、などとはこの作品を読んで
言うことはできないでしょう。
浦沢先生がなぜこれを書いているのか考えながら、
最後まで読みたいと思います。
面白いだけではなく、皆にも考えながら読んで欲しい。
皆が自分はケンヂにも「ともだち」にも似ていると感じるはずです。
だからこそ日常を描いた物語だと思います。
私たちの世界と同じ世界です。
現実と同じで最後の最後までわからないので、期待をこめて
今はまだ星4つで。
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20世紀少年 19 [特製CD付き]: 本格科学冒険漫画 (小学館プラスワン・コミックシリーズ) コミック – 2005/6/1
浦沢 直樹
(著)
- 本の長さ194ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2005/6/1
- ISBN-104091590047
- ISBN-13978-4091590046
登録情報
- 出版社 : 小学館 (2005/6/1)
- 発売日 : 2005/6/1
- 言語 : 日本語
- コミック : 194ページ
- ISBN-10 : 4091590047
- ISBN-13 : 978-4091590046
- Amazon 売れ筋ランキング: - 442,354位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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カスタマーレビュー
星5つ中4.3つ
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上位レビュー、対象国: 日本
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2005年7月2日に日本でレビュー済み
ちょっと中だるみかなっと思っていたら、ぐぐっと佳境に入りそうな雰囲気なって次巻へ(楽しみが続きますね)。今は亡きマーク・ボランのTレックスの(特性)ミニCDが付いてます。ついでにこの漫画に出てくる音楽をまとめた企画CDをどこか出してくれませんかね。私はいつもこの本に関係した音を聞きながら読むのが癖になってます。遠藤ケンジの「東京ワッショイ」とやはりTレックスの「ゲット・イット・オン」を聞きながら読むと最高です。
2005年7月6日に日本でレビュー済み
遅まきながら1~19巻までまとめて読みました。何年か前に少しだけ読みましたが、話が繋がらなかったので今回全読しました。このマンガは組織による教条化、潜在的な暴虐性をよく描いています。もともと子どもの戯れと思われていたものが(誰もが一度は持つ空想が)現実となった時、どうなるのか。恐るべき射程をもって描いている。オウムの事を思い出して欲しい。あれがなぜあれ程私たちを驚かせたのか。事件の巨大化はもちろんの事、彼らが私たちとそれ程変わらないおじさん、若者たちであったことだ。組織が盲目的に暴走する時、内部からでは見えにくい。何をもって終えるのかというのも難しい課題だ。このマンガで「ともだち」は何度も自己操作して戻ってくる。が、やがて彼も死んでしまう。にもかかわらず、もう一人の「ともだち」により計画は進められてゆく。組織のボスがやられたぐらいで全てを消し去ることはできないのだ。それは対テロ戦争でビンラディンを殺した(捕まえた)としてもテロが終わらないことがわかっているように。 一方、あの男がケンヂだったことが判明するが、彼とても自分の道を進むのに(正義であろうとした男でさえも)苦心していたことが語られる。過大な期待を背負った男はその現実に押しつぶされそうになり、無意識にケンヂであることから逃げていた。あの男でさえもそうだったと知る時、見ている者の胸が熱くなる。悪を誇る男に語るケンヂは厳しくも、それさえも包み込む程優しい(弱さ自覚しているが故に、自分自身の弱さと戦っているが故に)。破滅への道を「ともだち」がひた走る中、残された者たちは何ができるのか?この眼鏡は5つ星(CD+)と見ます。佳境に入りましたね。20世紀を超えて、彼らの21世紀はどうなるのでしょうか。もうそろそろ見えそうです。CDを聴いて読むのもまたいいかもしれませんね。値段的にもお得です。
2005年7月26日に日本でレビュー済み
この巻でついに自称矢吹丈がケンヂであることがかくていされ、物語の重層性もグンと深まりました。佳境に入りつつあるのか、それともこれでもなお序章に過ぎないのか、それさえも分からないほどに複雑でいて確かなプロットのもと書かれている作品であることを再確認しました。こんな重厚な作品を生み出す浦沢直樹は改めてすごい人なんだなと・・・。
ちなみにこの巻にはおまけとしてT-REXのCDが付いてきます。「20th Century Boy」というこの漫画の題名(題名はBoysと複数形になっていますが)にもなっている曲です。この歌詞にも物語のヒントが隠されているような気もします。
ちなみにこの巻にはおまけとしてT-REXのCDが付いてきます。「20th Century Boy」というこの漫画の題名(題名はBoysと複数形になっていますが)にもなっている曲です。この歌詞にも物語のヒントが隠されているような気もします。