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バルバラ異界 (4) (フラワーコミックス) コミック – 2005/9/26

4.7 5つ星のうち4.7 165個の評価

研究所の近くで青博士(=エズラ)に会ったキリヤは、彼の一族の秘密や研究データなどが入ったメモリーチップを受け取る。そして、自分が“本当のキリヤ”ではないことを知ってしまい…。近未来SFロマン衝撃の最終巻、青羽(アオバ)の夢の中に存在する島“バルバラ”の謎がついに明らかに―――!!
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 小学館 (2005/9/26)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2005/9/26
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • コミック ‏ : ‎ 207ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 409167044X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4091670441
  • カスタマーレビュー:
    4.7 5つ星のうち4.7 165個の評価

著者について

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萩尾 望都
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カスタマーレビュー

星5つ中4.7つ
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165グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2023年12月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
セイの火星を思い出します。
火星と生命誕生の神秘は繋がっている、でも、消えたキリヤの存在をどう受け止めてよいか、トキオとともに喪失感が切ない物語ですね。
2023年3月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
萩尾望都さんの頭の中って、本当にどうなっているんだろう。
1人の人間の脳が作れる物語や夢に、こんなに深いものがたくさんあって良いものなんだろうか。
頭の中に無限の世界があるんだな。すごすぎる。

作者の頭の中にある夢を私も覗かせてもらい、共有している。ありがたい。

マージナルと話が少し似ているところがある(惑星の夢とか、卵子を使って子供を作るとか)けど、でも別の話になっている。なんだか面白い。この素材、こっちのメニューではこう調理するんだー見たいな。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年7月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
盛大な歴史問題の中に小さい親子関係。
地球幼年期の終わりみたいな、将来は人類一つの意識生命体になるって話は怖いです好きではありません。
でもそういう終わり方でもないかな。

私は主人公の妻明美さんは好きになれないです。
明美さんの言動を色々な事象の結果だと思う人も居るようですが、この人はどんなことがあったとしても、自分だけが大事なのかなと、だから主人公の血のつながらない息子、キリヤはどうなろうとも救われない気がします。
少なくとも主人公渡会が、血のつながらないと知らずに息子キリヤと親子としてのつながりを再生しようとしたことは、すこしでもキリヤの最期の希望になったのではと思います。

渡会が血のつながらないキリヤへの思いがあって、血のつながる本当のキリヤを「キリヤじゃない」と言うあたり切ないです。
本当のキリヤはその言動の原因を知らないからそれを許せないと思わない。
唯一救われないのは血のつながらないキリヤ、本当の名前はタカ、だけ。
そのタカは未来で生きてい行く。
同じ人間ではないけれども同じ魂として。
でも・・・同じ魂だけど同じ人間ではないのだけれども。
それも未来になれば同じ記憶を持つ魂になるのね。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2007年4月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 夢と現実が、過去と未来が交錯するストーリー。最後のこの第4巻では、青羽(アオバ)の見ていたバルバラ異界の夢が、過去・現在・未来の「時」の座標軸上のどこに位置していたのかが明らかになります。と同時に、パラレル・ワールド(並行世界)のひとつが消滅し、別の世界へと移行するモチーフも現われるので、頭の中がかなりしっちゃかめっちゃかになりましたよ(笑)

 緑の地球の「今」と、赤い火星の「未来」がつながり、織り合わされるエピソードも素敵ですね。そこにまた、異星の生命体の長く果てしない記憶がからんでくるあたり、ワクワクする話の展開でした。

 萩尾望都さんの本シリーズのラストの章「遠い昨日から遠い明日へ」(【月刊flowers】2005年8月号に掲載)を読んでいて、「ああ、これは、ブラッドベリの『火星年代記』の中の「夜の邂逅」の物語みたいだ」と。キリヤという少年の運命の変転に、「夜の邂逅」に出てくる''向かい合うふたり'≠ニよく似たものを感じたんですよ。

 うーん、ネタバレしないようにぼかして書いているので、「なんのこっちゃ?」でしょう。とまれ、タイム・トラベルものや、フィリップ・K・ディックのパラレル・ワールドものがお好きな方でしたらきっと楽しめるに違いない、魅力的なアイデアとヴィジョンが羽ばたいている物語。全4巻、時をおかずに一気に読むのが吉。
17人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年7月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
やはり萩尾望都先生は素晴らしい。何年たとうともけして色褪せない。読み返す度に、全ての物語が色鮮やかな糸を紡いでいく。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2010年12月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
素晴らしい作品です。何度も読み返して、読み返す度に感動します。
わずか4巻でこの奥行き。
最後の数ページで涙が出ました。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2019年7月13日に日本でレビュー済み
一巻から、すごい完成度だなあと思って読んできましたが、四巻で終わるとは思いませんでした。
ただもう、すごいなあと、この作家さんのその天才性に唖然とするしかありません。
SFはちょっと・・・と思っているかたでも読めるのでは、と思います。
菜々実さんが少女漫画しているなあと。
愛していた男からこんなふうに言われたら、嘘だと思いながらも死ぬまでその言葉を離さずに生きていくでしょうね。
ここの二人のやりとりは(少女漫画的なのかもしれませんが)すごいなあと思います。胸を突かれる。
記憶は嘘をつく、とかいろいろなことがてんこ盛りで、まさにfood-of-thoughtでした。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2011年1月4日に日本でレビュー済み
漫画をそう読むほうではないけど、この方の作品だけは購入しています。ポーの一族に中学生で出会い、現実で生きるのがつらかったす。
このバルバラ異界はもっと現実的です。
萩尾さんの描くSF世界はなんか凄すぎてその前ではもう呆然とするしかないですが、今回は今までにないような新しいキャラクターがかみあって、物語を一層奥深くしています。4巻ですごい密度です。
明美さんや奈々実さんの役作りがうまい。
若いときはさぞ美しかっただろう、壮年になってもまだ色香を残しているこの女性はとても魅力的です。この物語のもう一人の主人公かもしれない。
いや青葉もそうだろう。うーん。
子供の描写もいい。最後の1ページで泣きました。
素晴らしい物語をどうもありがとう。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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