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イグアナの娘 (プチフラワーコミックス) コミック – 1994/6/1

4.6 5つ星のうち4.6 359個の評価

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商品の説明

出版社からのコメント

生まれてきたのは、イグアナの姿をした女の子!!お互いに愛したくても愛せない母親と長女の葛藤を、シュールな心象で描く大反響の異色作!!

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 小学館 (1994/6/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1994/6/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • コミック ‏ : ‎ 194ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4091720323
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4091720320
  • カスタマーレビュー:
    4.6 5つ星のうち4.6 359個の評価

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萩尾 望都
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2024年1月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
収録されてる作品どれも、自分を大事に、前向きに生きるキャラが描かれていて、気分爽快でした
2023年6月26日に日本でレビュー済み
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「イグアナの娘」。どうしても母を愛することが出来なかった私には、なかなか辛い作品でした。しかし急死した母の遺体に向かって「お母さん、つらかったでしょ。苦しかったでしょ」。そう主人公が呼びかけるシーンは何度観ても、涙を抑えることが出来ません。自分を苦しめてきた母に向かって、こう言うことの出来る主人公。それはとりもなおさず、母上との葛藤に長年苦しんできた萩尾さん自身のたどり着いた境地でもあるのではないか。その人間としての大きさ暖かさに、ただ感動あるのみです。
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年4月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昔ドラマで見ていたイグアナの娘
子供の頃に理解できなかった話が、
大人になってやっと理解した話

自分に当てはまるところもあるなと思いつつ、
今でもあり得る話。
少し考えさせられる話でした。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2022年8月30日に日本でレビュー済み
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お母さんは自分が嫌いで、自分にそっくりな娘(長女)を素直に愛することができなかった。そんな母親に育てられ、醜形恐怖症を患った長女の視点で物語は進みます。

個人的に母に愛されていた次女も苦しんでいた気もします。幼い頃は母の言葉を真に受け姉を馬鹿にする、やがてそれは間違いだと気づく。次女は次女で母からの呪いがあると感じさせる描写があり、母と娘の関係を考えさせられました。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2022年1月22日に日本でレビュー済み
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子供は自分(母)とは違う別人格だけど、遺伝的に外見、能力、性質などが似て、それをおぞましく感じるところがある。というひとは、少なくないでしょう。
どのような態度で育てられたか、意識していなくても影響されていて、にじみ出る。ときには溢れ出して止まらないでしょう。
私は母のようにはならない!と思っていましたが、完全にはできませんでした。この連鎖が、代を重ねるごとに薄まり、より良いものに更新されていきますように
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年11月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
すごいですよね、イグアナの娘ほか短編。
短編なんですよ?
どれもすぐ読み終わっちゃうんですよ?
でも全然終わらないし、なんなら一生ことある事に思い返して生きていくことになりそうな短編しかのってないんですよ?
至宝です。
17人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年8月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いわゆるビッグコミックとかに載っているような話の短編集ですが、ビッグコミック掲載と考えると物足りなく感じるし、おじさんもおばさんも大きなくりくりした目でなんだか違和感がある。昔は渋いおじさんを描いていたのにな。友人K位の絵が丁度いい。
日常に落とし込んだ舞台設定だとリアリティが弱く物語に没入できない。やはりどこかファンタジーやFSなど舞台めいた設定で輝く作家なのかも。

イグアナの娘や学校へ行くクスリなどは大島弓子がよくやる演出手法だなと感じた。
そして作中の日本語が所々変というか、文章や文法がおかしい所があり
意図的なのか単なる間違いなのか分からないが気になった。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年6月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
娘であったからか、ませた高IQのこどもだったからか、母にはずっと「障碍者」「浮浪者」「オス」と呼ばれてきました。
大人になっても関係は変わらずで、もうたぶん、母の死の後の語り直し以外には関係を修復する方法はないのだ、と思います。

私たちは、幸せな家庭で育った人たちの作る共同の家族観の隅で、家族の話になるといつも口を閉ざします。でも本当は、私たちこそが、グリム童話で、継母にいたぶられながらも成長し、幸せを掴む子供たちとして、語り継がれてきた本当の、万人が潜在的に共感する、フォークロアの主人公なのではないでしょうか。

この本を読んで、「これは私の話だ」と思ってしまう方が、幸せになってくれることを願います。
もし家族に対して罪悪感をおぼえ、必要もないのに近くに住んだり、嫌だいやだと思いながら帰省している、送金しているのであれば、逃げてください。逃げることを批判する人のことなんか気にしたって、何もいいことはありません。
そしてもし娘をもつことがあったら、娘に口紅を譲れるような母であってください。
92人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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