1960年代初めのころの子供時代にタイムスリップした感じ。
母の編んでくれたセーターにヒダスカートで友達と
「少女クラブ」や「りぼん」を読んでいたころ・・・
あの時代のマンガをほうふつとさせる何かを感じた。
ちょっと、上田としこを思わせる柔らかで確かな
人物の線が秀逸。
ひたすら上手いとしかいいようのない画と
あの頃はやった少年少女活劇のようなストーリーに
大変惹きつけられました。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
ラッキー嬢ちゃんのあたらしい仕事 (プチフラワーコミックスセレクト) コミック – 1987/7/1
高野 文子
(著)
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日1987/7/1
- ISBN-104091788122
- ISBN-13978-4091788122
この著者の人気タイトル
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 小学館 (1987/7/1)
- 発売日 : 1987/7/1
- 言語 : 日本語
- ISBN-10 : 4091788122
- ISBN-13 : 978-4091788122
- Amazon 売れ筋ランキング: - 281,871位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中4.4つ
5つのうち4.4つ
全体的な星の数と星別のパーセンテージの内訳を計算するにあたり、単純平均は使用されていません。当システムでは、レビューがどの程度新しいか、レビュー担当者がAmazonで購入したかどうかなど、特定の要素をより重視しています。 詳細はこちら
35グローバルレーティング
虚偽のレビューは一切容認しません
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2010年11月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2003年1月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
高野文子さんの作品中、最も物語らしい物語、と言えるでしょう。
変わり者のお嬢様に仕えるデパート大好き少女が
ふとしたきっかけからデパートの店員から秘密の指令を受けて……という
50年代の米国映画や戦前の少年少女向け物語のようにオーソドックスな、
つまりは誰もが楽しめるお話です。
画面構成には工夫が凝らされており、
まさに映画を思わせるようなものになっています。
その分、やや展開の速度に欠けるかという気もしますが、
じっくりと読み込む楽しさがあるとも言えるでしょう。
独身者でもまだ見ぬ我が子に読ませたくなる漫画です。
評価は星4つ半が適性で4と5のどちらにするか迷いましたが、
私もデパート大好きなので5つに致しました。
変わり者のお嬢様に仕えるデパート大好き少女が
ふとしたきっかけからデパートの店員から秘密の指令を受けて……という
50年代の米国映画や戦前の少年少女向け物語のようにオーソドックスな、
つまりは誰もが楽しめるお話です。
画面構成には工夫が凝らされており、
まさに映画を思わせるようなものになっています。
その分、やや展開の速度に欠けるかという気もしますが、
じっくりと読み込む楽しさがあるとも言えるでしょう。
独身者でもまだ見ぬ我が子に読ませたくなる漫画です。
評価は星4つ半が適性で4と5のどちらにするか迷いましたが、
私もデパート大好きなので5つに致しました。
2024年5月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ありがとうございました。読んだことありました。可愛いですけどね。
街が舞台といえば、大和和紀さんの"眠らない街から"という全2巻のシリーズがありました。
ジャズのトランペット吹きのおじいさんが出てくるのですが、確か季刊コバルトでトランペットを吹く男の子か誰かの話を読んだことがあります。
電車でパスカルを読んでいる女の子にびっくりしていました。
街が舞台といえば、大和和紀さんの"眠らない街から"という全2巻のシリーズがありました。
ジャズのトランペット吹きのおじいさんが出てくるのですが、確か季刊コバルトでトランペットを吹く男の子か誰かの話を読んだことがあります。
電車でパスカルを読んでいる女の子にびっくりしていました。
2023年6月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
良いが何かこの人は足りない
2014年4月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これだけの才能を、なぜこんな他愛のない話につぎ込んだのか。『絶対安全剃刀』以後のこの作者は、意識的に凡庸なテーマを選んでいるようだ。なぜだろう。
2015年1月19日に日本でレビュー済み
高野文子さんは、一見さらさらっと描いたような
だけどとても上手い画力が魅力で
ストーリーも見過ごされそうな
小さな感情の動き、ちくっと胸を刺す感傷を
丁寧に表現する作家だと思うんですが。。。
わざとらしいポーズ
くさいセリフ
デパート、私も住んでみたいくらい好きですが
なぜかちっとも気持ちが入り込めないストーリー。。。
あくまで私の感想ですが、
「これって高野文子が描いたの?ホントに?」って
思ってしまいました。。。
だけどとても上手い画力が魅力で
ストーリーも見過ごされそうな
小さな感情の動き、ちくっと胸を刺す感傷を
丁寧に表現する作家だと思うんですが。。。
わざとらしいポーズ
くさいセリフ
デパート、私も住んでみたいくらい好きですが
なぜかちっとも気持ちが入り込めないストーリー。。。
あくまで私の感想ですが、
「これって高野文子が描いたの?ホントに?」って
思ってしまいました。。。
2021年8月31日に日本でレビュー済み
もとは少女漫画誌『プチフラワー』連載作品を収録した1987年刊行の単行本で、1998年に新装版として出版されたのが本書にあたる。中短編が主たる著者の漫画作品のなかにあって、一話完結形式の『るきさん』『ドミトリーともきんす』を除けば、単行本一冊を通じて物語が展開する長編は本作が唯一となっている。
都心部にそびえ立つリッチデパートに、若きセレブ然としておしゃまな様子で登場するのは主人公のラッキー=ランタンタン。しかし実のところ彼女は富豪の邸宅につとめるメイドのひとりにすぎない。大好きなデパートへのお使いを利用して、お嬢様としてもてなされつつ大好物のオムライスをたいらげるのは彼女の密かで大きな楽しみだ。しかしひょんなことからお嬢様を騙った事実がバレてしまったラッキーは、お屋敷の仕事を突然クビになってしまった。途方に暮れる彼女だが、昼間にデパートの支配人からスタッフとしてスカウトされていたことを思い出す。元気を取り戻した彼女は意気揚々と夜のデパートに向かう。明朝、支配人に面会するまでを過ごそうと閉店後のデパートに侵入するラッキー。そこで眠りに就こうとした彼女は思わぬ事態に遭遇するのだった。
デパートらしき場所でマネキンをひとつひとつ映し出しつつ人物抜きで会話のみが続く冒頭の、まるで映画のようなカット割に始まる。その後も一般的な少年・少女向け漫画らしからぬ洒落た演出が随所に盛り込まれる。なかでもラッキーのご機嫌な登場をはじめとしたミュージカル調のシーンは可愛らしい少女が活躍する本作にぴったりの趣向である。映画的手法の積極的な導入は、本作と同時期の作品も収録されている『棒がいっぽん』の作品群とも通じており、当時の高野作品のひとつの傾向と考えてよさそうだ。そして、そのような心憎い演出に彩られた本作は、可愛らしい少女がデパートを舞台にところ狭しと大活躍するスパイ・活劇ものでもあり、エンタメの要素を満載した娯楽作品に仕上がっている。
本作を掲載していた『プチフラワー』の具体的な対象年齢は知らないが、ウェブ上でいくつかの代表作を確認したかぎりは少なくとも小学生ではなく、中高生以上をターゲットに見据えた雑誌だったと見受けられる。本作の主人公ラッキーは作画上は小学生といわれても不自然ではないぐらいの幼い見た目だが、作中の飲酒をするシーンやメイドとして労働している事実を考え合わせれば、少なくとも十代後半と思われ、設定上は雑誌の方針にはマッチしているようにみえる。ただし、主人公の年齢に似合わず全体にメルヘンチックな傾向は、むしろ作画上の印象に近い小学生ぐらいの少女たちを喜ばせるために描かれたものではないかと思わせる。
2014年に刊行された『ドミトリーともきんす』が最新作である7冊の作者単行本のうち、本書は私にとって最後の一冊になった。高名なクリエイターや文化人にも論じられる高野氏の作品群だが、見渡してみると高野氏が本当に読まれることを望んだ読者は、あくまで多感な年頃の少女たちだったのではないかと思う。本作もそんな少女たちがお気に入りとして大事に愛読するにふさわしい可憐な作品である。一方、高野氏の作家性を堪能したい大人の読者にとっては場違いに感じてしまう作品の筆頭かもしれない。とはいえ、作者の本領はやはり中編以下の短さにあるとも感じた。
ちなみに投稿時点(2021年9月)のamazon商品ページでは絶版のような扱いになっている(新品の最安値が定価の倍以上する)のだが、書店での取り寄せにより新品を購入することができた(2014年1月15日 第9刷発行)。
都心部にそびえ立つリッチデパートに、若きセレブ然としておしゃまな様子で登場するのは主人公のラッキー=ランタンタン。しかし実のところ彼女は富豪の邸宅につとめるメイドのひとりにすぎない。大好きなデパートへのお使いを利用して、お嬢様としてもてなされつつ大好物のオムライスをたいらげるのは彼女の密かで大きな楽しみだ。しかしひょんなことからお嬢様を騙った事実がバレてしまったラッキーは、お屋敷の仕事を突然クビになってしまった。途方に暮れる彼女だが、昼間にデパートの支配人からスタッフとしてスカウトされていたことを思い出す。元気を取り戻した彼女は意気揚々と夜のデパートに向かう。明朝、支配人に面会するまでを過ごそうと閉店後のデパートに侵入するラッキー。そこで眠りに就こうとした彼女は思わぬ事態に遭遇するのだった。
デパートらしき場所でマネキンをひとつひとつ映し出しつつ人物抜きで会話のみが続く冒頭の、まるで映画のようなカット割に始まる。その後も一般的な少年・少女向け漫画らしからぬ洒落た演出が随所に盛り込まれる。なかでもラッキーのご機嫌な登場をはじめとしたミュージカル調のシーンは可愛らしい少女が活躍する本作にぴったりの趣向である。映画的手法の積極的な導入は、本作と同時期の作品も収録されている『棒がいっぽん』の作品群とも通じており、当時の高野作品のひとつの傾向と考えてよさそうだ。そして、そのような心憎い演出に彩られた本作は、可愛らしい少女がデパートを舞台にところ狭しと大活躍するスパイ・活劇ものでもあり、エンタメの要素を満載した娯楽作品に仕上がっている。
本作を掲載していた『プチフラワー』の具体的な対象年齢は知らないが、ウェブ上でいくつかの代表作を確認したかぎりは少なくとも小学生ではなく、中高生以上をターゲットに見据えた雑誌だったと見受けられる。本作の主人公ラッキーは作画上は小学生といわれても不自然ではないぐらいの幼い見た目だが、作中の飲酒をするシーンやメイドとして労働している事実を考え合わせれば、少なくとも十代後半と思われ、設定上は雑誌の方針にはマッチしているようにみえる。ただし、主人公の年齢に似合わず全体にメルヘンチックな傾向は、むしろ作画上の印象に近い小学生ぐらいの少女たちを喜ばせるために描かれたものではないかと思わせる。
2014年に刊行された『ドミトリーともきんす』が最新作である7冊の作者単行本のうち、本書は私にとって最後の一冊になった。高名なクリエイターや文化人にも論じられる高野氏の作品群だが、見渡してみると高野氏が本当に読まれることを望んだ読者は、あくまで多感な年頃の少女たちだったのではないかと思う。本作もそんな少女たちがお気に入りとして大事に愛読するにふさわしい可憐な作品である。一方、高野氏の作家性を堪能したい大人の読者にとっては場違いに感じてしまう作品の筆頭かもしれない。とはいえ、作者の本領はやはり中編以下の短さにあるとも感じた。
ちなみに投稿時点(2021年9月)のamazon商品ページでは絶版のような扱いになっている(新品の最安値が定価の倍以上する)のだが、書店での取り寄せにより新品を購入することができた(2014年1月15日 第9刷発行)。
2013年4月29日に日本でレビュー済み
「黄色い本」「棒がいっぽん」「るきさん」を読んでとても良かったのでこちらをこちらを購入しました。
絵柄は先に挙げた作品の押さえた感じとはまた違い、女の子っぽい可愛い華やかな感じです。
高野さんの絵のすばらしさに見ているだけで楽しくワクワクと言う感じなのですが、内容的には小学生レベル(ごめんなさい。小学生をバカにしているのではないのですが)。
ただ可愛い女の子が事件に巻き込まれてドタバタして最後はハッピーエンドというかんじ。
高野さん特有の感受性のきらめきや細やかな感情表現とかを期待していた私には、ただ単純でつまらなく感じられ、途中から飽きてきました。何か実験的に書かれたのでしょうか。高野さんらしくない作品だと思いました。正直星1個だったのですが高野さんは大好きだし絵は可愛いので2にしました。
絵柄は先に挙げた作品の押さえた感じとはまた違い、女の子っぽい可愛い華やかな感じです。
高野さんの絵のすばらしさに見ているだけで楽しくワクワクと言う感じなのですが、内容的には小学生レベル(ごめんなさい。小学生をバカにしているのではないのですが)。
ただ可愛い女の子が事件に巻き込まれてドタバタして最後はハッピーエンドというかんじ。
高野さん特有の感受性のきらめきや細やかな感情表現とかを期待していた私には、ただ単純でつまらなく感じられ、途中から飽きてきました。何か実験的に書かれたのでしょうか。高野さんらしくない作品だと思いました。正直星1個だったのですが高野さんは大好きだし絵は可愛いので2にしました。