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サルまん サルでも描けるまんが教室 21世紀愛蔵版 下巻 (BIG SPIRITS COMICS) コミック – 2006/8/28
●主な登場人物/相原(まんがで日本を征服する!という野望を持つ“憂漫の士”)、竹熊(相原と同じ野望を持つ、まんが原作者)
●本巻の特徴/まんがで日本征服の野望に向け、力強く歩む相原&竹熊の初連載『とんち番長』がスタート。今まで蓄積してきた“コミック作りのノウハウ”を全て投入した作品だけに、大ヒット確実かと思われたが、凄腕編集長・白井から「主人公のキャラ立ちが甘い!!」と言われ、早くも「出来なければ打ち切り」の宣告が! 果たして相原&竹熊は生き残れるのか…!?
- 本の長さ346ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2006/8/28
- ISBN-104091790100
- ISBN-13978-4091790101
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登録情報
- 出版社 : 小学館 (2006/8/28)
- 発売日 : 2006/8/28
- 言語 : 日本語
- コミック : 346ページ
- ISBN-10 : 4091790100
- ISBN-13 : 978-4091790101
- Amazon 売れ筋ランキング: - 254,130位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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1960年東京生まれ。編集家。フリーライター。漫画原作者。多摩美術大学非常勤講師。1980年よりフリーの文筆・編集業に従事。漫画原作に「サルまん サルでも描けるまんが教室」(相原コージ/小学館)「ファミ通のアレ(仮題)」(羽生生純/アスキー)「チャイルドプラネット」(永福一成/小学館)「サルまん2.0」(相原コージ/小学館)「マリオの大冒険」(チャーリー野沢/小学館)等。単著に「私とハルマゲドン」(ちくま文庫)「篦棒な人々」(河出文庫)「20世紀少年探偵団」(小学館)「竹熊の野望」(立東舎)「マンガ原稿料はなぜ安いのか?」(イーストプレス)「ゴルゴ13はいつ終わるのか?」(イーストプレス)「フリーランス40歳の壁」(ダイヤモンド社)等。
1963年北海道生まれ。1983年「8月の濡れたパンツ」でデビュー。
代表作「かってにシロクマ」「コージ苑」「サルまん」(竹熊健太郎との共著)「ムジナ」「真・異種格闘大戦」。
現在webアクションにて「うつ病になってマンガが描けなくなりました」を連載中。
LINEスタンプ「相原コージの漫画スタンプ」販売中。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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各出版社別桃太郎アレンジ手法などはもはや強烈な風刺にしか思えません。
21世紀でも通用する名作です。
そのうちこれ自体が物語になりはじめ、物語中で2人が書く「とんち番長」まで一つの
作品のようになり、連載当時、最後には作者の相原コージがマジで壊れたんじゃ?という展開にまで至りました。
もちろん今となっては、素材的に今の人が理解出来なかったり、状況が違う部分もあるでしょうが、
サルまんの本質的おもしろさには影響ありません。ほとんど無関係です。実用漫画だったはずなのに(笑。
上巻の始めから下巻の終わりまで、得体の知れないパワーと情熱に包まれ、ノンストップの
暴走が続くので、当時を知らない若い人でも、いろんな元ネタを知るといった用途以外にも
純粋なエンターテイメントとして楽しめるはずです。読んだこと無いけど興味が湧いた、って方は
作者の竹熊氏のサイトを一度ごらんあれ。
上巻表表紙、裏表紙、下巻表表紙の写真が載っておりまして、端的に言うとこのイラストの感じで
物語は進みます。抽象的ですが、まさにこんな感じで(笑。
物語に登場する鋼の肉体を持つ辮髪の編集者、佐藤氏がいい味を出しており、
本編のサブストーリー的な「サルでもやれる編集者教室」も個人的にオススメ。
下巻後半に収録されてます。ちなみに下巻巻末に収録された書き下ろし?の新作サルまんでも
辮髪がすっかり白くなった現在の佐藤氏がいい具合に暴れております。
どこまでがギャグで、冗談で、パロディで、ネタ(この当時はこういう表現はなかったと思いますが)なのか、読んでいるうちによくわからなくなってきます。
もちろん、ストレートにギャグだとわかる部分は爆笑ものなのですが、むしろ相原さんの作品というのは、こういう曖昧な部分が逆に楽しめるのではないか、と思いました。
蛇足ながら。もし時間とその気があるのでしたら、雁屋哲+由起賢二『野望の王国』を読まれることをお勧めします。『サルまん』の熱(苦し)さへの理解度と、ギャグで笑える率が格段にアップします。
見事に実践に役立ちません。
やってはいけないことのオンパレード、
しかしだからこそ大爆笑☆
70年代に青春を過ごし、
80年代にデビュー、
以後カウターカルチャーを
歩んできた2人の壮絶な魂の吐露。
本人たちが“消えたマンガ家”として
自らを描いているのは、
彼らが好きだったろうマンガ家が
マスコミに消費されていく事への
怒りの表現として涙なくしては読めません。
なので、おまけの“萌え”“ラノベ”は
IKKIで連載中の「さるマン2.0」への
“つなぎ”にすぎません。
一般ファンでなくて特殊読者向けの雑誌ですし。
まぁ「新たなる野望!」を宣言してしてくれて
すっげー嬉しいんですけどね。
笑いの基本として、唐突な場面転換(一種の蘊蓄)というのがあるが、本書はそれが実に豊富で、ギャグを連発してくれる根本的な面白さがある。
劇中劇ならぬ、マンガ中マンガの「とんち番長」の連載から、作者達が人気を維持しようと努力するうちに壊れていく様が笑えます。上巻でハマった人は間違いなくハマるでしょう。