第1巻は貧しくても、前向きに明るくという展開だったが、この巻では、何人かが亡くなる。さおりちゃんのおとうちゃん、ねこばあ...。こういちくんのねえちゃんは流産してしまう。
人の死を取り上げてなおかつ明るくというのは難しい。笑える話もあるが、笑えない話もある。
この流れは3巻へと続いていくのだが、大笑いできる話は1巻より少ない。悲しくて涙が止まらないということはないのだが、読後しばらくは切ない気持ちが持続してしまう。
こんなに切ない気持ちになってしまうのがわかっていても年に何回かは引っ張り出して読んでしまう。なぜだろう。
このテイストと似た作品は他の漫画家の作品では思い当たらない。西原氏のあとには良く似た作風の漫画家が現れはしたが、全く品質が違う。(絵が上手いとか下手とか言う品質ではありません。)並ぶものがないという意味で、氏は漫画界の極北に立つのではないか。
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ぼくんち (2) (スピリッツとりあたまコミックス) 単行本(ソフトカバー) – 1997/7/25
西原 理恵子
(著)
絵本みたい! オールカラーの単行本
貧乏だって構わない。楽しくいきられりゃ関係ない。とってもユカイでちょっぴり哀しいサイバラの最高傑作「ぼくんち」第2集。今回ももちろんオールカラー。絵本のようなとっても素敵な単行本です。
貧乏だって構わない。楽しくいきられりゃ関係ない。とってもユカイでちょっぴり哀しいサイバラの最高傑作「ぼくんち」第2集。今回ももちろんオールカラー。絵本のようなとっても素敵な単行本です。
- 本の長さ79ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日1997/7/25
- ISBN-104091792723
- ISBN-13978-4091792723
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商品の説明
出版社からのコメント
貧乏だって構わない。楽しくいきられりゃ関係ない。とってもユカイでちょっぴり哀しいサイバラの最高傑作「ぼくんち」第2集。今回ももちろんオールカラー。絵本のようなとっても素敵な単行本です。
登録情報
- 出版社 : 小学館 (1997/7/25)
- 発売日 : 1997/7/25
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 79ページ
- ISBN-10 : 4091792723
- ISBN-13 : 978-4091792723
- Amazon 売れ筋ランキング: - 128,048位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 96,224位コミック
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年1月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
全体に生活苦が重く圧し掛かってきていて、1巻ほど笑えない。最後の一太の初恋が切なくてちょっと悲しい。
2018年2月17日に日本でレビュー済み
知人からの依頼で購入しました。知人の話では、以前に見たそうですが、また見たくなったとの事。良かったと意ってました。(2)(3)は新品です。
2004年4月2日に日本でレビュー済み
西原理恵子さんの漫画の中でこれはダントツだな、と私は思っているのですが、2巻の中で一太兄ちゃんの初恋がとても初々しくて見ていてほのぼのさせます。後、私はこの本を読んでもう何年もたってから、ぼくんちの中で一番男らしいのは一太兄ちゃんだったんじゃないか、と思い始めています。ねえちゃんの稼ぎでぬくぬく暮らすのが当たり前にならないために、俺、ひとりでやってみる、と言って家を飛び出すのですが、今、その言葉の重みを理解出来て、この本は(どの本でもそうですが)読む年代によって見方がいろいろ出来ていいな~と思います。オススメです。