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小早川伸木の恋 5 (5) (ビッグコミックス) コミック – 2006/2/28
柴門 ふみ
(著)
▼第37話/父と娘▼第38話/師長の恋▼第39話/最後の選択▼第40話/迷妄の果て▼第41話/訴訟に向けて▼第42話/本人尋問▼第43話/証拠調べ▼第44話/仁志と妙子~第三回口頭弁論▼最終話/和解、そしてその後~●主な登場人物/小早川伸木(帝東大学医学部付属病院第二外科に勤める。消化器外科専攻。妻子あり)、作田カナ(伸木が会った瞬間に心動かされた女性。フリーライター)、小早川妙子(伸木の妻。現在、伸木の頭痛の種)●あらすじ/妻・妙子との離婚調停がうまくいかず、苦悩する伸木。仕事でも、美村教授の利益優先で患者を蔑ろにするやり方に納得出来ず、電話でカナに愚痴をこぼす始末。そんな中、妙子の元を訪れた仁志から「娘が帰って来ず、妙子が取り乱して困っている」という電話がかかってきて…(第37話)。●本巻の特徴/カナへの愛を貫き通すため、ついに妻・妙子と裁判で争うことを決意した伸木。だが法廷に立ったふたりの前に、意外な人物が現れた。傍聴席から見つめる、その人物とは一体…? 大人の恋愛ドラマ、ついに完結!!●その他の登場人物/美村教授(伸木の勤務する医局のトップ。清濁併せ呑むタイプ)、竹林(伸木の同僚の医師。自信家で女癖が悪い)
- 本の長さ222ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2006/2/28
- ISBN-104091801803
- ISBN-13978-4091801807
登録情報
- 出版社 : 小学館 (2006/2/28)
- 発売日 : 2006/2/28
- 言語 : 日本語
- コミック : 222ページ
- ISBN-10 : 4091801803
- ISBN-13 : 978-4091801807
- Amazon 売れ筋ランキング: - 483,084位コミック
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年1月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ドラマのほうのファンで、原作は結末が違うというので読みました。妙子は少なくともドラマのほうでは最後トラウマを克服して自立しようとする様子を見せていたのに、本作では結局本質は変わらないままで何だか暗い気持ちになりました。カナと伸木のややプラトニックな恋も好きだったのですが、何事も植物に絡めて不思議ちゃんだし、裁判中の発言もビックリしました。後半の畳み掛けるような唐突な終わり方は置いてけぼりを食った気分です。
2011年9月24日に日本でレビュー済み
主人公(伸木)の妻(妙子)は、感情の起伏が激しく夫への執着心が強い。
夫を自分の傍につなぎとめる為ならいわゆるストーカー行為と感じられるような行動も見境なくおこなう。
しかしながら、自身の気分が良く、夫に対する信頼感に不安がないときは明るく天真爛漫で男性にモテる女性である。
私の勝手な判断ですが、この妻は境界型人格障害であると思いました。
主人公はそんな妻に振り回され、心身ともに疲れ果てていくのだが、妻へ誠心誠意に接し続ける。
しかも外科医という立場で職場での人間関係のトラブルにも誠実に対処しながら。
私はそのような主人公の姿勢に感動しました。
実際、境界型人格障害の気質をもつ人との関わりは苦痛で、相手を憎むこともあります。
相手の性格は変えることが出来ませんし専門家の治療も困難で、専門家が提示する解決策は“相手から離れること。ゆっくり少しずつフェードアウトしていくこと”です。
しかしながら家族であれば簡単に離れることが出来ず、いい距離感を図りながらどのような振る舞いが相手と自分にとって良いのだろうかと悩んでいた私にとって、この主人公のブレない誠実さは凄いと思いました。
結局はこの主人公は、離婚して妻から離れていくのですが、離婚に至るどんな状況(妻の激しい抵抗)に対しても誠実に振舞うことは強い心を持ってくじけそうな自分に打ち勝って幸せを引き寄せられるんだと希望を抱くことが出来ました。
夫を自分の傍につなぎとめる為ならいわゆるストーカー行為と感じられるような行動も見境なくおこなう。
しかしながら、自身の気分が良く、夫に対する信頼感に不安がないときは明るく天真爛漫で男性にモテる女性である。
私の勝手な判断ですが、この妻は境界型人格障害であると思いました。
主人公はそんな妻に振り回され、心身ともに疲れ果てていくのだが、妻へ誠心誠意に接し続ける。
しかも外科医という立場で職場での人間関係のトラブルにも誠実に対処しながら。
私はそのような主人公の姿勢に感動しました。
実際、境界型人格障害の気質をもつ人との関わりは苦痛で、相手を憎むこともあります。
相手の性格は変えることが出来ませんし専門家の治療も困難で、専門家が提示する解決策は“相手から離れること。ゆっくり少しずつフェードアウトしていくこと”です。
しかしながら家族であれば簡単に離れることが出来ず、いい距離感を図りながらどのような振る舞いが相手と自分にとって良いのだろうかと悩んでいた私にとって、この主人公のブレない誠実さは凄いと思いました。
結局はこの主人公は、離婚して妻から離れていくのですが、離婚に至るどんな状況(妻の激しい抵抗)に対しても誠実に振舞うことは強い心を持ってくじけそうな自分に打ち勝って幸せを引き寄せられるんだと希望を抱くことが出来ました。
2006年3月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
妙子さんの暴走ぶりに圧倒された「小早川伸木の恋」も今巻が最後。どうも話が表面的にはきれいにまとまって行き過ぎている
一方で急に出てきたエピソード(小児外科への想い⇒転向)も多く、無理矢理纏めたなぁという印象がぬぐえない。
ドラマのエンディングとの兼ね合いもあったのだろうかと邪推したくなる…。
とは言え、ハッピーエンドな終わりはきらいではないし、信木氏、
妙子さん、カナさんそれぞれにとって
良い結末だった、と思う。
本書はもしかすると誰もが陥る可能性がある恋愛のジレンマを少し増幅して描いたもので、誰もが妙子さんになってしまう
可能性を秘めている中で、人は何を選択し、以下に自分らしく生きていくべきかを問いかけるなかなか深刻な命題を秘めた
ストーリーだったのではないかと思います。その意味でシリーズ全体では☆4.5位の気持ちではあります。
ただ最後のみーちゃんの将来はいらなかっただろう…。これは蛇足に過ぎると思う。
ので本巻の分は☆3つです。
一方で急に出てきたエピソード(小児外科への想い⇒転向)も多く、無理矢理纏めたなぁという印象がぬぐえない。
ドラマのエンディングとの兼ね合いもあったのだろうかと邪推したくなる…。
とは言え、ハッピーエンドな終わりはきらいではないし、信木氏、
妙子さん、カナさんそれぞれにとって
良い結末だった、と思う。
本書はもしかすると誰もが陥る可能性がある恋愛のジレンマを少し増幅して描いたもので、誰もが妙子さんになってしまう
可能性を秘めている中で、人は何を選択し、以下に自分らしく生きていくべきかを問いかけるなかなか深刻な命題を秘めた
ストーリーだったのではないかと思います。その意味でシリーズ全体では☆4.5位の気持ちではあります。
ただ最後のみーちゃんの将来はいらなかっただろう…。これは蛇足に過ぎると思う。
ので本巻の分は☆3つです。
2006年3月1日に日本でレビュー済み
妙子は伸木の気持ちが自分に無いこと。
愛するという気持ちが無くなるというのがどういうことかに気づきます。だけど結局は本人は変わらないままです。
ただ、妙子の相手が、妙子の欲求にピッタリ合った人に代わったことで、
折り合いがついたという感じです。
その後、伸木も妙子も再婚し、みぃちゃんが大きくなって、
大人になり、恋の兆しを感じるところで物語は終わりますが、
どうにも複雑な心境にさせられる相手です。
物語のテーマは、「恋」それは十分に分かりました。
ただ、読む側としては不完全燃焼かなあ・・・という気持ちも多少あります。
それでも、柴門ふみさんらしい作品だな。と結局は納得できます。
愛するという気持ちが無くなるというのがどういうことかに気づきます。だけど結局は本人は変わらないままです。
ただ、妙子の相手が、妙子の欲求にピッタリ合った人に代わったことで、
折り合いがついたという感じです。
その後、伸木も妙子も再婚し、みぃちゃんが大きくなって、
大人になり、恋の兆しを感じるところで物語は終わりますが、
どうにも複雑な心境にさせられる相手です。
物語のテーマは、「恋」それは十分に分かりました。
ただ、読む側としては不完全燃焼かなあ・・・という気持ちも多少あります。
それでも、柴門ふみさんらしい作品だな。と結局は納得できます。
2018年1月10日に日本でレビュー済み
主人公の妻にも幸せになって欲しいという作者の気持ちが過剰に反映されてしまったのか、はたまた聖職に対し誠意を惜しまなく注ぎ続ける主人公を描き続ける事に疲れたのか分かりませんが、今迄の丁寧な副エピソードや細やかな伏線が消し飛んでしまうかの様な性急な終わらせ方は勿体無いですね。
2006年3月7日に日本でレビュー済み
職場と家庭での人間関係に疲れてしまった伸木の心情がとても共感でき,前半はとてもいい大人の物語だったのだが・・・
結末が何だか唐突で,急ぎすぎた感が否めない。妙子の豹変はちょっと理解に苦しむところがあるし,伸木の新しい生活の様子も見たかった。伸木の葛藤を中心にしてもっと物語を膨らませることができれば,大人の鑑賞に堪え得る良作になったと思うので,消化不良気味のラストは残念でならない。
結末が何だか唐突で,急ぎすぎた感が否めない。妙子の豹変はちょっと理解に苦しむところがあるし,伸木の新しい生活の様子も見たかった。伸木の葛藤を中心にしてもっと物語を膨らませることができれば,大人の鑑賞に堪え得る良作になったと思うので,消化不良気味のラストは残念でならない。