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猫目小僧: 楳図PERFECTION! (1) (ビッグコミックススペシャル) コミック – 2006/6/16
楳図 かずお
(著)
▼第1話/不死身の男▼第2話/みにくい悪魔▼第3話/妖怪水まねき▼第4話/大台の一本足▼第5話/妖怪百人会(前編)▼私のUMEZZ体験(平山瑞穂)●あらすじ/金持ちの家の少年・武夫に付きまとう不気味な男。顔が焼けただれたその男は、やがて帰宅中の武夫に声をかけ、父親に渡してほしいと言って細長い包みを差し出してきた。そして包みを渡された父親が開けてみると、それはなんと切り取られた右腕だった! 屋根裏から、事の顛末を眺めていた猫目小僧は…!?(第1話)●本巻の特徴/300年に一度しか生まれない猫又の子として誕生したものの、人間に近い容貌のため一族に見捨てられた“猫目小僧”。妖怪からも人間からも忌み嫌われる少年の生き様を描いた、楳図ワールドの異色ダークヒーローが完全復活!! 本巻では「少年画報版」(第1~2話)と、「少年キング版 前編」(第3~5話)を収録。
- 本の長さ542ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2006/6/16
- ISBN-104091805469
- ISBN-13978-4091805461
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登録情報
- 出版社 : 小学館 (2006/6/16)
- 発売日 : 2006/6/16
- 言語 : 日本語
- コミック : 542ページ
- ISBN-10 : 4091805469
- ISBN-13 : 978-4091805461
- Amazon 売れ筋ランキング: - 126,297位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年9月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
数年前にアニメのような紙芝居なような猫目小僧を観て興味があり今回購入した。
2012年6月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
初期の 漫画画報は 知らないけど.漫画画報.キング版と表紙が 厚くなっていて!絵も 味があって 買って損はない
2017年5月11日に日本でレビュー済み
「猫目小僧」は、1967年~1976年にかけて、3誌にまたがって掲載されたシリーズ作です。第1巻では少年画報掲載分全部と、少年キング掲載分の一部を収録してます。掲載誌ごとに作風が異なるので、意識して読んでみてほしいな。
本作は「おろち」の原型的な作品でもあります。主人公の猫目小僧はいわゆる狂言回しであり、流浪の旅の行く先々で、人間たちのおぞましい(または悲劇的な)ドラマを目の当たりにします。もっとも彼は、おろちよりも遥かにアグレッシブに事件に関わるし、「少年キング」掲載作に関しては妖怪退治モノの側面も強いですが。
不気味な男が金持ちの家の子に付きまとい、父親に渡してほしいと細長い包みを手渡した。その中身はなんと…!?衝撃的なオープニングから、ミステリー調の展開に、最後まで目が離せない「不死身の男」。
「みにくい悪魔」のタイトルが意味するものは、生来の醜さからバケモノ扱いされている少年の事です。彼は性質も極めて残酷なのだが、ある日、男の子の眼を手で掴み取って以来、悪魔と呼ばれているのです。これはシリーズで最も恐い作品かも。「妖怪百人会」はシリーズ最長の大作で、1巻では前半のみの収録です。
<少年画報連載>
「不死身の男」
「みにくい悪魔」
<少年キング連載>
「妖怪水まねき」
「大台の一本足」
「妖怪百人会(前半)」
本作は「おろち」の原型的な作品でもあります。主人公の猫目小僧はいわゆる狂言回しであり、流浪の旅の行く先々で、人間たちのおぞましい(または悲劇的な)ドラマを目の当たりにします。もっとも彼は、おろちよりも遥かにアグレッシブに事件に関わるし、「少年キング」掲載作に関しては妖怪退治モノの側面も強いですが。
不気味な男が金持ちの家の子に付きまとい、父親に渡してほしいと細長い包みを手渡した。その中身はなんと…!?衝撃的なオープニングから、ミステリー調の展開に、最後まで目が離せない「不死身の男」。
「みにくい悪魔」のタイトルが意味するものは、生来の醜さからバケモノ扱いされている少年の事です。彼は性質も極めて残酷なのだが、ある日、男の子の眼を手で掴み取って以来、悪魔と呼ばれているのです。これはシリーズで最も恐い作品かも。「妖怪百人会」はシリーズ最長の大作で、1巻では前半のみの収録です。
<少年画報連載>
「不死身の男」
「みにくい悪魔」
<少年キング連載>
「妖怪水まねき」
「大台の一本足」
「妖怪百人会(前半)」
2006年6月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私は半分装丁目当てで購入したのですが、期待を裏切らない格好良さです。
画像では分かりませんが表紙はエンボス加工がしてあり、所々ボコボコしてます。初期と中期の作品で使われている紙が違って、初期の方が黄ばんだ古めかしい感じの紙です。
細部までこだわり尽くされたかっこいいブックデザインなので是非一度手にとって見てください。かなりうっとりできます。
内容の方ももちろん良かったです!
画像では分かりませんが表紙はエンボス加工がしてあり、所々ボコボコしてます。初期と中期の作品で使われている紙が違って、初期の方が黄ばんだ古めかしい感じの紙です。
細部までこだわり尽くされたかっこいいブックデザインなので是非一度手にとって見てください。かなりうっとりできます。
内容の方ももちろん良かったです!
2013年8月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私が「妖怪漫画の傑作ベストスリー」を訊かれたなら、迷わずに、水木しげるの『ゲゲゲの鬼太郎』と、手塚治虫の『どろろ』、そして、楳図かずおのこの『猫目小僧』と答えるだろう。緻密な画に奇想天外なストーリー、まさに傑作である。たぶん、『猫目小僧』は、水木しげるから多大な影響を受けているように思う。
私は、以前は全五巻本を読んでいる。今回、このビッグコミックススペシャル本で再読したのだが、巻頭やページの間にある厚紙はどうかならなかったのだろうか。少し、本を開き過ぎるとパリッと割れて、ページが取れるダメージを受けやすい。案の定……、
私は、以前は全五巻本を読んでいる。今回、このビッグコミックススペシャル本で再読したのだが、巻頭やページの間にある厚紙はどうかならなかったのだろうか。少し、本を開き過ぎるとパリッと割れて、ページが取れるダメージを受けやすい。案の定……、
2014年11月21日に日本でレビュー済み
まだ僕が幼かった頃に、この猫目くんのアニメが再放送で夕方に何度も放送されていました。
そして物語も絵も怖くて、一人では観ていられなかったような記憶があります。
猫目くんはその容姿からみんなに嫌われてたった一人。
それでも妖怪を鋭い爪でやっつけて、人間を助けてあげる心のやさしい猫目くん。
子供心にも、怖さの中に猫目くんのやさしさが胸に響いていました。
叙情的な妖怪アニメの猫目くん。
曖昧な記憶をしっかりと上塗りするためにも、もう一度全話通して観てみたいアニメです。
そして物語も絵も怖くて、一人では観ていられなかったような記憶があります。
猫目くんはその容姿からみんなに嫌われてたった一人。
それでも妖怪を鋭い爪でやっつけて、人間を助けてあげる心のやさしい猫目くん。
子供心にも、怖さの中に猫目くんのやさしさが胸に響いていました。
叙情的な妖怪アニメの猫目くん。
曖昧な記憶をしっかりと上塗りするためにも、もう一度全話通して観てみたいアニメです。
2006年12月12日に日本でレビュー済み
びっくりするほど凝った装丁。カバーの裏や、折り返し部分など、どこをとってもかわいい。
余計な文字がなくてイラストを楽しめるよう最大限の配慮がされている。
余計な文字がなくてイラストを楽しめるよう最大限の配慮がされている。
2006年9月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私の持っているオリジナルの少年画報社刊のコミックスと比べてみました。子供の頃、少年キングに連載していたこのマンガに夢中で切り取って保管していました。その後コミックスが出ているのを知り、子供には高価なものでしたが、あわてて本屋さんを探しまくったのも良い思い出です。何故か1巻の入手が難しかったのが強く印象に残っています。で、比較の結果。残念ながら細かい線がつぶれていたり、どこか線にシャープさがなかったり、画のクオリティがけっこう劣ります。カラー画のボケ方もヒドイですね。オリジナルと比べると目もあてられません。ただ、オリジナルにあったベタ塗り忘れなどが、この本ではしっかり塗られていました。(笑) このような傑作はおおぜいの人が簡単に入手出来る方がよいに決まってるので、このような形で出版されてウレシイです。初めて収められた扉画もよかった。大勢の方に読んでいただきたい!でも、やっぱり、画が悪いのは致命的です。