「まことちゃん」連載当時の評判をリアルタイムで目撃していた者ですが、少年誌の連載ということもあって何となく買いにくく、半世紀も経ってしまいました…
この「超!まことちゃん」シリーズは全3巻なので、私のような初心者(?)にも買い揃えやすく、読んでみることにしました。
いや~、本当に「よくぞここまで」という、攻めた画がたくさんあって、感服しました。「鼻水」とか、「ビチグソ」とか、文字にすると汚い感じがするのですが、 絵になってみると、とにかくきれいなんです!ファッション、家や街の様子など、細部にわたるまで美しい。あ、ギャグは一風変わっていますがとても面白いです!
レビューでは、「超!まことちゃん」紙版の装丁の色遣いについてのコメントが多く、少し心配だったのですが、kindle版では問題なく読み進められました。拡大もできますし、持ち運びにも便利なので、紙版へのこだわりのない方にはkindle版をお勧めします。
なお、「まことちゃん」は、もともとは「アゲイン」という楳図先生のギャグ漫画に登場していたキャラです。「アゲイン」のまことちゃんは、もう少しかわいい感じに描かれています!気になる方は「アゲイン」も読んでみてくださいね~ (kindle版で出ています)
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超!まことちゃん: 楳図PERFECTION! (1) (ビッグコミックススペシャル) コミック – 2006/9/29
楳図 かずお
(著)
▼第1話/ビチグソビデオ▼第2話/温泉旅館▼第3話/まことちゃんのデンワだよ▼第4話/キョンシーあっちむけピョン▼第5話/大笑いビーチ▼第6話/カレーでヒ~~~▼第7話/美香ねいちんの予定日記▼第8話/まことのせんどうさん▼第9話/ぼくちゃんの預金通帳▼第10話/花子先生のナゾ▼第11話/イボイボうつれ▼第12話/フシギの人(前編)▼第13話/フシギの人(後編)▼第14話/恐怖の水せんトイレ▼第15話/ママリンの同窓会▼私のUMEZZ体験(祖父江慎)
●あらすじ/沢田家で「グランプリ大賞をとった人が、その年の主人公に選ばれる」というホームビデオコンテストを開催することになり、家族順番でカメラを回して撮影していくことに。ようやく最後に自分の番がきたものの、何を撮ればいいのか分からないまことは、公園にあったビチグソに狙いを定めるが…(第1話)。
●本巻の特徴/'70年代に一世風靡した伝説的ギャグの続編にして、1988年から「少年サンデー」で連載された“平成版”まことちゃんが、21世紀に堂々復活! 聖秀幼稚園うめ組・沢田まことが繰り出す超絶ギャグの数々に、ビチグソ級の衝撃必至!! グワシッ!!
●あらすじ/沢田家で「グランプリ大賞をとった人が、その年の主人公に選ばれる」というホームビデオコンテストを開催することになり、家族順番でカメラを回して撮影していくことに。ようやく最後に自分の番がきたものの、何を撮ればいいのか分からないまことは、公園にあったビチグソに狙いを定めるが…(第1話)。
●本巻の特徴/'70年代に一世風靡した伝説的ギャグの続編にして、1988年から「少年サンデー」で連載された“平成版”まことちゃんが、21世紀に堂々復活! 聖秀幼稚園うめ組・沢田まことが繰り出す超絶ギャグの数々に、ビチグソ級の衝撃必至!! グワシッ!!
- 本の長さ234ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2006/9/29
- ISBN-104091807704
- ISBN-13978-4091807700
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登録情報
- 出版社 : 小学館 (2006/9/29)
- 発売日 : 2006/9/29
- 言語 : 日本語
- コミック : 234ページ
- ISBN-10 : 4091807704
- ISBN-13 : 978-4091807700
- Amazon 売れ筋ランキング: - 318,440位コミック
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2011年2月2日に日本でレビュー済み
楳図かずおの代表作といってもいいマンガ。連載当時は「グワシッ!」が流行っていました。でも今読み返してみると、昔読んでいたときに比べて面白くないんですよね。ウ○チネタが多いからかな。小学生の頃なんて「ウ○チ」なんて言っていれば喜んでいたものだから、それが影響していたのかも。
楳図かずおのマンガって不思議なことに、効果線や擬音がいろいろと入っているのにキャラクターが全然動いているように見えない。躍動感がないっていうんですかね。大友克洋の絵が映画のワンシーンワンシーンを切り取っているような感じとは対照的です。今読み返して、ふとそんなことに気づきました。でもそれが楳図マンガの特徴であり、面白さの1つなのかも。
楳図かずおのマンガって不思議なことに、効果線や擬音がいろいろと入っているのにキャラクターが全然動いているように見えない。躍動感がないっていうんですかね。大友克洋の絵が映画のワンシーンワンシーンを切り取っているような感じとは対照的です。今読み返して、ふとそんなことに気づきました。でもそれが楳図マンガの特徴であり、面白さの1つなのかも。
2010年3月9日に日本でレビュー済み
1988〜89年にかけて少年サンデー誌上で連載されたものと、その直前に発表されていた読み切り数編を、一緒にまとめた単行本です。ちょうど、長編最終作である「14歳」の直前の連載作という事になります。
『まことちゃん』は言わずと知れた楳図ギャグの金字塔ですが、続編にあたる『超!まことちゃん』(いわゆる「平成版まことちゃん」)は、もはやギャグだとかそういう狭い範疇に収まる作品ではありません。あふれ出る妄想をそのまま紙面に表現したような、分類不能の異次元の作品です。もっとも先生自身にそのような意図はなく同じ気持ちで描かれたらしいのですが、結果として出てきたものは全く違っていました。
終盤にいくほどテンションは上昇し、特に第3巻はファン必読です。この第1巻では、沢田家の「開かずの間」に傷ついたイエス・キリストが出現するという「フシギの人」が秀逸。
この本は点数をつけるのは難しい。☆の数は1から5まで人それぞれだと思うが、少なくとも波長が合う人にとっては、最高の作品なのは間違いない。まあギャグ漫画として見てしまうと、ノリがシュール過ぎるので、若干(かなり?)置いてけぼり食わされる感はあるけどね(笑)。
『まことちゃん』は言わずと知れた楳図ギャグの金字塔ですが、続編にあたる『超!まことちゃん』(いわゆる「平成版まことちゃん」)は、もはやギャグだとかそういう狭い範疇に収まる作品ではありません。あふれ出る妄想をそのまま紙面に表現したような、分類不能の異次元の作品です。もっとも先生自身にそのような意図はなく同じ気持ちで描かれたらしいのですが、結果として出てきたものは全く違っていました。
終盤にいくほどテンションは上昇し、特に第3巻はファン必読です。この第1巻では、沢田家の「開かずの間」に傷ついたイエス・キリストが出現するという「フシギの人」が秀逸。
この本は点数をつけるのは難しい。☆の数は1から5まで人それぞれだと思うが、少なくとも波長が合う人にとっては、最高の作品なのは間違いない。まあギャグ漫画として見てしまうと、ノリがシュール過ぎるので、若干(かなり?)置いてけぼり食わされる感はあるけどね(笑)。
2008年11月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とにかくスカトロネタが多いです。ギャグが安易にスカトロで片付けているという印象も多少しますが、勿論その他のギャグも満載です。
1250円で234ページは高い感じがしますが、装丁が凝っていてコレクションアイテムという見方も出来、ファンの方は買って良いと思います。
1250円で234ページは高い感じがしますが、装丁が凝っていてコレクションアイテムという見方も出来、ファンの方は買って良いと思います。