ついに赤城に臓器移植を決意させた斉藤、赤城は仕事を辞め移植に動き出す。臓器提供前の斉藤への検診で伊勢谷先生が再登場、数回あった以前御世話になった先生(オーベン)登場と同じく、暗い話の中でホンワカする数少ない瞬間(笑)移植の担当近藤は手術の為上と掛け合うがその中で近藤の過去と真意に気づき始める斉藤。斉藤の名誉のために利用されると知りつつも臓器移植を完遂する為に手術をするのか?当初は人工透析商売のために臓器移植に消極的な国を批判するヒーロー的な近藤だったが、その本質は一度窓際に追い詰められつつも再び表舞台に立つことを狙う医師だった。しかし第三者からの臓器提供への扉を開く事は多くの人の希望か?手術前の検討会の中で話を聞かれる斉藤は赤城への思いを整理する中で「善意は欲」との発言、深い(笑)皆川は自分を追い込むことで感情に変化が、そのことで赤城との関係も変化が訪れる。一方もうひとつの移植の道、脳死者からの提供の話も近藤の過去から展開し、皆川の前に脳死者が現れることで話はつづく。
第三者からの臓器提供の可能性。脳死者からの臓器提供の昔と今、術式が理解・了承・メジャー化するまでの変遷もまじえながら相変わらず医療の世界が描かれる。知識本としては内容が薄く、コミックとしては話が強引、バランスの難しいところですが他に例のない作品なので私は好きです。暗いんですが(笑)
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新ブラックジャックによろしく【移植編】 (4) (ビッグコミックススペシャル) コミック – 2008/5/30
佐藤 秀峰
(著)
▼第23話/技術と幸せ▼第24話/検査入院▼第25話/紛糾▼第26話/線路脇▼第27話/前夜▼第28話/陽の当たる場所へ▼第29話/矜持▼第30話/脳死
●主な登場人物/斉藤英二郎(永禄大学附属病院の研修医。現在、最後の研修先・泌尿器科で研修中)
●あらすじ/斉藤からの腎臓提供の申し入れをついに受け入れた赤城。彼らの訪問を受けた移植医・近藤は、改めて提供者・受容者双方が移植を望んでいるのかを確認し、2人ともに合意していることを告げる。だが、赤城は「近藤先生にも覚悟はありますか?」と逆に質問を投げかけてきた。それは、前例のない他人同士の移植をして、大学病院を敵に回す覚悟はあるのかという意味で…(第23話)。
●本巻の特徴/永大では前例のない“全くの他人同士の移植”のための準備が始まった。検査入院、泌尿器科の症例検討会議、そして病院全体の倫理委員会…。徐々に手続きが進む課程で、斉藤はある“事件”の存在を知る。それは過去に永大で起きた移植にまつわるスキャンダルだった――!!
●その他の登場人物/赤城カオリ(永大附属病院の看護師。手術部勤務。斉藤にとっては先輩に当たる。幼少の頃にI型糖尿病を発症した)、皆川(斉藤の恋人。永大附属病院の看護師。NICU[新生児集中治療室]から最近、脳外科に異動)、近藤ムツミ(永大附属病院泌尿器科の医師。斉藤の指導医)、近藤〔夫〕(近藤ムツミの夫。泌尿器科兼先進移植医療が専門の、いわゆる移植医)
●主な登場人物/斉藤英二郎(永禄大学附属病院の研修医。現在、最後の研修先・泌尿器科で研修中)
●あらすじ/斉藤からの腎臓提供の申し入れをついに受け入れた赤城。彼らの訪問を受けた移植医・近藤は、改めて提供者・受容者双方が移植を望んでいるのかを確認し、2人ともに合意していることを告げる。だが、赤城は「近藤先生にも覚悟はありますか?」と逆に質問を投げかけてきた。それは、前例のない他人同士の移植をして、大学病院を敵に回す覚悟はあるのかという意味で…(第23話)。
●本巻の特徴/永大では前例のない“全くの他人同士の移植”のための準備が始まった。検査入院、泌尿器科の症例検討会議、そして病院全体の倫理委員会…。徐々に手続きが進む課程で、斉藤はある“事件”の存在を知る。それは過去に永大で起きた移植にまつわるスキャンダルだった――!!
●その他の登場人物/赤城カオリ(永大附属病院の看護師。手術部勤務。斉藤にとっては先輩に当たる。幼少の頃にI型糖尿病を発症した)、皆川(斉藤の恋人。永大附属病院の看護師。NICU[新生児集中治療室]から最近、脳外科に異動)、近藤ムツミ(永大附属病院泌尿器科の医師。斉藤の指導医)、近藤〔夫〕(近藤ムツミの夫。泌尿器科兼先進移植医療が専門の、いわゆる移植医)
- 本の長さ232ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2008/5/30
- ISBN-104091820786
- ISBN-13978-4091820785
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登録情報
- 出版社 : 小学館 (2008/5/30)
- 発売日 : 2008/5/30
- 言語 : 日本語
- コミック : 232ページ
- ISBN-10 : 4091820786
- ISBN-13 : 978-4091820785
- Amazon 売れ筋ランキング: - 504,578位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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佐藤秀峰(Shuho Sato)
1973年 12月8日生まれ
北海道出身
有限会社 佐藤漫画製作所 代表
代表作 「海猿」「ブラックジャックによろしく」など
連載中作品 「特攻の島」。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年7月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
結局、作者の無料開放に引っかかって、有料の新ブラヨロを買ってしまいましたが、面白い。スーパードクターなんかドラマで見飽きている。医者の暗部に触れた漫画見たかったのよね。
2008年12月27日に日本でレビュー済み
相変わらず重苦しいストーリー展開と、演出過剰な作画が延々と続く。まるで歌舞伎のように、なにかってえと、登場人物が決めのポーズで見得を切る。
ありそうに無い、非血縁者間の生体腎移植が、大学病院ですいすい認められていくのも異様だが、なんか思わせぶりに引き伸ばしているようなストーリー展開にも苛立ってくる。どう見ても、斎藤の感情は、医療従事者の使命感とは全く無縁な、単純にストーカー的な恋愛感情だろーが!もうこんなウジウジしたセリフ読むのも嫌だ、と思っていたら、後半、皆川ちゃんの勤めているICUで、脳死患者が発生。こちらの方は結構、現実味と緊張感もあり、面白かった。
このマンガ、そろそろ主人公を斎藤から皆川ちゃんに交代させた方がよほど面白くなりそうだ。
ありそうに無い、非血縁者間の生体腎移植が、大学病院ですいすい認められていくのも異様だが、なんか思わせぶりに引き伸ばしているようなストーリー展開にも苛立ってくる。どう見ても、斎藤の感情は、医療従事者の使命感とは全く無縁な、単純にストーカー的な恋愛感情だろーが!もうこんなウジウジしたセリフ読むのも嫌だ、と思っていたら、後半、皆川ちゃんの勤めているICUで、脳死患者が発生。こちらの方は結構、現実味と緊張感もあり、面白かった。
このマンガ、そろそろ主人公を斎藤から皆川ちゃんに交代させた方がよほど面白くなりそうだ。
2018年11月8日に日本でレビュー済み
主人公は僕は医者だからという理由で移植を正当化しているが、もはやそんなのは医者ではない!と医者ではない私が言ってみる。こんな周りの気持ちを乱し、不幸にする奴には絶対に子供は近づかせたくない。
しかし漫画としては面白い。だからこの評価。
しかし漫画としては面白い。だからこの評価。
2014年4月13日に日本でレビュー済み
医師とはどうあるべきかを考えさせられました。
自分の良心、心の声に忠実でありたい!
自分の良心、心の声に忠実でありたい!
2013年6月8日に日本でレビュー済み
前半は主に腎臓の生体間移植についての困難性が描かれてゆきます。
後半には、植物人間が確実視される患者の周辺に視点が移されます。
前半部は、『新ブラックジャックによろしく』になってからの傾向が顕著です。
主人公が仰々しく、道化が過ぎるように感じられるのですが、むしろ後半の植物人間を言い渡される家族に医療問題の一端を感じました。
医者のリスクと言えるかと思います。
医者になるのは、一番勉強ができて、周りのお母さん方から絶賛されるような子供たちでした。
最近はそのお医者さんへの風当たりが強いのですが、理不尽なモンスター気味の患者とその家族の存在も気になっています。
どこがどうなってこんな風になってきたのだろう、と考えこんでしまいました。
後半には、植物人間が確実視される患者の周辺に視点が移されます。
前半部は、『新ブラックジャックによろしく』になってからの傾向が顕著です。
主人公が仰々しく、道化が過ぎるように感じられるのですが、むしろ後半の植物人間を言い渡される家族に医療問題の一端を感じました。
医者のリスクと言えるかと思います。
医者になるのは、一番勉強ができて、周りのお母さん方から絶賛されるような子供たちでした。
最近はそのお医者さんへの風当たりが強いのですが、理不尽なモンスター気味の患者とその家族の存在も気になっています。
どこがどうなってこんな風になってきたのだろう、と考えこんでしまいました。
2013年10月13日に日本でレビュー済み
大好きな本です。何回も繰り返し読んでしまいますね。しかも無料でタブレットで読める本、通勤時電車の中で読んでおります。
2008年6月2日に日本でレビュー済み
斎藤先生の腎臓を赤城カオリが受け取るか否か
ついに答えが出され、移植する方向で話が進み始める。
それとともに、移植医の思惑、病院側の都合
様々な利権を求めての腹の探り合い
責任をとりたくない人たちとの戦い。
そして、急遽、この話に参加してくる
斎藤先生の元彼女の皆川さん。
話は複雑に絡み始める。
ついに答えが出され、移植する方向で話が進み始める。
それとともに、移植医の思惑、病院側の都合
様々な利権を求めての腹の探り合い
責任をとりたくない人たちとの戦い。
そして、急遽、この話に参加してくる
斎藤先生の元彼女の皆川さん。
話は複雑に絡み始める。