一見何も進んでいないようだが、水面下では大波小波が激しくうねっていた!
名越のホムンクルスに対する言動は無意識下に影響を及ぼす。
ただ、伊藤も一筋縄ではいかない。他人を見るときは自らも見られているからだ。
名越も相当揺さぶられている。
伊藤も確実に影響を受けている。
伊藤にとってのグッピー・・・
それは、華やかさへの憧れ。美への執着。体内に隠し続けた渇望。
本当の自分を実感し、グッピーというシガラミを吐き出した伊藤は
本当の意味でイキイキしはじめた。
しかし、名越にとっての本当の自分はトラウマそのもの。
一つフタを開けた瞬間、黒い感情が名越を支配した。
ホムンクルスと向き合う目的を定めた名越は手がかりを追う。
しかし、本当の自分に近づくということはむき出しの自分を晒すということ。
果たしてその痛みに耐えれるか!

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ホムンクルス 10 (BIG SPIRITS COMICS) コミック – 2009/8/28
山本 英夫
(著)
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●主な登場人物/名越進(34歳。新宿の車上生活者だが、かつては外資系エリート銀行員だった。頭蓋骨に穴を開ける手術を受けて以来、左目に変なモノ=ホムンクルスが映るように)、伊藤学(22歳。名越に「頭蓋骨に穴を開ける手術」を施した医大生で、金持ちのボンボン)
●あらすじ/自身の歪みと向き合う覚悟を決めた名越は、自らを人体実験の被験者に選んだ伊藤もまた、身体を変えないことで歪みを抱えていると確信。彼に女性の化粧を施し、カツラをつけ、女物の服をまとわせて、高級ホテルのレストランへと連れて行く。最初は周囲の目を気にする伊藤だったが、徐々に女として整い始め…?
●本巻の特徴/名越と伊藤のレストランでの“最終対決”。本来の自分を取り戻していく伊藤に対し、名越は整形前の顔も記憶も思い出せないまま。彼は整形で失った“生の実感”を取り戻せるのか…!?
●あらすじ/自身の歪みと向き合う覚悟を決めた名越は、自らを人体実験の被験者に選んだ伊藤もまた、身体を変えないことで歪みを抱えていると確信。彼に女性の化粧を施し、カツラをつけ、女物の服をまとわせて、高級ホテルのレストランへと連れて行く。最初は周囲の目を気にする伊藤だったが、徐々に女として整い始め…?
●本巻の特徴/名越と伊藤のレストランでの“最終対決”。本来の自分を取り戻していく伊藤に対し、名越は整形前の顔も記憶も思い出せないまま。彼は整形で失った“生の実感”を取り戻せるのか…!?
- 本の長さ216ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2009/8/28
- ISBN-104091821294
- ISBN-13978-4091821294
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登録情報
- 出版社 : 小学館 (2009/8/28)
- 発売日 : 2009/8/28
- 言語 : 日本語
- コミック : 216ページ
- ISBN-10 : 4091821294
- ISBN-13 : 978-4091821294
- Amazon 売れ筋ランキング: - 91,699位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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カスタマーレビュー
星5つ中4.6つ
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88グローバルレーティング
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上位レビュー、対象国: 日本
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- 2009年9月25日に日本でレビュー済みこの人の本は昔からこんなんばっかで、他に見られるような売り線に走る節もなくて個人的にそれだけで心地よい。あの操作術の本は精神科医の独立本ってところか。 井上雄彦が「最近の漫画はやたらデカイコマが多い」「伝えたい言葉と場所を間違えている」と言っているが、この本と他を比べるとよくわかる。こんなにも言葉足らずで人の醜さを抽象的にかつわかりやすく描いた漫画もそうはあるまいて。 私は、売れ筋ランキングなどを見て本の購入を考えるようなぞんざいな人間ではあるが、それ故に手に取った漫画の粗が凄く気になるたちだ。よく出来た作品程目につくのである。 残念なことに「恐ろしい完成度」などと評価されている漫画に限って、そのこじつけ具合によく落胆したりする。 だが、この本ホムンクルスは違った。それだけのことだ。「評価」なんてものはそれだけで十分なのだ。 10巻のメインテーマは「ありのままの自分」 誰しもが抱く恐ろしい葛藤と、誰しもが感じる精神的抑圧に頑張ってのまれちゃってください。
- 2009年10月15日に日本でレビュー済みなんと当初の発売日は08年の夏でしたか。前巻の発売から1年半、気づいたら発売して
いたという感じ。今巻で名越の見る「ホムンクルス」というのが何を表すものなのかわか
った。あれは自分の欲求を満たせない(自己実現できない)人間の、迷走する欲求なのだ。
自分の欲求と現実の自分が一致していれば、名越の眼には普通の人間に見える。しかしそ
うでなければ「ホムンクルス」という怪物に見えてしまうのだ。迷走している他人の欲求
が歪んだ、抽象的なカタチになって見える。実際にトレパネーションしてもああいうもの
が見えるかどうかわかりませんが、このマンガの中での理論は、「トレパネーションする
ことで脳の機能が活性化されて、他人の外見や挙動を抽象化して捉える能力が異常に高ま
りホムンクルスとして見える」というものではないかと思う。
伊藤父親も物語に関わってくるようになる。そして伊藤の過去と本性が明らかになってい
く課程が面白かった。人は誰でも「ホムンクルス」を抱えているor抱える可能性があると
思わせられる。そして人間の「性」の問題についてより深く考えさせられた。
次巻は12月発売ということで楽しみです。
- 2018年11月5日に日本でレビュー済みAmazonで購入購入前に試し読みをお勧めします。
私には描写ががちょっと・・・合いませんでした。
- 2010年7月9日に日本でレビュー済み伊藤の幼少時代の可愛さにクラクラしました。
幼年の首筋は最高です。
- 2009年9月4日に日本でレビュー済み発売予定から1年以上遅れての登場。
この前巻の内容を忘れていたので再読してからの読み。
この主人公「名越」が整形前の記憶が無いことへの興味が薄く
それよりも、トレパーネーションによって見えている物が
幻覚なのか、その人の本質なのか
もしくは、その人に対する自分なのか
ず〜っと引っ張られたまま全く出口がみえないので
そろそろ、この本も続巻を買うのをやめようかと思っています。
とか言ってたら次巻が急展開で面白くなってるかもしれませんが・・・w