謎めいたウィリアム・シェークスピアの生涯を描いた歴史コミックの第4巻。第3巻で劇作家の道を選びロンドンへ旅だったランス・カーターことシェークスピアだったが、この第4巻では、彼の少年時代を描く。
この第4巻では、物語の重要なテーマとなりそうな時代背景について、説明している。イギリスの歴史には疎いのだが(イギリスだけではないけれど)、ヘンリー8世の治世時代から続くカソリック(旧教)とプロテスタント(新教)との諍いの影響が色濃く残る時代に生を受けたシェークスピアだが、彼は、少年時代、旧教の教義に親近感を持つようになるのだった...
今回は、このあたりの宗教絡みのネタの紹介が中心で、まだまだ、このことが、その後のシェークスピアの人生にどのように影響を与えたのかは描かれていない。しかし、きっとこの信教の問題が、彼の人生に大きく影響を与えていくのだろうが、この解釈が一般的なのかどうかは分からない。しかし、なかなか、面白い設定だ。
次号が待ちきれないな。ぜひ、シェークスピアの研究者の意見を聞いてみたいなぁ。
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7人のシェイクスピア 4 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL) 単行本 – 2011/5/30
ハロルド 作石
(著)
新教VS.旧教、激動の少年時代!!
シェイクスピアが生きた時代は、新教(プロテスタント)が国教とされ、旧教(カトリック)が禁じられた時代であった。しかし、いまだ旧教に親しみを持つ人が多く、隠れてミサを行うなど、旧教は潜伏しながらも生きながらえていた。
そんな時代に英国の片田舎に生まれたウィリアム・シェイクスピアは、何を想い何を感じて、ワースと共に故郷を去ることを決心したのか?何がシェイクスピアを駆り立てたのか!?…少年時代の“真実"に迫る!!!待望の第4集!!
- 本の長さ276ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2011/5/30
- ISBN-104091838731
- ISBN-13978-4091838735
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登録情報
- 出版社 : 小学館 (2011/5/30)
- 発売日 : 2011/5/30
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 276ページ
- ISBN-10 : 4091838731
- ISBN-13 : 978-4091838735
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,046,674位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 399,144位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年5月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
シェイクスピアの時代背景。旧教と新教のあつれき、身分制度のくびきなどがエピソードによってひもとかれる。
この後の展開の下地として理解すべき背景がわかりやすく腑に落ちる
この後の展開の下地として理解すべき背景がわかりやすく腑に落ちる
2011年6月12日に日本でレビュー済み
[ASIN:4091838731 7人のシェイクスピア 4 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)]
3巻の終わりで次巻に期待を持たせる終わり方でしたが、少年時代に話が移っていたので少し肩透かしをくらった感じでしたが、読んでいくうちに物語を構成する上で必要だと思えてきました。
内容的にはその時代がよくわかるように書かれています。少年の眼から見た世の中の不平等と少年を見守る大人、その大人も子供には見せない〔暗〕の部分を持っている。今の時代には考えられない経験や環境のなかでシェイクスピアの人格形成が成されたのかなと思います
3巻の終わりで次巻に期待を持たせる終わり方でしたが、少年時代に話が移っていたので少し肩透かしをくらった感じでしたが、読んでいくうちに物語を構成する上で必要だと思えてきました。
内容的にはその時代がよくわかるように書かれています。少年の眼から見た世の中の不平等と少年を見守る大人、その大人も子供には見せない〔暗〕の部分を持っている。今の時代には考えられない経験や環境のなかでシェイクスピアの人格形成が成されたのかなと思います