子供演説からのキーチの行動を予想できなかった。。
一体どうなるんだろ。。。
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キーチVS (9) (ビッグコミックス) コミック – 2012/6/29
新井 英樹
(著)
拉致・監禁…キーチの次なる一手は!?
元総理、経団連会長、在日米軍司令官を拉致・監禁したキーチと、拘置所から出てきた甲斐…再会した二人は、再び手を組み共に行動することになる。湘南の隠れ家で、子供達を集め始め、何かを企む二人…果たして、その作戦とは!?
【編集担当からのおすすめ情報】
要人を拉致・監禁するという重大犯罪を犯してまでも、キーチが訴えたかったことは何なのか!?利権と私利私欲と自己欺瞞だけがはびこる、この国の大人たちに、キーチが吠える!!ニッポンの現実に納得がいかない全ての国民、必読!!
元総理、経団連会長、在日米軍司令官を拉致・監禁したキーチと、拘置所から出てきた甲斐…再会した二人は、再び手を組み共に行動することになる。湘南の隠れ家で、子供達を集め始め、何かを企む二人…果たして、その作戦とは!?
【編集担当からのおすすめ情報】
要人を拉致・監禁するという重大犯罪を犯してまでも、キーチが訴えたかったことは何なのか!?利権と私利私欲と自己欺瞞だけがはびこる、この国の大人たちに、キーチが吠える!!ニッポンの現実に納得がいかない全ての国民、必読!!
- 本の長さ228ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2012/6/29
- ISBN-104091845290
- ISBN-13978-4091845290
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登録情報
- 出版社 : 小学館 (2012/6/29)
- 発売日 : 2012/6/29
- 言語 : 日本語
- コミック : 228ページ
- ISBN-10 : 4091845290
- ISBN-13 : 978-4091845290
- Amazon 売れ筋ランキング: - 432,797位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年9月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『キーチvs』なかなか凄くなってきましたね!
『ザ・ワールドイズマイン』も凄い作品でしたが
『キーチvs』は超えるかもしれません。
作者の作品はどれを読んでも、手に汗握りますよ。
『ザ・ワールドイズマイン』も凄い作品でしたが
『キーチvs』は超えるかもしれません。
作者の作品はどれを読んでも、手に汗握りますよ。
2012年7月4日に日本でレビュー済み
物語はクライマックスを迎えました。
おそらくあと3巻くらいで終わるかもしれません。
今回9巻では、新井英樹史上もっともストレートにその主張が表現されているのではと思います。
特に新井さんが言いたかったであろう部分が、栗田冷蔵孫のヒロが、キーチの告白を受け止めきれず迷う同志たちに言い放った台詞、
「最初から自分のことだと思えてたら あの人たち(キーチたち)が何をしようと迷わないはずですよお」
これこそが、ずっとキーチにあえてこれまで言わせず温存していたテーマのひとつなのだと思いました。
キーチと甲斐の少年時代同様、キーチ'sチルドレン(?)たちの実際にはありえないほどの名調子で展開される生演説。
そのなかから特に感じ入った部分を抜粋。
「大人は世を変えるフリと見て見ぬフリだったんです。それは本当に責任感の無い怠け者たちです。
だから子供の皆さん 大人を軽蔑してください。育ててもらってることには感謝して軽蔑するんです。
そしたら 自分は違うぞって 世の中を変えるぞって決意しませんか」
「(多数決、民主主義の話)歴史の中で 今はこれが流行 ぐらいの規則でしかないくせに、みんなが正しさを決めてるつもりが気持ち悪いです。」
「悪事がバレそうになると、損をしないように政官財と仲間が隠す、嘘をつく。しかもついた嘘まで利用してさらなるお金儲け。
それは大人の皆さんが知ってても放っていることですよね。それが世の中のしくみでしょ。それ子供でも知ってますよ。
理想とか現実だとか 何を言ったって『お金が1番』なんですよね。今の大人がそれをどんな言葉で飾っても、恥知らずにしか見えません。
知ってますか、子供が信用できる大人の言葉はもうたったひとつ、『お金が1番』ってことだけですよ。
そうじゃないなら、お手本の言葉と行動を僕らに伝えてください。」
ここへきて話が少し駆け足気味のように感じはしましたが、それは些細なこと。
とにかくこれを読んで何も感じない大人はおそらく思考停止した人たちでしょう。
そういう意味では、「感謝はできても軽蔑」すべき大人たちが周りにはたくさんいます。
良くも悪くも今の世の中に不満は抱きつつも、根底から疑問を持っている大人がどれだけいるでしょう。
少なくとも僕の周りには両親・友人を始め、実際のところ一人もいないと思われます。
ただ、新聞やメディアが報じる嘘のなかから自分に都合のいい現実だけを抽出し、それを当たり前のように享受し、信じ込んでいるだけの人間ばかり。
かと言って、そういう人間が皆悪いというわけではなく、愛すべき人間もまた多いことに代わりはありません。
しかしながら、何の疑問もないその姿勢が集合的な価値観となっている今の日本の姿こそが、今後の日本にとっては脅威であり敵。
このままなんとなく皆、結婚して子どもを産んで育てて死んでいって、そうでなくても自分たちさえ幸せであればそれでいい。
その幸せが脅かされなければ気付かない現実が薄皮一枚隔てた向こう側にあるのだということ。
原発問題にしろ自然災害にしろ、喉元まで来なければ基本みんな他人事でした。
それが、なまじ日本全体的に衝撃的な出来事だったため、一斉に国民の関心がそこへ向かった。
しかし、それだけではなくひとりひとりが疑問なり想定なりしなければならない事実がもっとたくさんある。
自分の身近の平和がはぎとられない限り、自分の問題とはなかなか考えられないのです。
たとえば障害者という言葉がなぜかタブー視され、その問題が誰にでも起こりうることだと思わない人が多いように。
そんななか、震災後
急に「絆」という言葉がやたら乱発され、ひとり歩きしはじめる。
たしかに言葉自体はとてもいい言葉です。人のつながりも大事です。それが社会の唯一の良心というものでしょう。
でもこんなときだけだろう……という欺瞞は拭えません。
普段から地域・人のつながりが意識されている社会であれば、非常時になったとたんやたら「絆を!」なんて声高にのたまう必要はないのでは?
と、やおら偉そうなことを述べましたが
そんな自分はというと、疑問は持ちつつほとんど何も動かない卑怯な人間のひとりです。
自己憐憫と矛盾に満ちた小市民です。
ただ、どうしようもない国に生きるこんなどうしようもない人間でも、いいかげん閉塞感を打破したいと思える。
それが、ここ10年でいちばん心に響いてきたのが、この「キーチVS」および前作「キーチ」 という作品です。
今こそぜひ多くの日本人に読んでもらいたい漫画です。
とは言え、
作中「あまり俺を信用するな」という台詞があるとおり、自分がこの冒頭あたりで述べたことともリンクしますが、
この漫画に描いてあることを信じすぎず、
あくまで自分の頭で考え自分なりに思いをめぐらすスタンスこそが大事なんだと、そういうことをまず訴えている作品。
おそらくあと3巻くらいで終わるかもしれません。
今回9巻では、新井英樹史上もっともストレートにその主張が表現されているのではと思います。
特に新井さんが言いたかったであろう部分が、栗田冷蔵孫のヒロが、キーチの告白を受け止めきれず迷う同志たちに言い放った台詞、
「最初から自分のことだと思えてたら あの人たち(キーチたち)が何をしようと迷わないはずですよお」
これこそが、ずっとキーチにあえてこれまで言わせず温存していたテーマのひとつなのだと思いました。
キーチと甲斐の少年時代同様、キーチ'sチルドレン(?)たちの実際にはありえないほどの名調子で展開される生演説。
そのなかから特に感じ入った部分を抜粋。
「大人は世を変えるフリと見て見ぬフリだったんです。それは本当に責任感の無い怠け者たちです。
だから子供の皆さん 大人を軽蔑してください。育ててもらってることには感謝して軽蔑するんです。
そしたら 自分は違うぞって 世の中を変えるぞって決意しませんか」
「(多数決、民主主義の話)歴史の中で 今はこれが流行 ぐらいの規則でしかないくせに、みんなが正しさを決めてるつもりが気持ち悪いです。」
「悪事がバレそうになると、損をしないように政官財と仲間が隠す、嘘をつく。しかもついた嘘まで利用してさらなるお金儲け。
それは大人の皆さんが知ってても放っていることですよね。それが世の中のしくみでしょ。それ子供でも知ってますよ。
理想とか現実だとか 何を言ったって『お金が1番』なんですよね。今の大人がそれをどんな言葉で飾っても、恥知らずにしか見えません。
知ってますか、子供が信用できる大人の言葉はもうたったひとつ、『お金が1番』ってことだけですよ。
そうじゃないなら、お手本の言葉と行動を僕らに伝えてください。」
ここへきて話が少し駆け足気味のように感じはしましたが、それは些細なこと。
とにかくこれを読んで何も感じない大人はおそらく思考停止した人たちでしょう。
そういう意味では、「感謝はできても軽蔑」すべき大人たちが周りにはたくさんいます。
良くも悪くも今の世の中に不満は抱きつつも、根底から疑問を持っている大人がどれだけいるでしょう。
少なくとも僕の周りには両親・友人を始め、実際のところ一人もいないと思われます。
ただ、新聞やメディアが報じる嘘のなかから自分に都合のいい現実だけを抽出し、それを当たり前のように享受し、信じ込んでいるだけの人間ばかり。
かと言って、そういう人間が皆悪いというわけではなく、愛すべき人間もまた多いことに代わりはありません。
しかしながら、何の疑問もないその姿勢が集合的な価値観となっている今の日本の姿こそが、今後の日本にとっては脅威であり敵。
このままなんとなく皆、結婚して子どもを産んで育てて死んでいって、そうでなくても自分たちさえ幸せであればそれでいい。
その幸せが脅かされなければ気付かない現実が薄皮一枚隔てた向こう側にあるのだということ。
原発問題にしろ自然災害にしろ、喉元まで来なければ基本みんな他人事でした。
それが、なまじ日本全体的に衝撃的な出来事だったため、一斉に国民の関心がそこへ向かった。
しかし、それだけではなくひとりひとりが疑問なり想定なりしなければならない事実がもっとたくさんある。
自分の身近の平和がはぎとられない限り、自分の問題とはなかなか考えられないのです。
たとえば障害者という言葉がなぜかタブー視され、その問題が誰にでも起こりうることだと思わない人が多いように。
そんななか、震災後
急に「絆」という言葉がやたら乱発され、ひとり歩きしはじめる。
たしかに言葉自体はとてもいい言葉です。人のつながりも大事です。それが社会の唯一の良心というものでしょう。
でもこんなときだけだろう……という欺瞞は拭えません。
普段から地域・人のつながりが意識されている社会であれば、非常時になったとたんやたら「絆を!」なんて声高にのたまう必要はないのでは?
と、やおら偉そうなことを述べましたが
そんな自分はというと、疑問は持ちつつほとんど何も動かない卑怯な人間のひとりです。
自己憐憫と矛盾に満ちた小市民です。
ただ、どうしようもない国に生きるこんなどうしようもない人間でも、いいかげん閉塞感を打破したいと思える。
それが、ここ10年でいちばん心に響いてきたのが、この「キーチVS」および前作「キーチ」 という作品です。
今こそぜひ多くの日本人に読んでもらいたい漫画です。
とは言え、
作中「あまり俺を信用するな」という台詞があるとおり、自分がこの冒頭あたりで述べたことともリンクしますが、
この漫画に描いてあることを信じすぎず、
あくまで自分の頭で考え自分なりに思いをめぐらすスタンスこそが大事なんだと、そういうことをまず訴えている作品。
2013年4月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これからも楽しみにしてます!手持ちの本は第一刷ですが、まんなかへんのページで1コマだけ石塚さんの目が治っています。増刷分から修正されるかなと思うとレアかもしれないです。
2012年7月4日に日本でレビュー済み
子どもが叛乱を興すっつうのが面白かったキーチ、シリーズ。大人(DT)のキーチはどうするか?という中で、ようやく突き抜けた。敵は星条旗だ。それもこれも発端は惚れたオンナ。
ゲストの役割のある人物の言葉が身にしみる。いつも以上に必読です。
ゲストの役割のある人物の言葉が身にしみる。いつも以上に必読です。
2019年2月26日に日本でレビュー済み
なんか雲行きが怪しくなってきました。
キーチは本当にどうしちゃったんでしょうか。
子どもたちを利用して使い捨てなんて最悪ですね。
キーチは本当にどうしちゃったんでしょうか。
子どもたちを利用して使い捨てなんて最悪ですね。