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鉄コン筋クリート (1) (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL) コミック – 1994/2/7

4.5 5つ星のうち4.5 206個の評価

異才・松本大洋が贈る、伝説のネコ・クロシロによる新世紀痛快悪童漫画!

▼第1話/レッツ・ゴー2匹の巻▼第2話/良い子への道!!の巻▼第3話/猫と鼠と犬の街の巻▼第4話/夜の散歩にゃ気をつけろの巻▼第5話/わんぱくでもいいのか!?たくましく育っていくのか!?の巻▼第6話/道徳の時間の巻▼第7話/シロが泣くの巻▼第8話/血の街+男の子+星の夜の巻▼第9話/クロガトブの巻▼第10話/ださださ木村マンの巻▼第11話/宝町ワルツの巻 ●主な登場人物/クロ・シロ(宝町に住む親兄弟を持たない子供。ネコと呼ばれている)、鈴木(宝町に古くからいるヤクザ、通称・ネズミ)、木村(鈴木の弟分)、藤村・沢田(古いタイプの体育会系刑事と東大卒のなにごとにも不感性のクールな性格の刑事) ●あらすじ/宝町に住む少年、シロとクロはネコと呼ばれ、他の町でも恐れられる存在。学校にも通わず、暴力で金を奪い取る荒んだ生活を繰り返していた(第1話)。▼ヤクザの木村が自称・宝町を仕切るアパッチ=チョコラ率いるグループにクスリをさばくように命令するが、チョコラが断ってしまう。脅しをかける木村だったが、クロとシロの姿を見ておとなしく退散した。が、このままで引き下がる木村ではなかった(第4話)。▼チョコラのグループの一員であるバニラが、チョコラの住民票と引き換えに木村の子分になろうとする。チョコラの本籍が青森であることを知った木村は……(第6話)。▼宝町に「子供の城」という不思議なビルができた。昔からあったものがどんどん消えていく。いつものことと気にしてはいないつもりのクロだったが、シロはどうやら町が変わっていくことに気づいているようだった。そんなおり、木村からチョコラに、削ぎ落とされたバニラの両耳が届けられる(第7話)。 ●その他の登場キャラクター/じっちゃ(第5~9話)、チョコラ(第4、7~10話)
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商品の説明

出版社からのコメント

純粋な力を信じるクロ。純粋な心を信じるシロ。2人の悪童が背徳の街宝町を舞台に繰り広げるアクション。危ないから気をつけてくださいね!!

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 小学館 (1994/2/7)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1994/2/7
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • コミック ‏ : ‎ 211ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4091847315
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4091847317
  • カスタマーレビュー:
    4.5 5つ星のうち4.5 206個の評価

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松本 大洋
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カスタマーレビュー

星5つ中4.5つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2023年6月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
子供の頃にアニメ映画版を見て衝撃を受けた記憶があり、最近また観てみた。
独特の世界観と、なによりグラフィックがすごかったが、ふと原作の漫画が気になり購入。

単刀直入にいうと、漫画版は映画以上に衝撃を受けた。
自分がこの街の人間になったかのような没入感がある。
この先も何度も読み返す作品になると思う。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年10月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
高校時代に出会ってから20年以上経ってもずっと大好きな本です。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年11月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あり得ない設定なのに、どこか、懐かしさをかんじる作品でだいすきです。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年3月27日に日本でレビュー済み
よくある「リアル」を追及してるのに読んでいると非リアルに感じて冷めてしまうという漫画とは対照に、「非リアル」な設定なのになぜかこの世界観の町が存在してるんだと納得してしまう世界観。世界観という表現すら正しいのかどうかわからないほどに没入してしまいます。
それがイラストからなのかキャラからなのか台詞からなのかはわかりませんが。
アルマジロって実際見たことないですよね?でもいるって皆さん信じてるでしょ。それと一緒なんじゃないかと。

謎のギャル「カンガルーの方がわかりやすくね?草」
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年11月16日に日本でレビュー済み
名前だけは知ってた、当時。
松本大洋は神、みたいな言葉を腐るほど見てた、当時ネットで。

実際に買って、読んで見た。
思っていたほどでも無かった、読んだ当時。

年月が経って、自分も社会人になって。
結構凹むことも沢山増えてきて。

どうしようもなく凹んだときがあって。
それこそ吐き気とかを催すレベルの。

そんな時、ふと昔買ったこの漫画が目に止まって。
読んで見た。

その時に、初めて気付いた、なんで昔読んだ時は
そんなに素敵だと思えなかったのか。

多分、そこまで辛いことが無かったからだったと、そう理解した。

凹んでた日に、これを一気に読みきった自分が居た。
読み終わった後、吐き気は消えていた。

自分に黒いものが溜まったとき、これを読む。
自分にあるはずの白い部分が、黒い部分を流してくれる。

辛いときにこそ、この漫画の真価は発揮される。
そんな気がする。

悔しかったけれど、松本大洋は凄いと思わざるを得なかった。
そんな一冊。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年4月8日に日本でレビュー済み
どこかで絵を見てからずっと気になってた映画版をレンタルしたのですが、
途中グダったところでちょっと飽きてしまい見るのを辞めてしまったままになっていたので
原作はもしかしたらもっと面白いんじゃないかと購入してみました。

漫画で読んでみるとグダりはしなかったものの、
もともと少年漫画を読まないからか私には感性が足りないからか
やっぱりストーリーにはそこまで来るものはなく
ありきたりというか王道というか、、あんまり合いませんでした。
ただ、絵はすごく好きで一コマ一コマが様になっていてじっくり見るのも飽きません。
私にとっては画集みたいな感じで楽しめるので手元に置いておこうと思います。
映画も見直してみようかな。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2016年1月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タブレットでマンガ思っていたより見やすかった、
無料で試せて良かったです。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年5月12日に日本でレビュー済み
なぜ2人は羽もないのに飛べるのかということを考えた時、必然的に、「重力から解放されているから」という答えが出てくるかと思います。それはそのまま社会的な立場やしがらみ、責任、周りの目、そして物欲からの解放を表していると言えるかもしれません。
また、クロとシロという名前からもわかる通り、作者が2人に概念的な役割を与えているからこそ超人的なキャラクターとして描いているのかなぁとも思いました。
実際に物語の中盤では朝夜兄弟という子供が出てくるんですが、その2人も少し飛ぶことができます。

概念的な名前を持っているという点で、五十嵐大介さんの「海獣の子供」に出てくる二人の少年「海」と「空」もそれに当てはまると思います。ですが、「海獣の子供」のふたりはどこか人間離れしていて自然や宇宙全体の使者というようなイメージに対して、クロとシロはもっと町全体と調和していて怒りや幸福感を素直に表に出すので、人間の温かさをちゃんと持っている印象があります。
そういう意味では手塚先生の作品の、都会をさまよう芸術の女神を描いた漫画「ばるぼら」に近いかもしれません。

中盤まではそんなクロとシロの誰にも邪魔されない自由な生活やヤクザとのバトルが楽しめるんですが、後半になると徐々にシリアスな展開になり、ストーリーそのものも抽象的で奥深くなっていきます。
クロとシロの一人の人格を二分したような相反する性格からは人間の二面性がテーマの中に含まれていることが想像できるんですが、後半からラストにかけては、理想主義と現実主義、楽観主義と悲観主義、愛と暴力、闘争と逃避などあらゆる二項対立がストーリーを通じて描かれていると思いました。

今回読み返したときは「海獣の子供」の「海」と「空」がまず頭をよぎったんですが、人間の二面性という意味では萩尾望都さんの「半神」と共通している部分があるなぁと思いました。

終盤ではピンチに陥ったクロの前に伝説のガキと言われている「イタチ」が現れ、クロを救います。
このキャラクターもいろいろな解釈が可能で作品全体を奥深くしている重要な要素だと思います。
ウィキペディアのキャラクター紹介には「クロが創り上げた幻覚でもう一人のクロ」と書いてあるんですが、それ以外にも人それぞれいろいろな解釈ができると思います。
イタチは偽善を憎み「闇の中にこそ真実がある」と言っているので、悲観主義や虚無主義を具現化した存在と捉えることもできると思いますし、人類全体の負の感情が集積したものとして捉えることも出来ると思います。
個人的にはジョジョのスタンドやファイトクラブのタイラーダーデンも思い出しました。
イタチやストーリー全体に対していろいろな解釈ができるので何度読み返しても飽きない作品だと思います。

未来に悲観して世界の闇ばかりを見ていたら心は虚無と孤独に支配されてしまうが、その中に小さな希望を見つけることができれば平和で安心できる光に満たされた世界を想像できる。
そして、希望や絶望などのあらゆる概念、感情、あらゆる生物は確かに無から生まれたもので、ただそこにあるだけでこの宇宙の豊かさを証明している。
作品全体や最後のエンディングからはそんなメッセージをもらいました。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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