私は、基本的に、絵のヘタクソな漫画家さんの作品は、
どんなに評判が高くても読まない。絵が下手でも、プロの漫画家として、
一応通用するのは、日本くらいなものである。以前は、日本にも絵の下手な漫画家というのは
存在しなかった。逆にそれが表現の広がりに寄与していることは、
認めるにやぶさかではないが、私は、絵のヘタクソな漫画は、
どうにもページを繰る気になれないのである。
しかし、時折、例外もある。この作品なども、その一つ。
有体に言って、まぁ、下手な絵である。特に、女性のデッサンがひどい。
しかし、絵のヘタクソさ加減と、作品のテーマの合致度具合が絶妙というほかない。
物凄く説得力がある。ゆえに一気に読ませる。無茶苦茶面白い。
間違いなく、平成の名作ですね。
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ルサンチマン 上 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL) コミック – 2012/10/30
花沢 健吾
(著)
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花沢健吾の報われない傑作…新装版で登場!
大ヒット作『アイアムアヒーロー』の花沢健吾の初連載作、『ルサンチマン』。
ファンから熱狂的な支持を集めるも、「報われなかった傑作」と言われるこの作品が、上下巻で新装版として遂に登場!!
物語の舞台は、2015年、東京。
デブ、ハゲ、素人童貞のたくろーは、30歳の誕生日に運命の彼女と出会う。
しかし、それはアンリアル――
バーチャルリアリティープログラムによって構成された世界・仮想現実の中のAIキャラクター・月子だった……
「現実を直視しろ。おれ達にはもう仮想現実しかないんだ」
月子に惹かれていくたくろーだったが、彼女の存在には大きな秘密が隠されていた……
【編集担当からのおすすめ情報】
2004年からスピリッツ誌上に掲載された、全4巻で「打ち切りになった」伝説の花沢健吾氏の初連載作。
今も各所で「傑作!」と絶賛されるこの作品が、このまま埋もれてしまうのは勿体ない!!
…ということで、新装版として上下巻での刊行が決定いたしました!
読むタイミングを逸していた方、
存在すら知らなかった方、
連載当時応援してくださった方…
あらゆる人に、「今だからこそ改めて」読んでいただきたい作品です。
最新作『アイアムアヒーロー』の10集と同時発売!
さらに、翌11月末には、『ルサンチマン 新装版』下巻と、こちらも大注目、単行本未収録作品を完全収録した、初の短篇集『特火点』が発売決定!!
2か月で4冊リリースの「秋の花沢健吾祭り」、くれぐれもお見逃しなきようお願いいたします!!
大ヒット作『アイアムアヒーロー』の花沢健吾の初連載作、『ルサンチマン』。
ファンから熱狂的な支持を集めるも、「報われなかった傑作」と言われるこの作品が、上下巻で新装版として遂に登場!!
物語の舞台は、2015年、東京。
デブ、ハゲ、素人童貞のたくろーは、30歳の誕生日に運命の彼女と出会う。
しかし、それはアンリアル――
バーチャルリアリティープログラムによって構成された世界・仮想現実の中のAIキャラクター・月子だった……
「現実を直視しろ。おれ達にはもう仮想現実しかないんだ」
月子に惹かれていくたくろーだったが、彼女の存在には大きな秘密が隠されていた……
【編集担当からのおすすめ情報】
2004年からスピリッツ誌上に掲載された、全4巻で「打ち切りになった」伝説の花沢健吾氏の初連載作。
今も各所で「傑作!」と絶賛されるこの作品が、このまま埋もれてしまうのは勿体ない!!
…ということで、新装版として上下巻での刊行が決定いたしました!
読むタイミングを逸していた方、
存在すら知らなかった方、
連載当時応援してくださった方…
あらゆる人に、「今だからこそ改めて」読んでいただきたい作品です。
最新作『アイアムアヒーロー』の10集と同時発売!
さらに、翌11月末には、『ルサンチマン 新装版』下巻と、こちらも大注目、単行本未収録作品を完全収録した、初の短篇集『特火点』が発売決定!!
2か月で4冊リリースの「秋の花沢健吾祭り」、くれぐれもお見逃しなきようお願いいたします!!
- 本の長さ452ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2012/10/30
- ISBN-104091848184
- ISBN-13978-4091848185
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対象商品: ルサンチマン 上 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
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登録情報
- 出版社 : 小学館 (2012/10/30)
- 発売日 : 2012/10/30
- 言語 : 日本語
- コミック : 452ページ
- ISBN-10 : 4091848184
- ISBN-13 : 978-4091848185
- Amazon 売れ筋ランキング: - 255,974位コミック
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年10月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
"2015年 東京。世界はそれほど進歩していない。ある分野をのぞいて"2004年から連載された本書はメタバース社会を先取りする一方、現実世界と仮想世界との落差を強調した"報われない傑作"2012年新装版。
個人的にはメタバースでの体験を友人に話した際に"そのまんまこの漫画の世界"と紹介されたので手にとってみました。
さて、そんな本書は実写映画化もされた『ボーイズ・オン・ザ・ラン』『アイアムアヒーロー』でも知られる著者のデビュー作で、零細印刷所に勤める独身、デブ、ハゲ進行気味の主人公の『たくろー』が、いわゆるネトゲ廃人の越後『ラインハルト』に誘われる形でフルダイブ型MMO、仮想現実世界アンリアルを知り、そこで特別なAI、月子と出会ったことで現実と仮想世界が交差する出来事に巻き込まれていくわけですが。
まず、2022年現在。現メタ(旧FB)等の参入で多分に流行的な流れにのって、メタバース生活を始めている私からすると、2004年と【今から18年前に描かれているにも関わらず】技術的な設定も含めて陳腐さや古臭くは全くなく、むしろ違和感なく【現在進行的な物語として楽しめる】のにびっくりしました。
一方で、Vチューバー文化の定着や、AIも含めて現実世界以上に、あるいはジェンダーレス、肉体制約に縛られない別世界としての"仮想世界"の可能性を感じている私からすれば、仮想世界に比べて【必要以上に醜悪かつ悲惨。現実逃避気味な】主人公『たくろー』達などの描き方には抵抗感を覚えましたが、実際にヘッドマウントディスプレイをつけてメタバースにダイブした経験のある方以外には、まあ。【現在もこんなイメージなんだろうなあ】と諦めも。(逆に文化的フィルターとして有効に機能しているとも言えるし)
著者のデビュー作にして初期傑作として。またメタバースに興味ある男性にもオススメ。
個人的にはメタバースでの体験を友人に話した際に"そのまんまこの漫画の世界"と紹介されたので手にとってみました。
さて、そんな本書は実写映画化もされた『ボーイズ・オン・ザ・ラン』『アイアムアヒーロー』でも知られる著者のデビュー作で、零細印刷所に勤める独身、デブ、ハゲ進行気味の主人公の『たくろー』が、いわゆるネトゲ廃人の越後『ラインハルト』に誘われる形でフルダイブ型MMO、仮想現実世界アンリアルを知り、そこで特別なAI、月子と出会ったことで現実と仮想世界が交差する出来事に巻き込まれていくわけですが。
まず、2022年現在。現メタ(旧FB)等の参入で多分に流行的な流れにのって、メタバース生活を始めている私からすると、2004年と【今から18年前に描かれているにも関わらず】技術的な設定も含めて陳腐さや古臭くは全くなく、むしろ違和感なく【現在進行的な物語として楽しめる】のにびっくりしました。
一方で、Vチューバー文化の定着や、AIも含めて現実世界以上に、あるいはジェンダーレス、肉体制約に縛られない別世界としての"仮想世界"の可能性を感じている私からすれば、仮想世界に比べて【必要以上に醜悪かつ悲惨。現実逃避気味な】主人公『たくろー』達などの描き方には抵抗感を覚えましたが、実際にヘッドマウントディスプレイをつけてメタバースにダイブした経験のある方以外には、まあ。【現在もこんなイメージなんだろうなあ】と諦めも。(逆に文化的フィルターとして有効に機能しているとも言えるし)
著者のデビュー作にして初期傑作として。またメタバースに興味ある男性にもオススメ。
2013年2月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ルサンチマンは今でも時々本棚から取り出して読み返しています。この本の存在を知ったのは、本田透の「喪男の哲学」。現在持っているのはアマゾンで購入した古本だし、何度も読んで痛んでいるし、新装版の発刊は嬉しい限りだ。
2022年2月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
状態は概ね良好でしたが、カバーに若干ヨレがあったのが残念、
2015年10月27日に日本でレビュー済み
ネットワーク世界を舞台として、人工知能の美少女とのラブコメを描いたSF漫画。仮想現実を扱った作品では、一番面白かった。
よく考えると、リアリティは欠けていると思います。作中で扱われているヴァーチャル・リアリティ機具は、どう考えてもPL法に引っかかりますから。だから設定の矛盾を細かい描写の積み重ねで誤魔化している漫画なのは、確かです。
でも不思議な説得力があって、読んでいる内に引き込まれました。ストーリーも、月子、ムーン、神崎といった、様々な謎の登場人物や設定、そして仮想現実の世界に成立している疑似国家を絡めつつ、テンポ良く展開していきます。そして新しい事実に触れるたびに、ワクワクしました。このワクワク感こそ、SFの醍醐味なんです。
アンリアル世界の設定を説明しているだけのシーンも、読んでいて面白かった。初めてネットに接続するシーンとか、闘技場とか、遊郭とか、新しい場所が現れるたびに、ワクワクしながら読んでいました。
後、これは下巻のエピソードですが、学園編で岬たんを売りつけようとする教頭と校長の会話には、大笑いしました。あそこまで笑ったのは、久しぶりでした。
後、この作品は、エンターティメントとして笑えるように、面白おかしく描かれています。仮想現実と現実世界との対比が、とにかく酷くて笑える。仮想現実ではカッコ良く馬に乗っているのに、現実世界では不細工な男がソファーの背にまたがっているシーンは、大笑いしました。
でも、その根底に流れるテーマは、結構深く、普遍的です。生きることの辛さと救いを求める哀しさ。この切実で深刻な苦悩が、シニカルかつ優しい視点で描かれています。
なによりも、ラインハルト閣下が滅茶苦茶カッコイイです。私にとって、永遠のヒーローです。
よく考えると、リアリティは欠けていると思います。作中で扱われているヴァーチャル・リアリティ機具は、どう考えてもPL法に引っかかりますから。だから設定の矛盾を細かい描写の積み重ねで誤魔化している漫画なのは、確かです。
でも不思議な説得力があって、読んでいる内に引き込まれました。ストーリーも、月子、ムーン、神崎といった、様々な謎の登場人物や設定、そして仮想現実の世界に成立している疑似国家を絡めつつ、テンポ良く展開していきます。そして新しい事実に触れるたびに、ワクワクしました。このワクワク感こそ、SFの醍醐味なんです。
アンリアル世界の設定を説明しているだけのシーンも、読んでいて面白かった。初めてネットに接続するシーンとか、闘技場とか、遊郭とか、新しい場所が現れるたびに、ワクワクしながら読んでいました。
後、これは下巻のエピソードですが、学園編で岬たんを売りつけようとする教頭と校長の会話には、大笑いしました。あそこまで笑ったのは、久しぶりでした。
後、この作品は、エンターティメントとして笑えるように、面白おかしく描かれています。仮想現実と現実世界との対比が、とにかく酷くて笑える。仮想現実ではカッコ良く馬に乗っているのに、現実世界では不細工な男がソファーの背にまたがっているシーンは、大笑いしました。
でも、その根底に流れるテーマは、結構深く、普遍的です。生きることの辛さと救いを求める哀しさ。この切実で深刻な苦悩が、シニカルかつ優しい視点で描かれています。
なによりも、ラインハルト閣下が滅茶苦茶カッコイイです。私にとって、永遠のヒーローです。
2012年11月17日に日本でレビュー済み
かつてチャップリンは「自分の作品で最高傑作はなにか?」と聞かれたら、
かならず「Next One(次の作品だよ)」と答えたそうだ。
また、千代の富士は1000勝を達成した時に、記者に「次の目標は?」と聞かれ、
「1001勝目」と答えたそうだ。
ルサンチマンは花沢健吾のデビュー作にして、最高傑作だ。
花沢先生は、その後ボーイズ・オン・ザ・ラン(完結、全10巻、映画・ドラマ化)や
アイアムアヒーロー(連載中、9巻刊行)などの作品があるが、
どれもこのルサンチマンは超えていない。
2012年現在、ルサンチマンは花沢先生の最高傑作であると断言できる。
ただし、アイアムアヒーローが完結した暁には星六つの大傑作になるかもしれないし、
今後星七つ、八つの作品をどんどんと残してくれる作家だと期待している。
本当は星五つをつけたくない理由はそういうことである。
かならず「Next One(次の作品だよ)」と答えたそうだ。
また、千代の富士は1000勝を達成した時に、記者に「次の目標は?」と聞かれ、
「1001勝目」と答えたそうだ。
ルサンチマンは花沢健吾のデビュー作にして、最高傑作だ。
花沢先生は、その後ボーイズ・オン・ザ・ラン(完結、全10巻、映画・ドラマ化)や
アイアムアヒーロー(連載中、9巻刊行)などの作品があるが、
どれもこのルサンチマンは超えていない。
2012年現在、ルサンチマンは花沢先生の最高傑作であると断言できる。
ただし、アイアムアヒーローが完結した暁には星六つの大傑作になるかもしれないし、
今後星七つ、八つの作品をどんどんと残してくれる作家だと期待している。
本当は星五つをつけたくない理由はそういうことである。
2015年10月4日に日本でレビュー済み
ここ数年間の間に読んだ漫画の中で一番感動いたしました。アニメではジブリ関係が好きで感動していますが最近の漫画はキャラクターが美少年や美少女ばかりで内容も軽いものばかりでそれほど読みたい漫画はありませんでした。しかしこの花澤健吾先生の漫画はモテない男が主役で生活風景や会社での色んな出来事がリアルでとても親近感もてました。また月子と長尾ねいさんの主役のブサイク男を取り合いするとこなどとても良かったです。一番感動したのはやはり最後のシーンでした。長尾ねいさんの優しさが主役のたくろうへ届けられた瞬間でした。たくろうと長尾ねいさんが結婚してないのは残念でしたがそこらへんの映画よりとても素晴らしいし感動しました。続きが読みたいです。花澤健吾先生ありがとう。
2020年4月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日常にありそうな雰囲気の中で実際にはありえない話。
結構面白いです。
結構面白いです。